ベランダ水栓のメリット・デメリットとは|施工事例と費用を紹介

サムネイル「ベランダ水栓のメリット・デメリットとは|施工事例と費用を紹介」

ベランダに水栓があると、ベランダ床や窓の掃除が格段にしやすくなり大変便利です。ベランダ水栓は不要だと思われる方もいらっしゃるのですが、ないと困ることも多く、後付けしたいというご要望も寄せられています。この記事で詳細を説明していきますが、まずはこの記事で紹介している内容の結論を簡単に記載します。

匿名・無料の一括見積もり

POINT この記事のポイント

・ベランダ水栓のメリットは、「ベランダの床や窓掃除に使う」「ベランダの植木に水をあげやすい」「ベランダアウトドアを楽しむ場合にあると便利」など
・ベランダ水栓のデメリットは、「水栓の取り付け費用がかかる」「水漏れのリスクがある」など
・ベランダ水栓の取り付けにかかる費用は、およそ3万円~20万円

監修者コメント
監修者画像

水栓をつけるなら、必ず排水も確保しよう

バルコニーで水道が使えたら、植物への水やりなども便利ですよね。しかし水道の蛇口を設けたら、その下には必ず排水口も設置するようにしましょう。 バルコニーはしっかりと防水がなされているので、水を流しっぱなしにしても大丈夫と思われるかもしれません。しかし防水層に傷があったり、劣化してひび割れが生じたりしていた場合、水が漏れて内部の構造材を傷めてしまいます。 家を長持ちさせる秘訣は、「できるだけ濡らさない」ことです。水回りには、気をつけてみて下さいね。

監修者:高橋 みちる(一級建築士)

ベランダ水栓のメリット・デメリット

ベランダ水栓のメリット・デメリット

ベランダに水栓を取り付けたほうがいいのか?不要なのか?ベランダ水栓のメリット・デメリットを見て判断してはいかがでしょうか?

ベランダ水栓のメリット

ベランダ水栓のメリットは主に上記の3点です。

1. ベランダの床や窓掃除に使う

ベランダは、屋根があっても風雨によって砂やほこりが運ばれてくるのでどうしても汚れてしまいます。特に道路が近くにあるとあっという間に排気ガスによって黒く汚れてきますので、家を長持ちさせるためにもベランダの掃除は大切です。

ベランダの床が汚れるということは、ベランダに面している窓や手すりなども同様に汚れているということですので、窓や手すり掃除のことも考えておかなければいけません。

ベランダに水栓は不要とお考えの方もいらっしゃいますが、そういった方の主な対処法と考えられる不便さを一覧にまとめました。水栓の後付けをご依頼される方は下記のような不便を感じている方もおられるようです。

水栓不要な方のよくある対処法 考えられる不便さ
ベランダはほうきで掃くだけでよい ・黒ずみは水を使ってブラシでこすり洗いしないと取れない
窓や手すりは雑巾で掃除 ・雑巾を洗って拭いて、という作業が室内の洗面所から何往復も必要
・水の入った重いバケツを持って室内を通りベランダまで運ぶ労力が必要
掃除用のウェットシートで掃除 ・何枚も必要なのでコストがかかる
そもそもほとんど掃除をしない ・ベランダにたまったほこりが給気口を通って室内へ入るリスクがある
・室内の換気口や壁紙クロスが汚れる

新築時にベランダ水栓を取り付けるか迷われる方も多いですが、なんといっても手軽にベランダ掃除に取り掛かりやすいので、住宅を長く維持するためのメンテナンスがしやすくなり、大変便利な設備です。

また、ベランダには鳩などの鳥が寄ってくるので時々糞をされてしまうことがあります。糞は酸性なので、早く取り除かないと錆びたり変色の原因となります。

そんな時もベランダに水栓があると、水を流しながらブラシでこすって落とすこともできるので素早い対応ができます。

関連記事:ベランダの鳩よけ対策はプロによる清掃&鳩よけネットが費用対効果あり

2. ベランダの植木に水をあげやすい

スティックタイプの散水ノズル|タカギ
出典:スティックタイプの散水ノズル|タカギ

ベランダにお花を飾ったりベランダ菜園などをしている方は水を毎日使います。1階の庭などに設置した立水栓から長いホースをつないで2階ベランダまで伸ばし水やりを行う方法もありますが、毎日の手間が大変ですよね。ベランダ水栓があれば水やり用の散水ノズルを取り付けておくだけで、毎日の水やりがとても楽になります。

土を触って手が汚れた場合でもすぐに手洗いもできますね。(土が流れないよう排水口には目の細かいネットを取り付けると安心です。)

3. ベランダアウトドアを楽しむ場合にあると便利

ベランダにウッドデッキを敷いたり、ベランダでBBQやカフェタイムを楽しまれる方も増えています。

関連記事:ベランダ改造してテイクアウトを楽しもう!増税後のおうちライフアイデアと注意点

ベランダで飲食をすると手やテーブルや床などが汚れることも増えますが、ベランダに水栓があるとさっと洗うことができるので汚れが落としやすくて便利です。

ベランダ水栓のデメリット

ベランダ水栓のデメリットは主に以下の2点です。

1. 水栓の取り付け費用がかかる

ベランダに水栓を取り付けるには設置費用がかかります。

水栓設置の方法 費用目安
新築(外壁内に配管) 5万円~20万円
新築(外壁外に配管) 3万円~7万円
後付け(外壁外に配管) 3万円~15万円

監修者コメント
監修者画像

ベランダからの雨漏りに注意

ベランダは雨が直接かかる場所なので、建物にとっては屋根の役割を果たしています。ベランダの直下にある構造体が水に濡れないよう、防水層によってしっかりと守られているんですね。 防水材は通常20~30年程度で寿命を迎えてしまうので、外壁塗装などのタイミングに合わせ、一緒にメンテナンスを行う必要があります。 外壁塗装はちゃんと行っていても、ベランダ防水のメンテンスを忘れている方は意外に多くいらっしゃいます。家を長持ちさせるためにも、ぜひしっかりとメンテナンスしてあげてくださいね。

監修者:高橋 みちる(一級建築士)

1-1. ベランダ水栓を新築時に設置する場合

ベランダ水栓を新築時に設置する場合は下記の2種類の施工方法があります。

・建物の内部配管に水道をひく
・建物の外壁に配管を設置して水道をひく


費用を抑えるには外壁に配管を設置する方が安くなりますが、建物の外観の見栄えが良くないので化粧配管を採用したほうがよいでしょう。

1-2. ベランダ水栓を後付けで設置する場合

ベランダ水栓は後付けすることもできますが、建物の内部に配管を通す工事は大がかりになり費用も高くなるので、一般的には庭などの立水栓から水道をひく施工になります。

関連記事:立水栓を取り付けたい!気になる工事費は?

DIYでベランダに水栓を後付けする場合は、配管のビス留めをしっかり行うことと防水処理をしておくことが重要です。水漏れ事故や配管のずれ・破損などは主に施工不良が原因となることが多いからです。あまり慣れていない方や不安な場合は、あとあとの修理費用や手間を考えると専門業者に依頼するほうが安心です。

2. 水漏れのリスクがある

ベランダに水栓があると「水漏れのリスクが高いのでは?」と不安になるお声もありますが、水栓は基本的にどの場所であっても水漏れのリスクはあります。

キッチン・トイレ・洗面所・洗濯機用の水栓・浴室などなど、ベランダ水栓が際立って水漏れリスクが高いわけではありませんし、使用頻度の高さを考えると、キッチン・トイレ・浴室などのほうが水漏れリスクは高いと言えます。どの場所も建物の内部に配管があるため、漏水や階下への水漏れ・内部腐食などは想定されます。

水栓の水漏れをできるだけ回避するためには、取り付け施工と防水処理をきっちり行い、定期メンテナンスで部品の緩みや劣化を早期発見して修理しておくことです。

関連記事:ベランダ防水工事・補修/こんな症状が起きていませんか?

マンションのベランダに水栓を後付けできる?

マンションのベランダには残念ながら水栓を後付けすることはできません。マンションは、分譲であってもベランダは共用部分になり、管理規約によってリフォームが禁止されています。

関連記事:マンションの玄関ドアをリフォームする方法や費用目安

最近の新築マンションのベランダにはほとんど水栓が設置されていますが、中古マンションなどを購入される場合は水栓の有無をご確認ください。

関連記事:中古マンション購入時に見ておくべき築年数別の注意点【経験談から解説】

家仲間コムのベランダ水栓の工事事例

立水栓交換【1.5万円】

【施工前】

【施工後】

施工箇所:庭
築年数 :17年
施工業者:住MILE

「立水栓をオシャレにしたい」との依頼でした。部材は、ご指定のものがあったため支給品にて対応しました。簡易立水栓から、レンガ調のおしゃれな立水栓に生まれ変わった事例です。

関連記事:立水栓交換

水栓柱の設置【2.64万円】

【施工前】

【施工後】

施工箇所:玄関脇
築年数 :10年
施工業者:HOME-RUN(ホームラン)

「玄関脇に新しく栓柱を設置したい」との依頼でした。材料は既にネットで購入済とのことでしたので、取り付けのみを行いました。コンクリートの下にビニールなどがあった影響で水捌けが悪く、少し時間がかかってしまいましたが無事に工事完了しました。

関連記事:材料は施主様購入 庭 駐車場 立水栓 水栓柱 散水栓 お気軽にお見積りご相談下さい!

ユニソン2口水栓柱の立水栓設置工事【3.25万円】

【施工前】

【施工後】

施工箇所:ガレージ
築年数 :不明
施工業者:T.P.S Co.,Ltd.

「お子様がボールをぶつけてしまったため、立水栓が破損。新しく取替えたい」との要望でした。初めに古い立水栓を撤去し、ユニソンの水栓柱を新たに設置しました。また、通水確認後に開口部にコンクリート打設と基礎コンクリートの流し込みを行い、仕上げしました。

関連記事:ユニソン2口水栓柱の立水栓設置工事

散水栓から水栓柱へ変更【約7万円】

【施工前】

【施工後】

施工箇所:外水栓
築年数 :不明
施工業者:株式会社バンビ

「散水栓は使い勝手が悪いため、水栓柱に変更したい」との希望でした。セキュリティー性に配慮し、ダイヤル式の水栓を採用しました。施工は2時間ほどで完了し、仕上がりにも大変満足いただけました。

関連記事:散水栓から水栓柱へ変更

水道栓の設置【4.5万円】

【施工前】

【施工後】

施工箇所:庭
築年数 :不明
施工業者:AOBA(青葉住設)

「既存の散水栓ボックスを使用する際、腰を曲げて開栓する必要があり、大変なためリフォームしてほしい」との依頼でした。排水は「雨水浸透ます」につなぎ、ブロックで高さ上げをした後に、流し台を取り付けました、これにより、全体の高さが調整され、腰をかがめることなく手洗いができるようになりました。

関連記事:庭での散水と手洗いを腰を曲げないで使用できるようにしたいとのご希望

ベランダ水栓の設置費用を一括見積り!

ベランダ水栓の設置費用見積もりを依頼する際は一括見積りが便利です。ベランダ水栓は水漏れのリスクが高いと不安な場合は、丁寧な施工をしてくれる業者を探すことが重要です。過去の施工事例や工事内容など詳しく説明を聞いて、複数の業者を比較検討しましょう。

家仲間コムの見積もりサイトには約1000社の登録業者さんがいて、いろんな依頼に対応できるのが魅力です。また、匿名・無料で見積もり依頼ができるのでしつこい勧誘などもありません。

ベランダ水栓の設置費用見積もりを無料でしてみる

完全無料で利用できるので、お気軽にご利用ください。

家仲間コムなら
業者の手数料が無料だから安くなるかも!/

一般的に業者さんがサイトに支払う成約手数料
(売上の約10〜20%)が家仲間コムではかかりません。

ベランダの
業者さんを匿名で探してみる
監修者プロフィール
監修者画像

一級建築士

高橋 みちる (たかはし みちる)

WEBサイト


アールイーデザイン一級建築士事務所代表。

住宅業界で新築・リフォームの営業・設計・現場監理などを経験。
これまで3000件以上の現場を見ながら、「永く、快適に住み続けるためにはどうしたらいいのか?」を常に探求し続け、リフォーム提案を行っている。
また、現在は執筆活動や企業向けの社員研修、一般向けの講演会なども全国各地にて実施。

著書「やらなければいけない一戸建てリフォーム」(自由国民社、2020年7月発売)

【保有資格】

【所属】

noteにてリフォームに関するお役立ち情報を発信中!
高橋みちる|リフォームコンサルタント|note

編集責任者プロフィール
編集者画像

編集責任者

家仲間コム編集部

プロフィール


利用会員数260,000人、登録リフォーム会社数1,400社を超える日本最大級のリフォームマッチングサイト「家仲間コム」を運営するリフォーム専門家集団の編集部が、一般的なリフォームの情報を纏めた簡易的な記事ではなく、実際の見積情報や価格相場に基づいた読者に役立つ、価値ある情報をお届けしています。

執筆者プロフィール
編集者画像

大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

関連するテーマの見積もり依頼

※価格はこの依頼での一般的な価格相場です。