耐震シェルターのメリットと費用

地震大国といわれる日本では、昔から地震の被害が報告されています。
地震自体も大きな損害を与えますが、特に地震による家屋倒壊などの二次災害も深刻な影響を与えます。
平成7年度の「警察白書」によると阪神淡路大震災では、死者の88%が家屋、家具の倒壊による圧迫死と見られています。
これらの地震の被害は過去の話ではなく、昨今では南海トラフ地震や首都直下型地震が懸念されています。
日本にいる以上、今後も大きな地震は避けて通れないと予想されます。
地震による家屋倒壊の被害は建物の耐震をしっかりすることで防ぐことができます。
地震の被害は他人事ではありません。
自分自身や家族の為にも家の耐震構造を確認して、地震の為に備えることが大切です。

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耐震化の流れと耐震簡易チェック

それでは実際に耐震化はどのように進めていくのでしょうか。
耐震化の流れは、まず専門家に家の耐震度を詳細にチェックしてもらい、
耐震性が基準に満たない箇所を補強する、という形になります。
まずは家の耐震度がどの程度か確認してみましょう。
実際に専門家を呼んで調査をする前に、簡易的にチェックをすることができます。
日本建築防災協会のHPで簡易用チェック問題を公開しているので、
こちらで確認してみましょう。

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耐震に対する補助制度

自治体によっては、家の耐震に対し補助金を受けられるところがあります。
具体的には、
・専門家による耐震診断
・耐震工事

上記の二点に対して補助金の対象にするところが多いです。
対象条件や、補助内容は自治体によって異なりますが、
例えば東京都千代田区を例に挙げると、
・耐震診断 10万円(S56.5.31以前に建築された木造住宅で当該住宅に住んでいること)
・耐震工事 100万円(S56.5.31以前に建築された木造住宅で当該住宅に住んでいること)
となります。
※H27.4時点
補助内容は自治体によって異なりますので、詳しく知りたい場合は各自治体に確認してみましょう。

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耐震シェルターという選択肢

耐震を検討する場合、まず気になってくるのが値段の高さではないでしょうか。
通常の場合、耐震工事は一か所だけに施すのではなく、寝室と居間の壁の補強と、屋根の軽量化と、基礎補強と・・などいくつかの方法を重ねて補強していきます。
そのため最終的には値段が高くついてしまうということもあると思います。
経済的理由で耐震工事費用を出すのは難しい、でも安全・安心は捨てがたい・・
このような場合に選択肢に上がってくるのが耐震シェルターです。
耐震シェルターは、既存の家屋の中に設置するシェルターです。
部屋タイプとベットタイプの二種類があります。
たとえ地震で家屋が倒壊しても、シェルターに囲まれた一定の空間を守ることができます。
費用が気になる場合は耐震シェルターも検討してみてはいかがでしょうか。

耐震シェルターのメリットとデメリット

耐震シェルターのメリット、デメリットはどのようなものがあるでしょうか。

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【メリット】
・費用が比較的抑えられる
・引っ越す必要がなく在宅工事が可能
・通常の耐震工事に比べて工事期間が短い(1,2週間)
・次の建て替え時にリサイクルできる
・土砂災害時や地盤液状化の際も守ってくれるタイプもある

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【デメリット】
・家全体ではなく、特定の部屋や場所に対してとなる為効果は限定的
・風通しが悪くなったり、元々ある窓が使えなくなる場合もある
・人によっては圧迫感、閉塞感を感じる場合もある

耐震シェルターにはメリットも多いですが、デメリットも存在します。
納得できるようにメリット、デメリットをよく検討することが大切です。

耐震シェルターの種類

耐震シェルターには主にベット型と部屋型があります。
またテーブル型、押入れ型、クローゼット型等の種類も存在し、用途に合わせて選べるようになっています。
ご家庭の状況に合わせて選択すると良いでしょう。
ここではテーブル型、部屋型のシェルターについてみていきたいと思います。

【ベット型耐震シェルター】

ウッド・ラック(WOOD-LUCK) 詳しくはこちら

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45万円(搬入設置費用 別途約5万円
・耐圧加重 65トン
・通常のベットの他に介護用ベット有
・既存の環境に合わせて寸法を変更できます
・設置組立におよそ2時間
・国産の良質なひのき材を使用

防災ベッド フレーム・ベッド一体型 詳しくはこちら

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20万円(介護用フレームの場合は30万円
・鋼鉄製のフレームをベットの上に取り付け
・短時間での設置が可能
・3階以上の部屋には設置できない

安心防災ベッド枠A 詳しくはこちら

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・設置費用34万円(別途搬入設置費用等12.4万円
・耐荷重 25トン
・設置に要する時間は半日程
・鋼鉄製のフレームでベットを覆う
・枠内に介護ベットの設置も可能

【部屋型耐震シェルター】

耐震TBシェルター「鋼耐震」 詳しくはこちら

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143万円より(3帖タイプ内装仕上げ込み)
・耐荷重 100トン以上
・鉄骨部材を組み込んで一部屋を丸ごと補強
・施工は暮らしながら約20日間

木質耐震シェルター 詳しくはこちら

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25万円
・設置工事2日間
・実際の建物倒壊実験で性能を確認
・既存の建物に大きく手を加えることなく設置が可能
・シングルベッドが2台設置できる広さ

木造軸組耐震シェルター「剛建」 詳しくはこちら

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38万円
・ベッド2台入れても余裕の広さ
・設置は1日で完了
・バリアフリー組立
・シェルターが軽いので家に負担がかからない

耐震シェルターに対する補助制度

耐震工事だけではなく、耐震シェルターに対しても補助金を受けることができます。
自治体ごとに、条件や金額が異なりますが、当てはまる場合は補助を受けることができます。
例えば東京都を例に挙げると
・耐震シェルター助成 30万円 豊島区(S56.5.31以前に建築された木造住宅)
・高齢者防災ベット設置助成 27万円 江東区(S56.5.31以前に建築された木造平屋、2階建ての戸建て、併用住宅、長屋、共同住宅)
となっています。
※H27.4時点
条件や金額は自治体によって異なります。
まずは各自治体に確認してみましょう。

最後に

耐震シェルターについてみてきましたが、限られたスペースである分費用が抑えられているのが特徴的でした。
また自治体の助成金を受けられることもあるので、耐震工事は経済的事情で難しい、という場合でも、耐震シェルターは検討しやすいのではないでしょうか。
日本に住んでいる以上、今後も地震と付き合っていくことになると思われます。
もしもの時の為にも対策は万全にして、安心して毎日を送りたいですね。

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