【2023最新】火災報知器の設置・取り付けの方法|価格相場や注意点を解説

火災報知器の設置・取り付けの方法|価格相場や注意点を解説

毎日の中でどんなに気を付けていても、ふとした不注意で火事が起きてしまうこともあります。万が一火災が発生してしまったときは、すぐにその場から離れ、避難することが必要ですが、その際に私たちの手助けをしてくれるアイテムは多くあります。そのひとつが、火災報知器です。火災報知器が家の中の重要な場所に設置してあるだけで、火災の際の安全度が変わってきます。この記事で詳細を説明していきますが、まずはこの記事で紹介している内容の結論を簡単に記載します。

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POINT この記事のポイント

・2006年から消防法が改正されたことで、すべての一般住宅で火災報知器の設置が義務付けられることになった
・寝室とそこに続く階段は、全国共通で火災報知器の設置が義務付けられている
・火災報知器の設置場所は、天井もしくは壁

火災報知器の働きと設置の義務について

そもそも、火災報知器とはどういった働きをするものなのか、まずは紹介していきましょう。2006年から消防法が改正されたことで、すべての一般住宅で火災報知器の設置が義務付けられることになりました。これにより新築住宅ではただちに設置が、既存の住宅ではお住まいの市町村の条例によって定められた日までには必ず火災報知器を設置する義務が発生しています。

火災報知器とは、基本的には火災により煙や熱が発生したことを感知し、家の中の人たちにブザーなどでいち早く知らせてくれる装置となります。この火災報知器があることで、火災が家全体を覆うなど、一大事になる前に家から非難することが可能となるのです。

火災が発生することで怖いのが逃げ遅れることです。近年、寝ている際中などに火災が発生し、逃げ遅れてしまい犠牲になってしまうケースも多くあります。特に多くの人が寝静まっている深夜は、昼間に比べて火事の発生率こそ低いですが、犠牲となる人の数は多くなっています。こういった危険から免れるためにも、きちんとお住まいの家に住宅用の火災報知器を設置・取り付けすることは必要なのです。

火災報知器を設置・取り付けする場所はさまざま

続いては、住宅に火災報知器を設置する場合に、気になるその設置場所について紹介していきたいと思います。住宅用の火災報知器は、原則的には各市区町村が条例で定めた場所に設置する必要があります。しかしそれぞれの条例に関わらず、全国共通で火災報知器の設置が義務付けられている場所もあります。

それが、寝室とそこに続く階段です。こういった場所は先ほど紹介したような、深夜で起こる火災の際に逃げ遅れるケースを想定したものであり、設置が義務化されています。ちなみに寝室は家族が寝ているすべての部屋のくくりで制定されているので、子供が寝ている子供部屋も対象となります。

階段に関しては寝室が3階に置かれている場合などは1階の階段に設置するなど、細かく制定されていることもありますので、対象となる方は一度ぜひ調べてみてください。

また、火災の発生がおきやすい台所なども専用の火災報知器の設置を義務付けている市区町村もあります。多くは煙式の火災報知器が対象となっていますが、気になる方はぜひお住まいの市区町村へ問い合わせてみてください。

火災報知器の取り付け方

続いては、実際にお住まいの住宅に火災報知器を取り付ける方法やその位置などを紹介していきましょう。火災報知器の設置は、基本的には特別な技能や資格などは必要ないため、ご自身で取り付けることも可能です。

その際、原則には配線工事なども必要ありませんので、道具や工具のみを揃えれば簡単に設置できます。ちなみにホームセンターなどで販売している火災報知器は、7,000円~ほどで購入できます。

実際に設置する位置ですが、これは天井もしくは壁となります。従来、火災報知器は天井のみにしか設置できませんでしたが、最近は壁に設置することができるようになったため、より簡単に取り付けることが可能となりました。とはいえ、もちろん煙は高いところへ登っていきますので、壁の中でも特に天井に近い位置や、天井に設置することが必要となります。

続いては実際に取り付け方法について見ていきましょう。まず壁に設置する場合ですが、天井から15~50センチの間に火災報知器を置く必要があります。

また、天井に設置する場合は火災報知器の中心部分が壁から60センチ以上離れるように置く必要があります。この際、梁などがあるご家庭では梁からも同じ距離を開けるようにしましょう。加えて、エアコンや換気扇の吹き出し口からは1.5メートル以上遠くに離して設置するようにします。こうすることで、発生した煙をすぐに感知できるようになります。

いろいろな火災報知器

ホームセンターや家電量販店で販売されている火災報知器の多くは、電池式のものとなっています。このように、最近は電池式のものが主流となってきていますが、中には電源を必要とする火災報知器もあります。このタイプのものは配線工事を必要としますので、設置の際は必ず業者の方に依頼することが必要となります。

また、火災報知器は単独型と連動型があります。単独型は、火災の際にそのひとつのみが反応し、警報を鳴らして知らせるものとなっていますが、連動型は火災が起きた場所以外でも火災報知器が連動し、知らせてくれるものとなっています。

この連動型は、無線のものと配線工事が必要な物と2種類に分類できますが、家が広かったり、部屋数が多い場合はこういった火災報知器が非常に重宝するかと思います。ぜひ検討してみてください。

火災報知器の設置・取り付けにかかる費用の価格相場をご紹介

それでは最後に、住宅用火災報知器を業者の方に設置してもらった場合にかかる費用の価格相場を見ていきましょう。こちらの価格相場は、0.5~5万円となります。

もちろん単独型のものか連動型のものかで費用も異なってきますし、設置する必要がある数によっても費用は変動していきます。また、メーカーによってもいろいろな火災報知器が販売されていますので、お使いになりたいものがありましたら、ぜひ業者の方に設置にかかる見積もりを問い合わせてみてください。

まとめ

火災報知器の取り付けまとめ

いかがでしたか?火災報知器は、一家に一台のみならず、複数台設置することが必要な設備でもあります。「まさか自分の家が・・・」と思われる方も多いかと思いますが、万が一の火災は起こりうることなのです。その万が一に備えて、ぜひお住まいの家に火災報知器を適切な数だけきちんと設置しておきましょう。参考にしてください。

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利用会員数260,000人、登録リフォーム会社数1,400社を超える日本最大級のリフォームマッチングサイト「家仲間コム」を運営するリフォーム専門家集団の編集部が、一般的なリフォームの情報を纏めた簡易的な記事ではなく、実際の見積情報や価格相場に基づいた読者に役立つ、価値ある情報をお届けしています。

執筆者プロフィール
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

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