食器洗浄機・食器洗い機を設置するには|取り付けのメリットと価格相場
今現在、食器洗浄機は普及しており、多くの家でその姿を見ることができるようになりました。今回は、そんな食器洗浄機・食器洗い機の設置・取り付けについて、そのメリット・デメリットとかかる費用の価格相場を紹介していきたいと思います。この記事で詳細を説明していきますが、まずはこの記事で紹介している内容の結論を簡単に記載します。
POINT この記事のポイント
・食器洗浄機・食器洗い機のメリットは「冬場の手荒れを防げる」「水道代が節約できる」「手間がかからない」「汚れを簡単に落とすことができる」など
・食器洗浄機・食器洗い機のデメリットは「洗うのに時間がかかる」「使用できない食器もある」など
・食器洗浄機・食器洗い機の設置・取り付けにかかる費用の価格相場は1.5万円~3万円程度
ビルトインタイプ
ビルトインタイプは、システムキッチンに設置するもののことをいいます。これはキッチンに埋め込む形で最初から取り付けてあるので、決まった場所にしか設置できません。一方で、埋め込まれているので場所をとらずにすむので、キッチンをすっきりと見せることができます。
また、ビルトインタイプは扉の開閉の仕方でさらに3種類に分類することができます。それぞれ引き出し、前開き、そして2枚扉でできている前開き式です。
据え置きタイプ
その名の通り、その場に置くタイプのもののことをいいます。現在は、ビルトインタイプのものが主流となってしまっているので、あまりその姿を見ることは多くありません。現在は、パナソニックのみが据え置き型の食器洗浄機・食器洗い機を販売しています。
据え置き型の場合、シンク周りであれば場所を選ばず設置できることがメリットの一つです。また、本体の価格が比較的安価なうえ、設置・取り付けも簡単なので、自分で施工が可能となります。
ビルトインタイプの食器洗浄機・食器洗い機を後から設置したくなったら、キッチンの改修工事が必要不可欠になります。したがって、賃貸の家やマンションの場合は、設置が難しいでしょう。その場合は、据え置きタイプのものを購入することをおすすめします。
食器洗浄機・食器洗い機の設置・取り付けのメリット・デメリットとは
食器洗浄機・食器洗い機の設置を迷っている人も多くいるかと思います。そこで、続いては食器洗浄機・食器洗い機のメリットとデメリットをそれぞれ紹介していきたいと思います。
食器洗浄機・食器洗い機のメリット
まずは、メリットを紹介していきましょう。食器洗浄機・食器洗い機を設置することのメリットは以下のようなことが挙げられます。
1. 冬場の手荒れを防げる
食器を洗うということは、意外と大変な作業です。特に冬場は洗剤と水で手荒れを引き起こすこともあり、手がボロボロになってひび割れてしまうという人も多くいます。食器洗浄機・食器洗い機を使用して食器を洗えば、そういった手荒れの原因を最大限抑えることができます。
2. 水道代が節約できる
手洗いと食器洗浄機・食器洗い機を比べると、そのかかる費用に違いが出てきます。実は手洗いの際に使用するガス代金と食器洗浄機・食器洗い機を使うことで消費する電気料金には違いはありません。しかし、使用する水道料金は実は大きな差があるのです。食器洗浄機・食器洗い機を使用する場合、手洗いの時に比べて年間で6,000円以上節約できるといわれています。
3. 手間がかからない
特にお子さんが小さくて、時間が取れない場合、食器洗いも億劫に思いますよね。その点、食器洗浄機・食器洗い機ならば、専用の洗剤を入れてボタンを押すだけで食器洗いができるので、手間いらずとなっています。
4. 汚れを簡単に落とすことができる
食器洗浄機・食器洗い機は温かい水による高圧洗浄で汚れをしっかりと落とすことができます。したがって、手洗いでは難しい細かい汚れや、頑固な油汚れなどもキレイに洗い流すことができるのです。
食器洗浄機・食器洗い機のデメリット
続いては、食器洗浄機・食器洗い機を設置するうえで、気になるデメリットを紹介しましょう。
1. 洗うのに時間がかかる
食器洗浄機・食器洗い機を使うにあたって、ネックになるのがその時間です。洗い、乾燥に1時間以上かかることがほとんどなので、待つ必要が出てきてしまいます。また、音がうるさいものもあるので、気になる人も多いようです。
2. 使用できない食器もある
食器洗浄機・食器洗い機はすべての食器に対応しているわけではありません。例えば陶器や木でできた食器やお椀などは、食器洗浄機・食器洗い機で洗うことはできません。したがって、どうしても手洗いする必要がなくなるというわけではないのです。
食器洗浄機・食器洗い機の設置は自分でもできる?
先述したように、食器洗浄機・食器洗い機はビルトインタイプと据え置きタイプとの2種類あります。この中でも、据え置きタイプのものは自分で簡単に設置・取り付けが可能です。詳しい取り付け型を見ていきましょう。
1.キッチン水栓の型番を把握し、購入する
2.蛇口に分岐栓を取りつける
3.給水ホースをつなぐ(給水アダプターを取り付けても可)
ポイントは、キッチン水栓の型番をしっかりとチェックし、合う分岐栓を購入することです。合わないものだと、水漏れの原因になります。
食器洗浄機・食器洗い機の設置・取り付けにかかる費用の価格相場
それでは最後に、食器洗浄機・食器洗い機を設置・取り付けする際にかかる費用についてみていきましょう。先述したように、食器洗浄機・食器洗い機は自分で設置することもできるので、その場合費用は比較的抑えることもできます。しかし、不具合が出たときや、設置がうまくいかなかった場合のことを考えると、業者の方に依頼した方が良いかもしれません。
業者の方に依頼した場合は、1.5~3万円が価格相場となります。一方で、据え置きタイプのものかビルトインタイプのものかで費用は変動していきますので、まずは業者の方に見積もりを出してもらうと良いでしょう。
まとめ
いかがでしたか?食器洗浄機・食器洗い機は、取り付けることで手間も省けますし、水道費用の節約にもなります。初期費用は掛かりますが、その分いろいろなメリットの恩恵を受けることもできるので、ぜひ検討してみてください。
食器洗浄機・食器洗い機の設置・取り付けをお得に行うには?
食器洗浄機・食器洗い機の設置・取り付けを行ってくれる業者を自分で探して、複数の業者に見積もりを依頼するのはなかなか大変です。そこで便利なのが、リフォームのポータルサイト「家仲間コム」です。サイト上に食器洗浄機・食器洗い機の設置・取り付けの概要を書き込むだけで、業者からの見積もりや提案が届きます。
見積もり依頼は匿名で行えるのでしつこい営業の心配もありません。
食器洗浄機・食器洗い機の設置・取り付けの見積もりを匿名で一括依頼してみる
完全無料で利用できるので、お気軽にご利用ください。
利用会員数260,000人、登録リフォーム会社数1,400社を超える日本最大級のリフォームマッチングサイト「家仲間コム」を運営するリフォーム専門家集団の編集部が、一般的なリフォームの情報を纏めた簡易的な記事ではなく、実際の見積情報や価格相場に基づいた読者に役立つ、価値ある情報をお届けしています。
大永 和弘 (おおなが かずひろ)
大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。
関連するテーマの見積もり依頼
ビルトイン食洗機の新規設置(45㎝幅) | ¥100,000 ~ ¥250,000 |
---|---|
幅60㎝のビルトイン食洗機の交換 | ¥40,000 ~ ¥187,000 |
キッチンのビルトイン食洗機の交換 | ¥80,000 ~ ¥190,000 |
ビルトイン食洗機をつけたい | ¥45,000 ~ ¥67,000 |
ビルトイン食洗機交換 | ¥30,000 ~ ¥36,000 |
※価格はこの依頼での一般的な価格相場です。