防音対策の効果的な方法は?防音対策にかかる費用は?

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防音対策について、お悩みの方はとても多いようです。特にマンションなどの集合住宅においては、防音対策に関心のある方の割合は高くなります。

防音対策の種類

防音対策には大きく2通りあります。

・自分の家の音を、外に出さないようにする防音対策
・まわりの音を、自分の家に入れないようにするための防音対策

どの音を、どこに対して防音したいのかを冷静に判断して、最適な防音対策を選ぶ必要があります。

音の経路に対する防音対策の種類

音の経路に対する防音対策は大きく3通りあります。

・窓からの音の防音対策
・床からの音の防音対策 (マンションに多い)
・壁からの音の防音対策 (マンションに多い)

防音対策の前に、騒音とはどんなもの?

住宅地での維持されることが望ましい音の基準は55デシベル以下、夜間の騒音は45デシベル以下となります。
日常の生活の中での音の大きさは以下となります。

日常生活での騒音の大きさ

洗濯機約64~72デシベル
掃除機約60~76デシベル
ピアノ約80~90デシベル
犬の鳴き声約90~100デシベル
子供のかけ足約50~66デシベル

騒音レベルの目安

110デシベル自動車の警笛
100デシベルプロのピアノ、電車が通過するときのガード下
90デシベル騒々しい工場の中、犬の鳴き声、大声による独唱、カラオケ
80デシベル普通のピアノ、せみの声、赤子の泣き声、電車地下鉄の車内
70デシベルステレオ、電話のベル、騒々しい事務所の中、騒々しい街頭、鈴虫の音色
60デシベル普通の会話、静かな乗車用車車内、平均的な事務所内、電気ひげ剃り
50デシベル静かな事務所、扇風機、クーラー(室外、始動時)
40デシベル図書館、クーラー吹き出し音、市内の深夜、静かな住宅地の昼
30デシベル郊外の深夜、板の間の足音、ささやき声
20デシベル木の葉のふれあう音、置き時計の秒針の音さい

窓の防音対策

外から入ってくる騒音には、車の音、人のしゃべり声などがあります。外からの音は、空気を媒体として伝わる空気電波音といい、窓などの開口部などから入ってきます。
一般的な住宅の外壁は120〜200mmあるのに比べ、窓ガラス部分が最も薄く、1枚ガラスの場合5mm程度しかありません。また、サッシの隙間からの音の出入りもあります。つまり、音は窓から進入しやすいため、窓の防音対策はとても重要です。

窓の防音対策にはどのようなものがあるのでしょうか?

窓の防音対策「防音ガラス」

防音ガラスは騒音によって起こる振動を熱に置き換え、音の波を消滅させる原理を用いたもので、2枚以上のガラスで特殊中間膜を挟みこんだ合わせガラスです。
価格をガラス屋さんに問い合わせてみると、防音ガラス本体や施工費などを含め、一般的な一間掃き出し窓(幅170cm(幅80cm×2枚)×高さ180cm)で10万円前後〜となっています。
もちろん、ガラスにより価格は異なるためご近所のガラス屋さんなどにお問い合わせください。

窓の防音対策「二重サッシ」

現在ある窓の内側にもう一枚窓をつけて、二重サッシにする方法です。非常に防音効果が高く、高い断熱効果も期待できます。
価格を問い合わせると、一般的な一間掃き出し窓(幅170cm(幅80cm×2枚)×高さ180cm)でサッシ代とガラス代、施工費で通常10万円前後とのことでした。新設する内側のサッシに使用するガラスを防音ガラスにする場合はもう少し値段は高くなるとのことです。

窓の防音対策「遮音カーテン」

窓に遮音性のあるカーテンをつけるもので、手軽にできる防音対策です。遮音カーテンは、生地または裏面に特殊加工を施したものや生地に樹脂コーティングしたものなどがあります。
価格を調べてみると、一般的な一間掃き出し窓(幅170cm×高さ180cm)で既製品で1万5千円前後〜、オーダー品でメーカー希望小売価格で5万円〜10万円位でした。オーダー品の場合、販売店さんでは平均3割引きで販売されている所が多いようです。
もちろん、条件などにより販売価格は変わります。
ご近所の内装屋さんやカーテン屋さんにお問合せください。

壁の防音対策

壁は厚みがあるため、壁からの音の進入は比較的に少ないです。壁自体からの音の進入よりも、換気口や換気扇などの開口部からの方が音の進入は多いでしょう。

壁の防音対策にはどのようなものがあるのでしょうか?

壁の防音対策「防音下地材」

防湿遮音シート、遮音下地パネルなどを使って壁の防音対策を行います。壁自体にリフォームが必要となりますので、手軽な防音対策ではありません。

壁の防音対策「防音換気口」

壁には換気口などの開口部があります。換気口の防音対策として防音効果のある換気口に交換します。

床の防音対策

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床の防音対策は、子供の飛び跳ねる音や歩行音などを階下に響かないようにする場合が多いです。窓や壁の防音対策の場合とは違い、自宅の音を外に出さないという需要が高いのが床の防音対策です。

床の騒音の種類

床の騒音には二種類あります。
・重量床衝撃音(LH):子供高いところから飛び降りたり、走り回る「ドンドン」という音
・軽量床衝撃音(LL):スリッパでの歩行音や床を軽く叩く「コツコツ」という音
重量床衝撃音の防音対策は、床の構造自体をリフォームしなくてはならず、マンションの場合では難しいでしょう。
軽量床衝撃音は、比較的手軽な防音対策で軽減することができます。

床の防音対策「防音カーペット」

床の上に、さらにカーペットやジュータン、コルクなどのクッション性のある敷物を敷きます。床の一部に敷くより、床全体に敷き詰めた方が効果がアップします。遮音性を高めた「防音カーペット」にはLL-30、LL-40の遮音性能のものもあります。
オーダー防音カーペットのメーカー希望小売価格は平米4千円〜1万5千円で値段に幅があります。オーダー品の場合、販売店さんでは平均3割引きで販売されている所が多いようです。本体代以外にオーバーロック加工(カットした縁をミシンで加工)代が約m/500円ほどかかります。

例:平米5千円のオーダー防音カーペットの江戸間6畳(261cm×352cm)
生地代 9.19平米 × 5,000円 = 49,550円
ロック加工代 12.3m × 500円 = 6,150円
小計 55,700円

既製品の防音カーペットはオーダー品に比べて安く、江戸間6畳(261cm×352cm)の場合で、実売価格で2万円前後〜であります。

床の防音対策「遮音フローリング」

フローリングには遮音性を高めたタイプがあります。普通品でLL-60程度、遮音タイプではLL-45〜LL-55程度の遮音性能があります。
遮音フローリングの製品代のみで、江戸間6畳(261cm×352cm)の場合で10万円以上はします。製品代以外に施工費や廃材処理費などがかかります。
遮音フローリングへのリフォーム費用は、現状の床がフローリングかカーペットかなどにより異なります。
近所のリフォーム業者さんへお問合せしてみてください。

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※「LLとは?」軽量床衝撃音の遮音性能を示すもので、LLの後の数字が小さい方が遮音性能が高い。

LL(軽量床衝撃音)の遮音性能

遮音等級人の走り回り、飛び跳ねなどイスの移動音・物の落下音など生活実感・プライバシーの確保
LL-30通常ではまず聞こえない聞こえない上階の気配を感じない
LL-35ほとんど聞こえない通常ではまず聞こえない上階の気配を感じる事がある
LL-40かすかに聞こえるが
遠くから聞こえる感じ
ほとんど聞こえない上階で物音がかすかにする程度
気配は感じるが気にならない
LL-45聞こえるが意識することは
あまりない
小さく聞こえる上階の生活が多少意識される程度
大きな動きはわかる
LL-50小さく聞こえる聞こえる上階の生活が多識される
歩行などがわかる
LL-60聞こえる発生音が気になる上階の生活行為がある程度わかる
スリッパ歩行が聞こえる
LL-65よく聞こえる発生音がかなり気になる上階の生活行為がよくわかる
LL-70うるさいかなりうるさい人の位置がわかる
大変うるさい

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