照明工事リフォームをするには|LED電球に替えるメリット
なんだか最近、家の雰囲気が古くて暗い、そろそろ家のリフォームをしたほうがいいかな?でも、大規模なリフォームだと予算がないし、そこまで古いわけでもないし・・・とお悩みの皆さん!照明工事リフォームはいかがですか?この記事で詳細を説明していきますが、まずはこの記事で紹介している内容の結論を簡単に記載します。
POINT この記事のポイント
・照明は、部屋を明るくすることはもちろん、リラックス作用や住宅を居心地の良い空間にするなど、重要な役割を持っている
・照明工事リフォームのメリットは、「空間の演出効果」と「省エネ効果」の2つ
・家の照明全部をLED電球に替えると、年間約63,800円も節約することが可能
目次 [ 非表示 ]
照明の役割
照明は空間を明るくするためのものですが、それだけではなく、心理的効果にも影響しています。例えば朝日のような明るい光は、気分を明るく元気にしてくれますし、夕陽のようにオレンジ色で暖かな光は、気分を落ち着かせリラックスさせてくれます。
また、照明には、空間を演出する効果もあり、陰影を上手に取り入れることで、空間に動きをもたらし、光と影による演出をすることができます。照明は、単に明るくするためのものではなく、住宅を居心地の良い空間にするという、重要な役割を持っているのです。
照明工事リフォームのメリット
1. 空間の演出効果
照明には空間を演出する効果があるので、照明工事リフォームをすることで、家の雰囲気がガラリと変わります。
例えば、こちらのキッチン。キッチン自体のリフォームもしていますが、システムキッチン上にしか照明がなかったため、手元しか明るくありません。リフォーム後は、手元を照らす照明と、天井にもシーリングライトを取り付けたため、作業もしやすく、キッチン全体も明るく清潔な印象に生まれ変わりました。
2. 省エネ効果
照明工事リフォームの際に、電球をLED電球に替える方が増えています。例えば、家の照明全部をLED電球に替えると、年間約63,800円も節約できるという統計が出ています。(Panasonic調べ)
LED電球のメリットは、その寿命の長さが一番驚かれるでしょう。約40,000時間も点灯することができ、10年は交換不要と言われています。白熱電球と比べると約40倍、蛍光灯と比べると約4~5倍の寿命の長さです。
また、消費電力が少ないことも特徴で、白熱電球よりも少ない消費電力で、同等の明るさを作り出すことが可能です。同等の明るさであるのに、発熱が少ないこともメリットといえるでしょう。白熱電球は触ると火傷をしてしまうほどの発熱ですが、LED電球は触っても熱くありません。
LED電球は、
★寿命が長い
★消費電力が少ない
★発熱しにくい
▲電球本体の価格が高いことがデメリットです
高い省エネ効果と、LED電球のメリットはわかりましたが、家全体の照明をすべてLED電球に替えると電球代がかかりすぎて・・・という方のために、場所別の省エネ効果をご紹介します。
キッチンの照明をLED電球に替えた場合
LEDキッチンベースライトは電球色、手元を照らすキッチンライトは昼白色で作業しやすい明かりがおすすめです。
リビングの照明をLED電球に替えた場合
リビングは、家族団らんの場所。ゆったりとリラックスできる空間作りが重要です。白熱灯のシャンデリアも雰囲気があって素敵ですが、省エネ効果を考えるなら、LED電球のダウンライトに替えると、省エネかつおしゃれな雰囲気になります。
廊下や階段をLED電球に替えた場合
廊下や階段は、暗いまま利用すると万が一の事故にもつながる場所です。足元を照らすセンサー付きフットライトを取り付けることで、安全対策にもなります。
トイレをLED電球に替えた場合
トイレは人の出入りが多く、一日に何度もオンオフする場所です。センサー付きにすると消し忘れもなく省エネにつながります。
洗面所をLED電球に替えた場合
洗面所は、お化粧をしたり身支度をする場所です。作業しやすい明るさと清潔感がポイント。昼白色で気分を上げて元気に過ごせるようにしたいですね。
まとめ
家の照明全部をLED電球に替えることは難しくても、一部のお部屋の照明をLED電球に替えるだけでも、高い省エネ効果を得ることができます。10年は交換不要と言われているので、マメに電球を取り換える手間もかかりません。
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)
大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。
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