住宅用火災警報器は義務?火災警報器の価格と設置基準

住宅用火災警報器を設置?火災警報器の設置義務とは?

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消防法及び市町村条例により、全ての住宅に火災警報器等の設置が義務づけられました。
住宅用火災警報器を設置しなくても、現状罰則はありませんが、住宅火災における死亡原因の多くが逃げ遅れによるものです。住宅用火災警報器設置義務に罰則があろうがなかろうが、住宅用火災警報器を設置することは必要ですね。
「住宅用火災警報器なんて設置してないな〜」と思ったあなた!住宅用火災警報器の価格や設置場所などの住宅用火災警報器の設置基準について勉強しましょう!

※一般的に住宅に設置する火災を早期発見する機器を、火災警報器や火災報知器といいます。煙や熱を感知した際、火災警報器はその機器自体が警報を発し、火災報知器は別の場所にある機器が警報を発するという区別をされる場合があります。当記事では、火災警報器と火災報知器を区別せず、火災警報器と火災報知器を合わせて火災警報器としております。

■住宅用火災警報器の設置義務化の期日

新築住宅 : 平成18年6月1日〜
既存住宅 : 平成20年6月11日〜平成23年6月1日
※既存住宅については各市町村条例により、設置義務化の期日が決められます。

住宅用火災警報器を設置して意味あるの?

住宅用火災警報器は火災の早期発見を目的に設置します。もちろん火災をおこさないことが最も重要ですが、もしもの時のために火災警報器設置は必要です。

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平成16年中の住宅火災による死者の発生状況は、逃げ遅れが最も多く、全体の62.2%を占めます。
死者が発生した火災を時間帯別にみると、22時から翌朝6時までの睡眠時間帯における死者が44.9%を占めています。火災の発生に気付かず、逃げ遅れる方が多いと予測できます。
住宅用火災警報器は煙や熱を感知して音や音声で知らせるので、火災に気付かない逃げ遅れに効果があります。

image住宅用火災警報器の有無による死者数比較

日本の住宅火災においては、住宅用火災警報器が設置されていた火災と、設置されていなかった火災を住宅火災100件あたりの死者数で比較すると、住宅用火災警報器が設置されていた場合には約3分の1の死者数となっています。
日本よりも住宅用火災警報器が普及しているアメリカでは、火災警報器が普及する前の1970年代後半には火災によって約6,000人の死者が発生していましたが、2002年には住宅用火災警報器等の普及率が90%を超え、死者数が3,000人弱と、ほぼ半減しています。

住宅用火災警報器の種類や価格は?

image天井式火災警報器と壁掛け式火災警報器

住宅用火災警報器には様々な種類があります。
一般的に既存住宅に後付けで取り付けられる住宅用火災警報器は、天井式火災警報器や壁掛け式火災警報器です。

■住宅用火災警報器の感知方式

煙式(煙を感知する住宅用火災警報器)

火災の多くがまず煙が発生するので、火災の早期発見に有効です。寝室や廊下などに一般的に設置します。

熱式(熱を感知する住宅用火災警報器)

熱を感知するので、煙や水蒸気が発生しやすいキッチンなどでも誤作動の心配が少ないのが特徴です。

■住宅用火災警報器の電源種類

家庭用電源タイプ(AC100V)

電池交換は不要ですが、電気配線工事などが必要となります。新築住宅に住宅用火災警報器を設置する場合に適しています。

乾電池タイプ

電気配線工事が必要ないので、既存住宅へ住宅用火災警報器を設置する場合に適しています。
リチウム電池で5年〜10年間作動するタイプの火災警報器が主流です。電池交換が可能なものと不可能なものがあるので、住宅用火災警報器を購入する際に確認しましょう。

■住宅用火災警報器の動作タイプ

単独型住宅用火災警報器

1台の住宅用火災警報器が火災を感知した場合、その感知した1台のみが警報するタイプです。設置はお手軽で価格も安い利点がありますが、離れた部屋にいた場合警報に気付きにくいという欠点があります。

連動型住宅用火災警報器

住宅に設置している複数の火災警報器のうち、いづれが一つでも火災を感知した場合、全ての火災警報器が警報を発するタイプです。離れた部屋で火災が発生しても、同時に全ての住宅用火災警報器が警報を感知するため、より早期発見に役立ちます。
しかし、設置には火災警報器同士を配線する必要があります。配線不要のワイヤレスタイプも発売されているので、既存住宅にはワイヤレスタイプの連動型住宅火災警報器の設置が簡単でお勧めです。

■住宅用火災警報器の「NSマーク」

imageNSマーク

第三者機関である日本消防検定協会が構造、材質、性能等についての試験を行い、消防庁が定めている基準に適合した住宅用火災警報器にのみ表示が認められるマークです。住宅用火災警報器を購入する際は、「NSマーク」の有無を確認しましょう。

■住宅用火災警報器の価格

ホームセンターなどで一般的に売られているもので、4,000円〜6,000円程度のものが多いようです。中には海外製で2,000円前後で販売されている住宅用火災警報器もあるようですが、NSマークがついてない場合があります。
住宅用火災警報器の国内メーカーでは、「パナソニック電工」、「能美防災」、「ニッタン」、「ホーチキ」 、「日本フェンオール」などがあります。
ご自分で住宅用火災警報器を設置できない場合は、業者さんに設置を依頼しましょう。設置価格は、状況により様々です。設置を希望される方は、業者さんに見積もり依頼されるとよいでしょう。

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住宅用火災警報器の設置場所や設置基準は?

住宅用火災警報器は、市町村の火災予防条例で定める住宅の寝室や階段等に設置しなければなりません。
住宅用火災警報器は原則として寝室と就寝に使われる子供部屋等、それらがある階の階段(避難階となる階にのみある場合は除く)には、必ず住宅用火災警報器を設置しなければなりません。
また、市町村条例によっては、台所等にも住宅用火災警報器の設置を義務付けている場合があるので注意が必要です。

■2階建て住宅の住宅用火災警報器設置場所

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■3階建て住宅の住宅用火災警報器設置場所

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■一つの階に居室が5以上ある住宅

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住宅用火災警報器の取り付け位置

火災が発生した場合に、適切な位置に住宅用火災警報器を取り付けていないと、火災の感知が遅れてしまいます。火災の煙は上に昇って天井に広がります。火災時の煙の性質を理解し、正しい位置に住宅用火災警報器を取り付けましょう。

■通常の天井式火災警報器の取り付け

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天井に取り付ける場合は、住宅用火災警報器の中心を壁から60センチメートル以上離して住宅用火災警報器を取り付けます。

■梁がある場合の火災警報器取り付け

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天井に60センチメートル以上の梁(はり)などがある場合には、住宅用火災警報器の中心を梁から60センチメートル以上離して取り付けます。

■エアコン等の噴出し口付近の取り付け

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換気扇やエアコンなどの吹き出し口付近に設置する場合は、吹き出し口から1.5メートル以上離して住宅用火災警報器を取り付けます。

■壁面式住宅用火災警報器の取り付け

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壁面式の火災警報器を設置する場合は、天井から15〜50センチメートル以内に火災警報器の中心がくるように取り付けます。

執筆者情報 : ハウスクリーニング ジョップ

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