【クッションフロアの張り換え方法と費用】相場を知って賢いリフォームを

【クッションフロアの張り換え方法と費用】相場を知って賢いリフォームを

お手入れがしやすく防音性にもすぐれたクッションフロアは、経年変化しやすい材質であるため、定期的な張り替えが必要となってきます。この記事では、クッションフロアのメリット・デメリットや張り替え方法、費用目安について解説していきますが、ポイントをまとめてみました。

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POINT この記事のポイント

・クッションフロアのメリット・デメリットはそれぞれ
・クッションフロアは重ね貼りか剥がして貼るかの2択
・クッションフロアの張り替え費用は3~6万円が最多価格帯

クッションフロアとは

クッションフロアクッションフロア

塩化ビニール製のシート状床材でクッション性があり、水に強いという特徴があります。また大理石調や木目調など色や模様も豊富にあり、合板の上から貼り付けるだけで良いので施工も短期間で終わるというメリットがあります。

以前はキッチン等の水回りに主に利用されていましたが、最近ではリビングや個室など多くの場所で利用されています。

クッションフロアのメリット・デメリット

クッションフロアのメリット・デメリット

使い勝手がよく、広く利用されているクッションフロアですが、メリットだけではなくデメリットも存在します。クッションフロアのメリット・デメリットを表でまとめてみました。

監修者コメント
監修者画像

クッションフロアは水回りに最適

水に強く、お掃除がしやすく、柄も豊富で、その上コストもお手頃となれば、水回りには最適な床材ですね。一般的にクッションフロアの幅は182cmありますから、トイレや洗面室などのコンパクトな床なら、継ぎ目なく一枚で仕上げることができます。これなら多少の水こぼしでも下地まで濡らすことがなく、さっと一拭きで安心ですね。貼り替えが簡単で気軽に模様替えができるのも、嬉しいところです。

監修者:高橋 みちる(一級建築士)

重ね貼りか、剥がして貼るか

クッションフロアの張り替えの方法は、既存のクッションフロアを剥がしてから貼る方法と、既存のクッションフロアの上から重ねて貼る方法のふたつに大きく分けられます。順に見ていきましょう。

既存のクッションフロアを剥がしてから貼る

剥がした床

一般的にはこの方法で張り替えることが多いです。剥がす際には接着材が固いのでヘラやカッターなどの道具が必要で、結構大変な為重ね張りに比べて施工に時間がかかります。

既存のクッションフロアの上から重ねて貼る

重ね貼り

この方法は施工が楽というメリットがあります。既存のクッションフロアに傷や浮きがなければ重ねて貼っても良いでしょう。ただし、クッションフロアの厚さによってはドアなどの開閉に影響が出る場合もありますので注意が必要です。

また、クッションフロアを重ねて貼ると、床がフワフワな状態になるのでその感触が苦手な方もいます。基本的には剥がしてから貼る方が一般的ですが、既存のクッションフロアに傷や浮きがなく、簡単に施工したいのであれば重ね張りを検討してもいいでしょう。

監修者コメント
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クッションフロアの柄選びのコツ

クッションフロアのカタログを見ると、本当にたくさんの柄があって、どれを選べばいいのか悩んでしまいますね。ここで注意したいのは、印刷の技術が大幅に向上し、リアルな質感が表現されているとはいえ、本物と並ぶとウソっぽさが出てしまうという点です。なので、廊下に本物のフローリングが張られているなら、隣接するトイレや洗面室には異素材の石やタイルなどを選ぶと、お互いの柄を引き立てることができます。インテリアの柄選び、ぜひ楽しんでみて下さいね。

監修者:高橋 みちる(一級建築士)

部分的に補修すれば費用を抑えられます

クッションフロアを全面的に剥がして張り直すと費用が掛かりますが、部分的な補修であれば費用を抑えることが出来ます。小さな部屋であればそこまで費用は変わりませんが、大きな部屋の場合は補修の方が費用を抑えられます。なるべく費用を抑えたい場合は部分補修も検討してみるのがお勧めです。

ただし、今貼ってあるクッションフロアと同じか似ているものを探す必要があります。また今貼っているクッションフロアが経年変化で色あせていると、補修した部分だけ目立ってしまう場合もあります。

クッションフロアの張り替え

グラフ

クッションフロアの張り替え費用はどのくらいになるのでしょうか。家仲間コムで過去に寄せられた見積もりを見てみると3~6万円が最多価格帯となっています。純粋な張り替えのみであれば、3,000円/㎡前後で6畳間で3万円程になります。

家具の移動、床板の補修、便器の撤去などの追加の作業が入ってくると費用は追加されていきます。床の状態によっても異なってきますので、まずは見積もりを取ってみることをお勧めします。

見積もり事例

関連記事:1.畳をクッションフロアにしたい
8万円 ~ 11万円

築33年の木造2階建てです。1階和室(6畳間)の畳が古くなったので、この機会に畳からクッションフロアへと変更したいと思います。

関連記事:2.クッションフロアの張替え
5.7万円 ~ 10万円
築39年の5階建公団の5階です。公団を売却するため、生活と経年で汚れた床を新しくしたいです。全室(リビング28㎡、 洋室9㎡、廊下4.5㎡、トイレ1㎡)

関連記事:3.美容所の床の張替え
6万円 ~ 10万円
築20年くらい2階建てテナントビルの1階でトイレも含め24平米あります。今張ってあるクッションフロアの廃棄も含め見積もりお願いします。

関連記事:4.キッチンのクッションフロアの張替え
2万円 ~ 3万円
築24年のマンションです。キッチンのクッションフロアの張替えをお願いします。クッションフロア:110*310cm

関連記事:5.クッションフロアの置き敷き
3万円 ~ 4万円
廊下~室内部分全てにクッションフロアを置き敷きしたいです。部屋は7帖ほどです。

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監修者プロフィール
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一級建築士

高橋 みちる (たかはし みちる)

WEBサイト


アールイーデザイン一級建築士事務所代表。

住宅業界で新築・リフォームの営業・設計・現場監理などを経験。
これまで3000件以上の現場を見ながら、「永く、快適に住み続けるためにはどうしたらいいのか?」を常に探求し続け、リフォーム提案を行っている。
また、現在は執筆活動や企業向けの社員研修、一般向けの講演会なども全国各地にて実施。

著書「やらなければいけない一戸建てリフォーム」(自由国民社、2020年7月発売)

【保有資格】

【所属】

noteにてリフォームに関するお役立ち情報を発信中!
高橋みちる|リフォームコンサルタント|note

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家仲間コム編集部

プロフィール


利用会員数260,000人、登録リフォーム会社数1,400社を超える日本最大級のリフォームマッチングサイト「家仲間コム」を運営するリフォーム専門家集団の編集部が、一般的なリフォームの情報を纏めた簡易的な記事ではなく、実際の見積情報や価格相場に基づいた読者に役立つ、価値ある情報をお届けしています。

執筆者プロフィール
編集者画像

大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

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