隠蔽(いんぺい)配管でエアコンを設置したい場合は修理・交換のことを考えておこう!メリット・デメリットや費用目安

隠蔽配管のエアコン

隠蔽(いんぺい)配管とは、外壁の中にエアコンなどの配管を隠して施工する方法のことを言いますが、新築当初は見た目も美しく「隠蔽にして良かった!」というお声のほうが多いです。
しかし、エアコン本体も配管も永久的な設備ではありませんので、いつか修理や交換が必要になり、その際に隠蔽配管の場合は工事が大掛かりになってしまうことも。
今回はエアコン設置の際に気になる隠蔽配管のメリットデメリットや費用目安について解説します。

エアコンの隠蔽配管とは?

エアコンを設置する際には室内壁と外壁に穴を開けて配管を通す工事が必要ですが、その配管を壁や天井の中に埋め込んでしまう方法があります。

これが「隠蔽(いんぺい)配管」です。

1. エアコンの隠蔽配管のメリット

エアコンの隠蔽配管のメリットは下記の3点です。

・見た目が良くなる
・室外機と離れた窓のない室内にも設置できる
・天井埋め込み型エアコンが設置できる

順番に詳しく見ていきましょう。

1-1. 見た目が良くなる

配管のない住宅の外観

エアコンを隠蔽配管で設置すると、室内・外壁ともに見た目が良くなります。

そのため新築住宅の建築の際には、隠蔽配管を選択される方もいらっしゃいます。

外壁塗装メンテナンスの際にも配管が邪魔にならないので、作業がしやすくなりますね。

1-2. 室外機と離れた室内にも設置できる

エアコンの室外機

エアコン本体と室外機はできるだけ近い距離に設置しておく方が配管がつなぎやすいのですが、立地の問題で離れてしまうことがあります。

たとえば家の中の中央部分にある窓のない部屋。

一般的なエアコン設置方法では窓のない部屋には施工できませんが、隠蔽配管であれば窓のない部屋にもエアコンが設置可能です。

壁や天井の中に配管を通す工事が必要ですので新築時の施工が望ましいですが、リフォームの場合は壁や天井を部分的に解体するため中規模リフォームになります。

1-3. 天井埋め込み型エアコンが設置できる

天井埋め込み型エアコン

見た目をスッキリさせたい方に人気の天井埋め込み型エアコンですが、一般家庭に設置したい場合には天井の中に隠蔽配管を施工します。

新築タワーマンションでは、安全上の問題から個別のベランダへ室外機を設置することが難しいため、もとから隠蔽配管で天井埋め込み型エアコンが設置されている場合も多いです。

2. エアコンの隠蔽配管のデメリット

エアコンの隠蔽配管のデメリットは下記の3点です。

・壁や天井に埋める大がかりな工事が必要
・不具合があった時に原因究明が大変
・配管の劣化時に交換作業が大がかりになる

エアコンの隠蔽配管のデメリットは設置工事や修繕工事に関することがメインです。

2-1. 壁や天井に埋める大がかりな工事が必要

隠蔽配管は壁や天井の中に配管を埋め込んでいく工事が必要です。

そのため壁の中の断熱材や電気配線などと干渉せず配管を通す高度な技術が必要になりますので、施工経験が豊富な業者さんに依頼したほうが安心です。

業者

また、室内のエアコンと室外機との距離が近ければ配管も短くて済みますが、例えばベランダや庭などの屋外から離れた窓のない部屋への隠蔽配管の場合、必然的に配管も長くなりますので工事が複雑になります。

配管が長くても真っ直ぐ設置できれば良いのですが、なかなか真っ直ぐとはいかず配管を途中で曲げなければいけません。

配管が長く曲がっているほどエアコン効率が落ちやすいので、省エネを考えている場合には隠蔽配管は不向きと言えます。

技術力の高い施工経験豊富な業者さんであれば、それぞれのご家庭にあった工事を施工してくれますので、複数の業者さんに相談してみると良いでしょう。

2-2. 不具合があった時に原因究明が大変

エアコンは消耗品ですので、いずれ耐用年数がきて交換が必要になります。

ご家庭での使用を目的とした電化製品の耐用年数は約10年で、使用頻度や環境にもよりますが、何らかの不具合は約7年頃から出始めるケースが多いです。

エアコンの点検

エアコン本体の不具合であれば見えている部分ですので修理もしやすいのですが、万が一配管に問題があった場合、いったん壁や天井を取り壊して内部の隠蔽配管を確認することになります。

できるだけ配管の不具合が起きないようにするためには、やはり丁寧で確実な施工が重要です。

施工経験が多く評判の良い業者さんに依頼しましょう。

2-3. 配管の劣化時に交換作業が大がかりになる

エアコンの修理

隠蔽配管用の配管は耐久性のある太い配管を使うことが多く、エアコン本体を交換した場合でも隠蔽配管は再利用することが可能です。

再利用をする場合は配管洗浄を行い、配管内のガスや不純物を取り除く作業が必要になります。

配管洗浄にかかる費用は約3万円~程度です。

万が一壁の中に小動物が住んでしまって配管が噛み切られたというケースがあった場合などは、壁や天井を一部解体して配管を交換するという大がかりな工事になることがあります。

上記のようなケースは稀ですが、見積もりの際に「配管の再利用はできず交換工事が必要」という業者さんもいますので、複数の見積もりをもらうと安心です。

とはいえ、築年数が何十年も経過している住宅では配管も劣化して再利用不可の場合もありますので、訪問見積りで現地確認をしてもらいましょう。

エアコンの隠蔽配管にかかる費用目安

電卓と設計図

エアコンの隠蔽配管をしたい場合、どれぐらいの費用がかかるのでしょうか?

新築の場合は、外壁や内壁の工事の際に配管用の穴を開けておけば良いので、建築費用としてすでに費用に含まれているはずです。

気になるのは、リフォームや修理の際にかかる費用目安です。

エアコンの隠蔽配管にかかる主な工事内容費用目安
隠蔽配管の空間がある場合の工事費約1万円~
配管1ヶ所につき約0.6万円~
配管再利用時の洗浄約3万円~
配管の交換1ヶ所につき約0.3万円~
エアコン撤去&リサイクル費用1台当たり約0.7万円~
内装造作約2万円~

現状によって追加費用が発生する場合がありますので、必ず現地確認をしてもらったうえで見積もりをもらいましょう。

実際に工事を開始したら、壁や天井の内部がカビだらけだった、など別のトラブルが発生することもあり得ます。

この場合はエアコンの隠蔽配管工事とは別に、内装工事リフォームなどを別業者さんに依頼することになります。

エアコンの隠蔽配管は将来的な修理のことも考えて!

業者

エアコンの隠蔽配管は新築時には見た目もスッキリと美しいですが、一般的な壁付けエアコンよりも修理や交換費用が高額になることを想定しておかなければいけません。

隠蔽配管には高度な技術が必要ですが、設置時に丁寧な施工がされていると、修理・交換が必要になった場合でも配管の再利用ができたり、壁や天井内部に欠陥がないなど安心できます。

エアコンの隠蔽配管をご検討されている場合には、将来的な修理や交換のことも考えて、設置には確かな技術を持った信頼できる業者さんを選びましょう!

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エアコンの隠蔽配管費用を一括見積り!

業者

エアコンの隠蔽配管には高い技術力が必要です。
万が一内部の配管から水漏れが起こったり、害虫などが入り込んだりするなどの被害に遭わないためにも、複数の業者さんに見積もり依頼をして信頼できる業者さんを探しましょう。

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