在宅ワークに適した書斎のインテリアのポイントとは|施工費用も徹底解説

在宅ワークに適した書斎のインテリアのポイントとは|施工費用も徹底解説

在宅ワークという働き方が増えつつありますが、ご自宅に仕事をするために書斎を設けておくと仕事がはかどります。この記事で詳細を説明していきますが、まずはこの記事で紹介している内容の結論を簡単に記載します。

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POINT この記事のポイント

・仕事場としての書斎で大切なポイントは、「一人になれる空間にする」「視界はシンプルにする」「自分に合う音環境を考える」の3つ
・書斎リフォームにかかる費用は、およそ6万円〜10万
・仕事をする書斎には集中力を高める「昼光色」が適している

仕事場としての書斎で大切な3つのポイント

在宅勤務・在宅ワーク・リモートワーク・テレワークなど、呼び方はいくつかありますが、国を挙げての「働き方改革」の取り組みもあり自宅で仕事をされる方が増えています。自宅で仕事をしていると、家族や子供が気になったり合間に家事をしてしまったり、ついつい掃除を始めてしまったり意外と集中するのが難しいものです。

仕事場としての書斎は、下記の3つの「集中力を高める環境づくり」がポイントです。

1. 一人になれる空間であること
2. 視界はシンプルに
3. ご自分に合った音環境であること

1-1. 個室か間仕切りをして一人の空間を設ける

仕事をしている空間に家族がいるとつい気が散ってしまいます。他の部屋と区切られた書斎が最もおすすめですが、予算やスペースに余裕がない場合はアコーディオンカーテンを利用したり、市販の本棚を間仕切り壁代わりにして空間を分けるだけでも集中力が高まります。

費用目安は広さやリフォーム内容によって異なりますので、過去に家仲間コムに寄せられた見積もり事例をご紹介します。

書斎リフォームの一例 過去の見積もり事例
アコーディオンカーテンで間仕切り 6.2万円
間仕切り壁の設置 8.6万円
間仕切り壁と引き戸の設置 15万円
壁面に本棚を新設 10万円

(※6~8帖の書斎の費用目安)

1-2. 視界はシンプルに

家の中にある生活感溢れる雑然とした物が視界に入ると、それだけでも集中力が切れてしまいます。視界はできるだけシンプルである状態を作りましょう。

・デスクは壁に向かって置く
・本棚がある場合は背後に置く
・壁際に窓がある場合は外の景色が見えないようブラインドやロールスクリーンを設置する


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1-3. ご自分に合った音環境であること

仕事をしやすい音環境には個人差があります。例えばラジオや音楽などのBGMがあった方が仕事がはかどる人と、図書館のように静かな環境のほうがはかどる人がいます。筆者も自宅で仕事をすることがありますが、その場合下記のどちらかの音環境であることが多いです。

1. 小さなボリュームで音楽をかける
(日本語は歌詞を聞いてしまうので外国人か環境音楽)
2. 屋外の音が聞えないようヘッドホンをする(音楽は聴かない)


動画作成や音楽関係などに携わる仕事の場合は、書斎に防音対策をしておくほうが良いでしょう。防音リフォームの費用は高額になり100万円ほどかかる場合もあります。(組み立て式防音室3帖の場合)

2. 仕事場としての書斎インテリアの注意点

2-1. 目が疲れない照明を

仕事場としての書斎インテリアで注意する点として「照明」が重要です。照明に使われる電球には種類があり、仕事をする書斎には集中力を高める「昼光色」が適しています。LED電球だと3,000円ほどしますが、電球交換が約10年間不要なので長い目で見るとコストと手間がかかりません。

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書斎全体を照らすシーリングライトと手元を照らすスタンドライトを併用すると、目への負担を軽減できます。

2-2. 体への負担が軽減される椅子

デスクワークをする際はぜひ椅子にこだわってください。長時間座る椅子は、素材や質によって体への負担が大きく変わります。

ちなみに、筆者宅はカリモクのソファなので同じメーカーの下記のデスクチェアが欲しいなと思っていますが高いので今のところまだ検討中です。高くても良質な椅子を使用したほうが良いと腰痛持ちの在宅ワーカーにオススメされています。

2-3. コンセント増設でタコ足配線を防止

パソコン機器は多くのコンセントを必要としますので、タコ足配線を防止するためにも書斎のデスク周りにはLANコンセント(マルチメディアコンセント)を増設しておくのがおすすめです。コンセント増設の費用目安は1.5万円~3万円です。

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利用会員数260,000人、登録リフォーム会社数1,400社を超える日本最大級のリフォームマッチングサイト「家仲間コム」を運営するリフォーム専門家集団の編集部が、一般的なリフォームの情報を纏めた簡易的な記事ではなく、実際の見積情報や価格相場に基づいた読者に役立つ、価値ある情報をお届けしています。

執筆者プロフィール
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。