カーテンレールの種類や取り付け時の注意点を徹底解説!
カーテンは、外から家の中が見えないようにするだけでなく、日射しを遮ったり、音を軽減したり、日常生活の質をあげるために欠かせないアイテムです。今回は、カーテンレールの種類や取り付け時の注意点について調べました。まずはこの記事のポイントを以下にまとめました。
POINT この記事のポイント
・カーテンレールには機能カーテンレールと装飾カーテンレールがある
・カーテンレール取り付け時には下地の強度を十分に確認することが大切
・カーテンレールの長さと高さにはそれぞれベストば長さがある
目次 [ 非表示 ]
カーテンレールとは?
カーテンレールとは、カーテンを吊って機能させるために用いる器具のことです。
●基盤となるレール(ランナーがリング状ならばポールという)
●レールを固定するためのブランケット
●カーテンを移動させるためのランナー
●ランナーに取り付けてカーテンとつなぐためのフック
●ランナーをレールから脱線しないようにするためのストップ
で成り立っています。
カーテンレールの種類
1. 機能カーテンレール
カーテンを開閉するための機能を重視したカーテンレールです。アルミや樹脂製など金属製のものが多く、目立たないようデザインはシンプルです。低価格で手に入るため、賃貸マンションや分譲マンションなどの備え付けカーテンレールとして多く用いられています。
天井に直付けするタイプや壁付け(横付け)タイプ、両方に対応できるタイプなどがあります。また、レールが1本のシングルタイプと、2本のダブルタイプがあります。
2. 装飾カーテンレール
デザイン性を重視し、部屋のインテリアとして見せるための高級感のあるカーテンレールです。インテリアに合わせることができるよう、木や金属など様々な材質で作られています。海外製のものもたくさんあります。
最も取り入れやすい装飾カーテンレールは「木製タイプ」のものですが、フローリングや家具の色調と合わせることでインテリアに統一性が出ます。また、真鍮や鉄などの個性的なカーテンレールを取り入れる際は、その部屋のトータルコーディネートをよく考えましょう。
カーテンレール取り付けの注意点
カーテンレール取り付けの際に最も注意する点は、重量に耐えられる下地であることです。カーテンレール自体にも重さがありますし、カーテンも素材によってはとても重くなることがあります。頑丈な下地に取り付けないと、重さで落下することもあり大変危険です。
まずは、下地の強度を十分に確認することが大切です。下地探しの工具は、1,000円程度~で売っていますので、これを使うと簡単に下地を探すことができます。もし、DIYでカーテンレールを取り付けようと思っている方は、この下地探しを使うことをお勧めします。
壁に刺すと、下地のない所には手応えなく針が入り、下地のある所では下地に当たり針が入らない、という仕組みで壁厚の目安が分かるようになっています。
カーテンレールの長さ
カーテンレールの長さは、窓枠外寸+左右それぞれ10~15cmがベストです。
●機能性カーテンレール・・・窓枠外寸+左右それぞれ10cm
●装飾カーテンレール・・・窓枠外寸+左右それぞれ15cm
カーテンレールの高さ
カーテンレールを取り付ける高さは、窓枠上端から10~12cm持ち上げます。
●機能性カーテンレール・・・窓枠上端+上に10cm
●装飾カーテンレール・・・窓枠上端+上に12cm
窓枠よりカーテンを大きく覆うことで、カーテンを美しく見せることはもちろん、窓を大きく、天井を高く見せることができ、カーテン開閉時の光漏れ防止にも効果的です。
まとめ
カーテンレールを取り付けるには、まずは下地の強度を調べることが大切です。続いて、カーテンの機能性を高めるために取り付け位置を測る必要もあります。高所での作業ですし、DIY慣れしていないと、なかなか大変な作業ですので、業者さんに依頼することもご検討されてはいかがでしょうか?
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)
大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。
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