ホームジムのメリット・デメリット|運動不足解消に理想的なホームジムとは
空前の筋トレブームで、スポーツジムなどのトレーニング施設が新設されトレーニングの内容も多種多様になってきています。昔は、本格的な筋トレと言えばスポーツジムに通うイメージでしたが、近年では手軽にご自宅に導入できるホームジムも人気です。この記事で詳細を説明していきますが、まずはこの記事で紹介している内容の結論を簡単に記載します。
POINT この記事のポイント
・ホームジムのメリットは、「思い立ったらトレーニングができる」「月々の費用がかからない」「順番待ちをしなくてよい」「周囲の目を気にせず集中できる」など
・ホームジムのデメリットは、「初期費用がかかる」「モチベーションを自分であげなければいけない」「指導してくれる人がいない」「騒音対策が必要」など
・ホームジムの設置にかかる費用は、およそ10万円程度
1-1. 思い立ったらトレーニングができる
ホームジムを設置する最大のメリットといえば、いつでも好きな時にトレーニングができる点にあります。スポーツジムがご自宅の目の前にある、という立地にお住まいの方は多くはないでしょう。近くにない場合は、数駅離れた場所や車で通わなければいけないこともあります。
さらにスポーツジムに行くためには、着替えて「トレーニングウェア・タオル・飲み物・お風呂セット・室内スポーツシューズ」などを持って行く必要があり、それが毎回となると負担になってきます。
個人ロッカーを契約すれば少しは荷物が減りますが、それでも着替えて使用済みのトレーニングウェアを持ち帰らなくてはいけませんよね。なにより、個人ロッカーは使用料がかかります。
こういった手間を考えると、途端にスポーツジム通いが面倒になり足が遠のいてしまうものです。その点、ホームジムがあれば思い立ったらすぐにトレーニングができるので、スポーツジム通いの最大の敵である「面倒臭い」がなくなります!
2. 月々の費用がかからない
スポーツジムの月額使用料は一般的に0.7万円~1.5万円程度です。年間8.4万円~18万円かかる計算になりますね。人気のクロスフィットトレーナーのジムの場合だと、月額3万円以上もかかります。もちろんその料金に見合った効果があるのですが、なかなか通い続けられる金額ではありません。
その点、ホームジムは初期費用がかかりますが安く抑えれば10万円未満から設置可能です。一年間で元が取れますね。
クロスフィットとは?
クロスフィットとは『日常生活で繰り返し行う動作』である「歩く・走る・起き上がる・拾う・持ち上げる・押す・引く・跳ぶ」などの動作をベースにトレーニングすることで基礎体力をアップさせるトレーニングのことを言います。
3. 順番待ちをしなくてよい
スポーツジムは夜や休日は利用者も増え、人気のトレーニングマシンは順番待ちをしなければならないこともありストレスになります。ホームジムは自分だけの空間ですので、順番待ちの必要がありません。
4. 周囲の目を気にせず集中できる
周囲の目はお互いに切磋琢磨できて刺激になる反面、順番待ちをされている状況だとトレーニングにも集中できませんよね。ご自分のペースでトレーニングができるホームジムは、周りの視線を気にすることなく集中して取り組めます。集中力が高まることで怪我のリスクも減ります。
5. 終了後、すぐにシャワーができる
ホームジムはトレーニング後すぐにプロテインを飲みにキッチンへ行き、トレーニングウェアのまま浴室へ行ってシャワーを浴び、脱いだ服はそのまますぐに洗濯ができます。
重いプロテインを持って行くこともなく、汗だくのトレーニングウェアを持ち帰ることもなく、汗の匂いや雑菌を繁殖させることもなく洗濯ができればとても効率が良いですね。
ホームジムのデメリット
では次にホームジムのデメリットを見てみましょう。
1. 初期費用がかかる
ホームジムは設置費用がかかる点がデメリットです。トレーニングマシンはどんな種類の器材を取り入れるかにもよりますが、安く抑えようと思えば10万円未満で揃えることが可能です。
トレーニングマシンを設置する際は、安全性と騒音対策のために床にゴムマットを敷く必要がありますし、床の強度が足りない場合は強度アップのためのリフォームも必要になります。
100kg以上のベンチプレスを設置したい場合は、床の強度を必ず業者に確認してもらい、必要に応じて補強工事をしてもらいましょう。
2. モチベーションを自分であげなければいけない
スポーツジムは一緒にトレーニングができる仲間がいることがメリットでもあります。一生懸命頑張っている人を見ると、自身のモチベーションアップにつながることもありますよね。
ホームジムは基本的に一人でのトレーニングになるため、自分で奮い立たせてトレーニングを続けなければいけません。意外とモチベーションが続かず挫折する人もいます。
トレーニング仲間を招待して一緒に行なったり、お気に入りの音楽や映像を流してテンションをあげる工夫をすることもおすすめですよ!
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3. 指導してくれる人がいない
トレーニングをしていると、ついつい自分の体の癖が出てしまい正しいフォームで行えないこともあります。スポーツジムだとトレーナーがいるので指導してもらえますが、ホームジムは自分で正していかなくてはいけません。
また、ホームジムには大きめの鏡を取り付けて姿勢やフォームの確認を丁寧に行うことが大切です。
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4. 騒音対策が必要
大型で重量のあるトレーニングマシンは、ご近所さんへの騒音につながることもあります。ご迷惑にならないよう大きな音がするトレーニングマシンは使用時間帯に配慮すると共に、防音効果のあるゴムマットも設置しておきましょう。
トレーニングマシンの転倒防止や床の傷防止にも役立ちます。
出典:ジョイントマット|ファイティングロード
商品価格:5,037円
ホームジムのメリット・デメリットまとめ
筆者も過去に二度ほどスポーツジム通いが面倒になり挫折した経験がありますが、現在は自宅から徒歩5分の距離にあるスポーツジムを見つけて通うことができています。それでも真夏や真冬は外出が億劫になって行くのをやめてしまうことがあるので、自宅にホームジムがあればいいなぁと思います。
体力アップや筋トレは、日々の積み重ねが結果としてご自身の体に現れてきます。結果が見えることが快感になり筋トレを続けた先には健康な肉体を手に入れることができるのです。ぜひ、ホームジムをご検討して健康で美しい体作りを行ってみませんか?
関連記事:【ホームジムの設置費用はいくら】注意点や人気アイテムを解説
ホームジム設置費用を一括見積り!
ホームジム設置費用の見積もりを依頼する際は、一括見積りが便利です。依頼内容を入力すると業者から連絡が来て、訪問見積りや電話見積もりをしてもらえます。トレーニングマシンは重量のあるものが多いので、安全のためにも床や天井の強度は事前にしっかり調査してもらいましょう。
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)
大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。
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