熱中症対策に有効なリフォーム5選|熱に強い家づくりの仕組みを知ろう

 リフォーム

昨今の異常気象により、熱中症で救急搬送される方が増えています。屋外で起こりやすいと思われている熱中症ですが、実は住居での発症率が最も高く住居内の熱中症対策が大変重要です。この記事で詳細を説明していきますが、まずはこの記事で紹介している内容の結論を簡単に記載します。

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POINT この記事のポイント

・平成29年度の熱中症の発生場所を見てみると、住居が37%を占めている
・熱中症対策では、いかに外気温を室内に影響させないようにするかがポイント
・熱中症対策に有効なリフォームは、「エアコンを使う」「窓の断熱リフォームをする」「遮光カーテンを使う」「屋根の断熱リフォームをする」など

熱中症の発生場所

 熱中症の発生場所グラフ

熱中症の発生場所は屋外だけではありません。実は住居内で熱中症を発症して救急搬送されるケースが最も多いのです。平成29年度の熱中症の発生場所を見てみると、住居が37%を占めています。

平成30年7月現在では、住居内での熱中症の発症率はすでに41.8%にも上っており、早急に住居内の熱中症対策が必要です。

出典:熱中症搬送、昨年の3倍(総務省消防庁)|毎日新聞デジタル

熱中症の発症原因

では、住居内のどこに熱中症対策をすれば良いのでしょうか?熱中症の発症原因から探っていきましょう。

熱中症は体内に熱が溜まってしまうことによって発症します。熱が溜まる原因としては下記の点が挙げられます。

・気温が高い
・湿度が高い
・風が吹いていない
・日差しが強い


これらの原因があれば、室内でも熱中症を発症してしまうというわけです。昨今の住宅は気密性が高いため、窓を閉め切っていると室内の温度はさらに上がってしまい熱中症の発症リスクも高くなっています。

1. エアコンを使う

室内での熱中症を防ぐ方法として、まずはエアコンを使いましょう。特に高齢者は体温の上昇を感じにくくなっており、暑いと体感する頃にはすでに熱中症の初期症状を発症していることも少なくありません。

在宅中は、27~28℃設定でエアコンをつけておきましょう。就寝時のエアコンタイマーはおすすめではありません。エアコンが切れたあとの室温上昇に気づきにくく、そのまま熱中症を発症するケースが非常に多く危険です。

留守中でもペットを飼っているお宅は必ずエアコンをつけてあげてください。ペットの熱中症も多く発生しています。

エアコンの設置は購入店で行ってくれますが、通販サイトなどで購入した場合は、エアコン設置業者をご自身で手配しなければいけないこともあります。エアコン設置工事の費用目安は一台1万円程度です。部屋がスッキリすることで人気が高まっている天井埋め込み型エアコン設置リフォームの場合は、別工事が発生しますので費用が上がります。

関連記事:天井埋め込み型エアコンを取り付けたい!メリットデメリットや費用目安を教えて!

エアコンは電気代がかかる?

エアコンを使ううえで気になるのは電気代ですよね。エアコンは使い始めと設定温度を低くした時に最も電力を消費しますので、実はつけたり消したりする使い方が一番電気代がかかるんです。

エアコンの使い方によって電気代を安く抑えられるのか、筆者宅で実験をしてみましたのでご参考になさってください。条件は以下の通りです。

・エアコンは2014年製造のPanasonic製品
・10帖リビングダイニングと12畳寝室の2部屋で使用
・日中は在宅・不在に関わらず、リビングダイニングのエアコンはつけっぱなし
(温度設定:在宅時、除湿または冷房で26℃~28℃、不在時は除湿28℃~29℃)
・就寝時は寝室のエアコンをつけっぱなし
(温度設定:除湿27℃~28℃)
・起床時間にリビングダイニングのエアコンを除湿28℃でタイマーON
・起床後暑ければ1℃ずつ温度を下げる


こまめにON/OFFをしたりタイマーでOFFしていた時の夏の電気代は1.3万円~1.5万円(ひと月当たり)ほどかかっていましたが、上記の使い方をしてみた結果、月々の電気代は0.9万円~1万円になり、約5千円ほど安くなりました。

特に注意するポイントは下記の4点です。

・始動時の温度は高めに設定(起床時間より前にタイマーでON)
・一気に温度を下げず、1℃ずつ下げる
・不在時は高めの温度でつけっぱなし(帰宅時に一気に低い温度設定でONにすると消費電力が上がるため)
・フィルター掃除はまめに行う


Panasonicのホームページにもエアコンに関するQ&Aが掲載されていますのでご参照ください。

参照:1時間あたりの電気代って何円くらいなの?|Panasonic

エアコンの不具合が起ったら

異例の猛暑続きのため、住居だけでなく交通機関や公共施設でもエアコンの不具合により空調が効かないトラブルも多く発生しています。エアコン不具合の対処については下記をご参考になさってください。

関連記事:エアコン不具合の症状別の費用目安と、エアコンを寿命いっぱいまで使うコツ

エアコンフィルターのお手入れはまめに

エアコンはフィルター掃除をしていないと効きが悪くなるので、こまめなフィルター掃除が大切です。簡単なお手入れとしておすすめなのが重曹を使う方法です。

リビングダイニングのエアコンフィルターには油汚れが付着しているので汚れが落ちにくいのですが、酸性の油汚れを落とすにはアルカリ性の重曹が役立ちます。

1. エアコンフィルターを本体から取り出す
2. まんべんなく重曹を振りかけて20~30分程放置する
3. 掃除機で吸い取る


これだけでエアコンフィルターの汚れが落ちやすくなりますのでぜひお試しください。

また、年に一度はエアコンクリーニングをして内部にたまった汚れも取り除いておくことでエアコン効率が上がり電気代の節約にもつながります。

関連記事:
業者別にエアコン掃除・クリーニング・清掃の内容や費用を徹底比較
ハウスクリーニング/梅雨前にエアコンクリーニングで清潔エアコン!

2. 窓の断熱リフォームをする

熱中症対策として有効なエアコンの使用ですが、エアコンは窓付近にあることが多いですよね。実は室内で最も外気温の影響を受ける場所は窓で、窓から熱気を吸収してしまうとエアコン効率も悪くなります。窓の断熱対策リフォームにおすすめなのは下記の4点です。

・すだれやよしず・オーニングを設置
・遮熱フィルムを貼る
・遮熱ガラスにリフォームする
・窓ガラスコーティングリフォームをする

3. 遮熱カーテンを使う

窓からの熱を室内に取り込んでしまわないよう、日中は遮熱カーテンを使用するのがおすすめです。ブラインドやロールスクリーンも効果的です。

家仲間コムでの過去の見積もり事例をご紹介します。
天窓と掃き出し窓に遮熱ブラインドかロールスクリーンを取り付けたいとのご要望
ブラインド・ロールスクリーン取り付けリフォームの費用目安は1.5万円~2万円でした。

4. 屋根の断熱リフォームをする

戸建住宅の場合1階より2階のほうが暑くなりやすく、原因は屋根からの熱気が影響します。屋根に断熱リフォームをすることで室温の上昇を抑えられますので、熱中症対策になります。

5. 外壁塗装リフォームをする

外壁に使われる塗料で、断熱・遮熱性能を高めた機能性塗料があります。この機能性塗料を使用することによって外気温より約5℃も室内温度を下げることができ、エアコン効率も上がります。結露抑制効果や防音効果もあるのでおすすめです。

・外壁塗装リフォームの費用目安:0.3万円~0.5万円/㎡
・耐用年数:約20年

まとめ

熱中症対策として有効なリフォームは、いかに外気温を室内に影響させないようにするかがポイントです。
屋根・外壁・窓のリフォームをすることで室内温度を快適に保ち、エアコンを使用して室温を下げて熱中症を防ぎましょう。水分・塩分・糖分の補給もお忘れなく!

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熱中症対策リフォーム費用の見積もりを依頼する際は一括見積りが便利です。依頼内容を入力すると業者から連絡が来て、訪問見積りや電話見積もりをしてもらえます。熱中症対策として有効なリフォームの中でも、屋根・外壁リフォームは同時に依頼することでリフォーム費用を抑えられます。

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利用会員数260,000人、登録リフォーム会社数1,400社を超える日本最大級のリフォームマッチングサイト「家仲間コム」を運営するリフォーム専門家集団の編集部が、一般的なリフォームの情報を纏めた簡易的な記事ではなく、実際の見積情報や価格相場に基づいた読者に役立つ、価値ある情報をお届けしています。

執筆者プロフィール
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

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