洗濯機購入前のチェックポイントは|平均サイズと搬入経路に必要な幅を解説

洗濯機購入前のチェックポイントは|平均サイズと搬入経路に必要な幅を解説

昨今では大型のドラム式洗濯機が人気ですが、洗濯機を設置するためのスペースを事前に確認しておく必要があります。また洗濯機設置スペースだけでなく、意外と忘れがちなのが室内ドアや玄関ドアなどの開口部の間口です。「大型洗濯機を設置したいけど既存の間口や洗濯機設置スペースが狭い」という場合には、スペースを広くするリフォームなども可能ですので、他の洗面所リフォームと同じタイミングでご検討されると良いでしょう。この記事で詳細を説明していきますが、まずはこの記事で紹介している内容の結論を簡単に記載します。

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POINT この記事のポイント

・洗濯機設置スペースの平均サイズは、640㎜〜800㎜
・洗濯機の搬入経路を確認する際は、「門」「玄関」「廊下」「洗濯機設置スペースの入口」「階上の場合は階段幅など」などもチェックすることが重要
・洗濯機設置スペースをリフォームで広げる場合にかかる費用は、15万円~30万円が相場

洗濯機設置スペースの平均サイズはどれぐらい?

洗濯機は基本的に防水パンの上に設置しますので、一般的な防水パンのサイズを基準に見てみましょう。

防水パンの形 奥行
正方形 640㎜ 640㎜
長方形 740㎜ 640㎜
長方形(ワイド) 800㎜ 640㎜

洗濯機はこの防水パンの上に収まる大きさであれば設置可能という目安になります。

関連記事:洗濯機防水パン設置・交換の必要性と費用の価格相場について

マンションなどでは防水パンは水漏れ対策として必須の設備ですが、戸建て住宅では防水パンを設置しないご家庭も増えています。掃除のしにくさなどが主な理由で、防水パンを設置しない代わりに車輪のついた台の上に洗濯機を設置して、移動させて掃除がしやすいように工夫をしているご家庭もあります。

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水漏れ対策として防水パンを設置しておくほうが安心ですが、もし防水パンを設置しないのであれば、洗濯機を床に直置きするのではなく洗濯機置き台などに載せて、配管もしっかりと接続してもらいましょう。

洗濯機の搬入経路の確認

洗濯機の搬入経路の確認

洗濯機設置スペースが確保できたとしても、搬入経路が狭ければ洗濯機が運べませんよね。洗濯機は、洗濯機の幅プラス左右合わせて10cm程度の横幅が確保できれば搬入できるとされています。洗濯機を購入の際は正確な幅を調べてから、ご自宅の搬入経路の各場所の幅を測ってみましょう。

注意点として、例えば洗濯機設置スペースの入口にゆとりがあったとしても、洗面台がせり出している場合などは、搬入が不可能になってしまいます。実際にご自分で運ぶことを想定して、細かい部分も障害物がないかどうか確認しておきましょう。

家族人数別に最適な洗濯機のサイズ

洗濯機設置スペースを考える際に参考になるのが、家族人数別に最適な洗濯機のサイズ目安です。

1. 全自動洗濯機の場合

全自動洗濯機は、一人暮らしの方にも最適な容量の小さなタイプから大家族向けの大容量タイプまで豊富に揃っています。洗濯機のサイズは、一例として日立さんの商品を参考にし、洗濯ホースの幅も含めた奥行きと蓋を開けた時の高さを表示しています。全自動洗濯機「ビートウォッシュ」|日立

出典:全自動洗濯機「ビートウォッシュ」|日立

家族の人数 洗濯機の容量 全自動洗濯機のサイズ目安
(日立製品の場合)
1人 4.5kg~5kg 5kgの場合:幅500mm×奥行き508mm×高さ1212mm
2人 5kg~6kg (6kg取扱い無し)
3人 6kg~7kg 7kgの場合:幅530mm×奥行き586mm×高さ1254mm
4人 7kg~8kg 8kgの場合:幅570mm×奥行き610mm×高さ1305mm
5人以上 9kg~ 9kgの場合:幅570mm×奥行き610mm×高さ1305mm

容量はだいたいの目安ですが、「二人暮らしだけど布団や毛布も洗濯したい」「まとめ洗いをする」という場合は、7kg~8kgの商品にするなど、どういった洗濯の仕方をするかによって変えると良いでしょう。洗濯機の設置スペースに関しては、一覧を見ると、だいたいどの洗濯機でも標準の防水パンに設置できることがわかります。

2. ドラム式洗濯機の場合

ドラム式洗濯機はもともと大容量の商品が多く、さきほどと同じ日立さんの製品だと10kg~12kgまでのサイズ展開になります。ドラム洗濯機|日立

出典:ドラム洗濯機|日立

洗濯機の容量 ドラム式洗濯機のサイズ目安
(日立製品の場合)
10kg 幅600mm×奥行き1140mm×高さ1050mm
11kg 幅600mm×奥行き1140mm×高さ1065mm
12kg 幅695mm×奥行き1073mm×高さ1070mm

扉を閉めた状態での奥行きはどの製品も538mmですので、防水パンにも設置が可能ですが、ドラム式洗濯機を設置する際に注意することは、扉が前に開くので洗濯機の設置スペースに奥行きが必要という点です。

監修者コメント
監修者画像

ドラム式は設置スペースにご注意

フロントオープンのドラム式は、洗濯機の上に物を置いても扉の開閉の邪魔にならないので、ちょっと便利ですよね。この扉、左右どちらにひらくかを選択できるので、購入時には誤って逆側を選ばないようご注意ください。また、扉の大きさは機種によって異なり、最小限の小さな扉もあれば、全面パネルがすべて開く大きな扉もあります。 購入前には、扉が全開の状態でも設置可能か、搬入経路に余裕はあるかなど、あらかじめスペースをしっかり測っておきましょう。

監修者:高橋 みちる(一級建築士)

洗濯機設置スペースをリフォームで広げたい時は?

「購入したい洗濯機があるけど洗濯機設置スペースが狭くて設置できない」という場合、洗濯機の種類を変更するか洗濯機設置スペースのリフォームが必要になります。開口部の拡張工事や洗濯機設置スペースの間取り変更などのリフォームを行う場合は、費用は少し高めになり約15万円~30万円程度を見ておく必要があります。

外置きの洗濯機を室内に置くためのリフォームでは、約15万円~25万円程度の費用がかかります。

関連記事:外置きの洗濯機を室内置きにリフォームする方法

監修者コメント
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リフォームの際は、洗面化粧台のサイズにもご注意

最近の洗濯機は、乾燥機能付きのドラム式などで、大型化が進んでいます。毎日使う分には高機能で助かりますが、困るのが買い替え時の搬出入です。 昔の洗濯機は小型だったため、洗濯機の置いてある洗面室は狭いケースが多くあります。ところが洗面化粧台も最近の物は奥行きが大きいものが多く、化粧台をリフォームしたら間口が狭くなってしまい、大型の洗濯機が搬入できなくなった!という事態も起こってしまいます。 洗面室が狭い場合は、化粧台はできるだけ奥行きが浅いものを選ぶようにすると、洗濯機の買い替え時に困らなくてすみますよ。

監修者:高橋 みちる(一級建築士)

洗濯機設置スペースのリフォームをお得にするなら?

洗濯機設置スペースのリフォームをお得にするなら一括見積りが便利です。洗濯機は洗面所に設置スペースを設けていることが多いので、もしスペースを広げたい場合や間取り変更をする場合には、洗面所や浴室リフォームなどと同時に施工依頼をすると工事が一度で済み、費用も安く抑えられます。

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監修者プロフィール
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一級建築士

高橋 みちる (たかはし みちる)

WEBサイト


アールイーデザイン一級建築士事務所代表。

住宅業界で新築・リフォームの営業・設計・現場監理などを経験。
これまで3000件以上の現場を見ながら、「永く、快適に住み続けるためにはどうしたらいいのか?」を常に探求し続け、リフォーム提案を行っている。
また、現在は執筆活動や企業向けの社員研修、一般向けの講演会なども全国各地にて実施。

著書「やらなければいけない一戸建てリフォーム」(自由国民社、2020年7月発売)

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noteにてリフォームに関するお役立ち情報を発信中!
高橋みちる|リフォームコンサルタント|note

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家仲間コム編集部

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利用会員数260,000人、登録リフォーム会社数1,400社を超える日本最大級のリフォームマッチングサイト「家仲間コム」を運営するリフォーム専門家集団の編集部が、一般的なリフォームの情報を纏めた簡易的な記事ではなく、実際の見積情報や価格相場に基づいた読者に役立つ、価値ある情報をお届けしています。

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大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。