ウッドブラインドのたたみ代の解決方法と寸法目安を解説

ウッドブラインドのたたみ代の解決方法と寸法目安を解説

ウッドブラインドのたたみ代は下ろした状態では気づかず、ウッドブラインドを取り付けた後に気になり始めた、という方は多いです。ウッドブラインドのたたみ代は開口部が狭くなる要因にもなりますので、たたみ代問題を解決する方法を解説します。後ほど、詳細を説明していきますが、まずはこの記事で紹介している内容の結論を簡単に記載します。
 

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POINT この記事のポイント

・ウッドブラインドのたたみ代とは、スラット(羽)を引き上げた時に上部に溜まるスラットが重なってできる厚みのことを指す
・ウッドブラインドのたたみ代のデメリットは、開口部が狭くなってしまうこと
・たたみ代のデメリットを解消するためには、「ウッドブラインドを正面付けにする」「ウッドブラインドのスラット幅が太い商品を選ぶ」「ウッドブラインドのスラットが薄い商品を選ぶ」の3つがポイント

ウッドブラインドのたたみ代とは?

ウッドブラインドのたたみ代とは、スラット(羽)を引き上げた時に上部に溜まるスラットが重なってできる厚みのことを言います。ウッドブラインドに限らず、カーテン・ロールスクリーン・ローマンシェードなどのウィンドウトリートメントには、必ずたたみ代が出ます。

ウッドブラインドのたたみ代のデメリット

ウッドブラインドのたたみ代の何がデメリットかというと、開口部が狭くなってしまうことです。人の出入りがある開口部でたたみ代が大きいと、出入りがしにくいだけでなく見た目にも重たい印象を与えます。

1. たたみ代のデメリット解決方法3選!

ウッドブラインドのたたみ代の解決方法

「ウッドブラインドは素敵だけど、たたみ代は気になるなぁ」という方は、下記の3つの方法をお試しください。

1-1. ウッドブラインドを正面付けにする

ウッドブラインドの取付方法には、「天井付け」「正面付け」「カーテンレール取り付け」「突っ張り固定式取り付け」の4つのパターンがあります。

関連記事:【ブラインドの取付方法は4種類】リフォーム時に知っておきたい注意点

窓枠の内側に取り付ける「天井付け」が最もスッキリしていて美しくウッドブラインドを取り付けられますが、スラットを上げることが多い場合はたたみ代が気になる取り付け方法でもあります。



出典:ウッドブラインド ベネウッド50|TOSO

上記の写真のスラット窓には、正面付けでウッドブラインドを取り付けています。窓枠より上部に取り付けしているのがお分かりいただけるでしょうか?このように窓枠より少し高めの位置に「正面付け」で取り付けることによって窓枠の上にたたみ代ができるので、開口部にたたみ代がなくなりスッキリとした窓辺になります。

1-2. ウッドブラインドのスラット幅が太い商品を選ぶ

ウッドブラインドのスラットウッドブラインドのスラット(※画像はイメージです)

ウッドブラインドのたたみ代は、スラット幅が細いほど何重にも折り重ねることになり厚みが出てきます。スラット幅が太い商品であれば、折り重ねるスラットの枚数が少なくなるのでたたみ代の厚みも出にくくなるというわけです。

一般的なスラット幅は35mmと50mmですが、TOSOウッドブラインドはすべて50mmと太め幅になっています。スラット幅が太いと高級感がアップしますよ。

1-3. ウッドブラインドのスラットが薄い商品を選ぶ

スラット一枚に厚みがあれば、その分たたみ代も厚みが出ますよね。ウッドブラインドはアルミ製ブラインドよりスラットの厚みがあり、一般的に約2mm程度の厚みです。ウッドブラインドのスラットは薄いと割れや反りの原因にもなりますので、どうしてもたたみ代が気になる場合は、スラットが薄いアルミ製ブラインドもおすすめです。

関連記事:アルミ製ブラインドはオーダーメイドしてもお手頃価格です

TOSOウッドブラインドには8種類のバリエーションがありますが、どのバリエーションにも対応しているループコードタイプ・ラダーコード仕様の「ベネウッド50」について、たたみ代の一覧を作成してみました。

1. たたみ代の計算式

どのメーカーにもたたみ代の計算式が記載されていますが、TOSOウッドブラインドの場合は下記の通りです。

商品 たたみ代の計算式
スタンダード/桐/アース
ヴィンテージ/防炎/防炎・耐水
製品仕上がり高さ(H)×0.08+80mm
コルト 製品仕上がり高さ(H)×0.067+80mm
ウェーブ 製品仕上がり高さ(H)×0.11+80mm

2. 商品別たたみ代の寸法目安

上記の計算式を元に、各商品の製品仕上がり高さ別のたたみ代は下記の通りです。

製品仕上がり高さ(H) 1,000mm 1,430mm 1,820mm
スタンダード

アース
ヴィンテージ
防炎
防炎・耐水
160mm 194mm 226mm
コルト 147mm 176mm 202mm
ウェーブ 190mm 237mm 280mm

製品仕上がり高さ(H) 2,210mm 2,600mm 3,020mm
スタンダード

アース
ヴィンテージ
防炎
防炎・耐水
257mm 288mm 322mm
コルト 228mm 254mm 282mm
ウェーブ 323mm 366mm 412mm

製品仕上がり高さが高いほど、たたみ代の寸法も大きくなることがわかりますし、コルトシリーズが最もたたみ代が少ないこともわかります。商品購入の際にぜひご参考になさってくださいね。

ウッドブラインドのたたみ代まとめ

ウッドブラインドはその高級感と落ち着いた印象から、おしゃれなインテリアになると人気ですが、「たたみ代」という思わぬ盲点がありました。たたみ代はウッドブラインドを開けてスラットをまとめるとどうしても出てしまうものなので、ウッドブラインドを取り付けた場所はできるだけ開けないようにするのも一つの方法です。

ウッドブラインドのメリットである、スラットの角度によって採光の調整ができる点を活かしましょう。「ウッドブラインドを下ろしたままだと暗い印象になりそう」と心配な方は、明るめカラーのウッドブラインドを、検討してみてはいかがでしょうか?

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利用会員数260,000人、登録リフォーム会社数1,400社を超える日本最大級のリフォームマッチングサイト「家仲間コム」を運営するリフォーム専門家集団の編集部が、一般的なリフォームの情報を纏めた簡易的な記事ではなく、実際の見積情報や価格相場に基づいた読者に役立つ、価値ある情報をお届けしています。

執筆者プロフィール
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

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