机の側板 水を吸ったことによる膨らみのリペア

お客さまのご要望

メーカーから修理不能と言われ、修理業社を探しておられ今回弊社にお問い合わせ頂きました。
水を吸ってしまい、土台のパーチが膨らみ、両面約3〜5ミリも膨らんでいる状態でした。
他は綺麗な状態で大切に使われており、今後も使い続けたいとのことでご依頼お受けする運びとなりました。

施工前

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僅かな変色に見えますが、両面が約3〜5ミリ程膨らんでいる状態でした。
土台の形成(土台の固定・研磨で平滑に処理・パテで表面を再造形)を行いリペアでの修繕を行わせて頂きました。

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施工中

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ベース色吹き付け

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施工後

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盛り上がっていた箇所も違和感なく光の反射でも目立たないくらいにまで修復されました

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業者さんからひとこと

今回重視するべきところは見た目の綺麗さだけではなく強度と実用性。
水を吸った箇所は膨らんだだけではなく、中が裂けて割れが起こっている状態でした。
削ってパテをうちリペアすれば直す簡単なものと思いがちではございますが、よく考える必要がある作業となります。
見た目を綺麗にすることだけでも腕の良し悪しが出やすく難しい作業でございますが、実用性なども考慮すると、かなりリスクの高い修理となります。

土台そのものを固定ししっかりと作り上げることで強度を出し、更に特殊パテにて造形することで叩いても割れにくく、通常通りのご使用が可能な状態を目指したリペア・修復をさせていただきました。

お客様の中には『部分修理だから交換よりやすい』『安いならリペアでもいい』とお考えの方もいらっしゃいますが、人の手で作り上げるもので、既存の物に手をつけるということは、実際新たに物を作るよりも慎重になるべき点は多々ございます。
そして、交換よりも安いのかは各修理業社様のスタンスにもよるかと存じます。

交換したいものの在庫がない場合、交換することで周りの強度が落ちる可能性がある場合にリペアは大いに役立つものと考えております。正直なところ、交換や買い替えで構わない場合にはその方が早く確実な場合が多くございます。
大切に使ってきたものでどうしても直したいなど、さまざまな理由をお持ちの場合にお役に立てるよう、日々精進しております。

施工データ

場所 東京都 世田谷区
建物のタイプ ご家財
施工箇所 机の側板(片方両面)
施工期間 2週間

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