クッションフロアの張替え・リフォームにかかる価格相場と施工事例を紹介
部屋の用途に際して、壁や床材を変えたいという方は多くいらっしゃいます。当然のようですが、水に接する場ならば防水性の高いものが最適ですし、リビングなど人が多く集まる場所は調湿性や防音性に優れているものを皆さん選んでいます。
調湿性や防音性となると、壁に機能を求めることが多いですが、実は床も素材によってはいろいろな効果を発揮します。床材もフローリングやクッションフロアなど、見た目の変化だけでなく、機能もいろいろな素材があるのです。
今回は、そんな床材の中でも、クッションフロアについて張替えやリフォームにかかる価格相場や実際の業者による工事例などを紹介していきます。まずはこの記事のポイントをまとめました。
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クッションフロアってどんな素材?
まずはクッションフロアについて、その特性や性質などを紹介していきます。クッションフロアとはビニール製の素材のことで、クッション性に優れている柔らかい床材でもあります。家の中では、主にトイレや洗面所など、水まわりの部屋の床に使用されることが多く、水に強いことが最大の特徴でもあります。
また、クッションフロアは種類の豊富さも特色の一つです。柄一つをとっても色や形など、さまざまなものから選ぶことができます。くわえて、高性能なクッションフロアも開発されており、土足でも対応可能な店舗用などのクッションフロアも現在販売されています。
具体的にどんなクッションフロアがあるの?
実際に市販されているクッションフロアの一例は、以下の通りです。
例1)シンコールクッションフロア 家庭用 サクラ柄
品番:E6135-6136
色展開:2色
サンプル請求:可能(A4)
メーカー希望小売価格:5,410円(1メートル当たり)
実売価格:約1,200円(1メートル当たり)
例2)シンコールクッションフロア 家庭用 タモ柄 機能性(抗アレルゲン)
品番:AA6205-6206
色展開:2色
サンプル請求:可能(A4)
機能性:アレルギー物質(花粉やほこりなど)の不活性化
メーカー希望小売価格:6,804円(1メートル当たり)
実売価格:約3,000円(1メートル当たり)
例3)店舗用クッションフロア ペイントウッド サンゲツ
品番:CM-2205
色展開:2色
機能性:さらっと仕上げ対応、土足対応
実売価格:約2,000円(1メートル当たり)
他にも、女性にも人気な柄物や大理石調のものなど、さまざまな種類が実売されています。クッションフロアの張替えを検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
クッションフロアの張替え・リフォームについての注意点
クッションフロアの性質がわかったところで、続いて張替えなどのリフォームについて紹介していきましょう。前述でご紹介した通り、クッションフロアは実際にインターネットやホームセンターなどで販売されています。したがって、DIYでご自身でクッションフロアの張替え・リフォームを施工する方も少なくはありません。
その際、気を付けたいのが張替えの方法です。一般的に、クッションフロアを張替えしたい場合はクッションフロア実物とそれ専用の両面テープが必要となります。そのほかに必要となる工具は以下の通りです。
・自身でクッションフロアの張替えをする際に必要な工具一覧
1.ローラー
2.カッター
3.刷毛
4.養生テープ
5.下地処理剤
6.つなぎ目処理剤
7.カッターナイフ
8.大きめな定規
9.くし目ごて
クッションフロアを張り替えるにあたって、まずは既存の床の掃除が必要となります。ほこりや汚れが残っていると、クッションフロアを張り替える際きれいに張れない危険性があります。
そのほか、仮張りしてサイズを合わせたり、両面テープの設置など、いろいろしなければいけないことは多くあります。もちろん、業者の方に依頼して施工してもらうよりも低価格で済みますが、その分手間や面倒もかかります。
また、場合によっては床の補修や修繕が必要となる場合もあります。そのままにして張り替えを行ってしまった場合、床についている傷が大きければ大きいほどクッションフロアを張り替えた際に目立ってしまい、見栄えも悪くなりがちだからです。したがって、傷や汚れなどの具合によっては、きちんと業者の方に施工してもらう必要が出てきます。
クッションフロア張替え・リフォームにかかる価格相場と工事例
それでは最後に、クッションフロア張替え・リフォームにかかる価格相場と実際に業者に依頼した場合の工事例をご紹介していきたいと思います。クッションフロアは、その機能性の高さから、トイレや洗面所だけでなく、リビングなどの広いスペースにも利用されることがあります。そういった面でも、施工面積によって価格は変動してきますが、価格相場は3万円~10万円ほどとなっています。
もちろん、選択するクッションフロアの種類や機能性によっても価格は変動してきます。ペットがいる家庭からは傷がつきにくく、消臭機能などが備わったクッションフロアなどが人気ですし、土足でも利用できることから、店舗などでも多く利用されています。また、実際の施工例は以下のようになります。
工事例1)A社にクッションフロア張替え・リフォームを依頼した場合
施工場所:トイレ
追加料金:あり(トイレの広さが既定のものを超えている場合、床下点検口がある場合、洗面所との共用スペースの場合など)
クッションフロアの種類:4種、全150種類以上から選択可能
サンプル:一覧表あり
価格設定:約10,000円(税込み)
工事例2)B社にクッションフロア張替を依頼した場合
施工場所:多種
追加料金:あり(規定メーカー以外のクッションフロアの場合、既存の床がカーペットなどの場合は床材処分費、下材調整費が別途必要など)
価格設定:約2,000円(1平方メートル当たり)
施工可能面積:40平方メートル~(それ以下は人件費など別途料金あり)
まとめ
いかがでしたか?クッションフロアの張替え・リフォームは、材料と工具をそろえれば、ご自身でも施工することができます。現在はいろいろなプロの業者による解説や実際の施工動画などもインターネットで見ることができるので、便利です。一方、自身で施工するのは少し不安…という方などは、無理せず業者に依頼することをおすすめします。ぜひ参考にしてみてください。
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)
大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。
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