給湯器の3つのチェックポイント|修理・交換にかかる費用はどれくらい?

給湯器の3つのチェックポイント|修理・交換にかかる費用はどれくらい?

シャワーの途中でお湯が出なくなった!それは、給湯器の不具合のせいかもしれません。給湯器は、特にエネルギーを使う冬場に突然お湯が出ないなどの不具合が起こることが多く、そうなると寒いし困りますよね!何らかの不具合が起こった場合は、3つのチェックポイントを確認して、早急に原因を突き止めましょう。この記事で詳細を説明していきますが、まずはこの記事で紹介している内容の結論を簡単に記載します。

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POINT この記事のポイント

・お湯が出ない時に確認するべきチェックポイントは、「運転スイッチや元栓を確認」「水が出るか確認」「給湯器を確認」の3つ
・給湯器の不具合が起こりやすい箇所は、「リモコン」「給湯器本体」「給湯器の配管」「給水バルブ」の4つ
給湯器の修理費用は、おおよそ5千円~6万円程度で、交換費用は12万円~16万円程度が相場

1. 運転スイッチや元栓を確認

そもそも運転スイッチが入っていないとお湯は出ませんね。また、寝る前や外出時にガスの元栓を締めているというご家庭の場合は、ガスの元栓が開いているかを確認しましょう。

大きめの地震があった後などは、安全装置が起動していることも考えられます。電気給湯器の場合は、ブレーカーが落ちていないか、コンセントが抜けていないかも確認しましょう。

お湯の温度は適温ですか?

また、お湯の温度を下げすぎていた、ということも多くあります。スイッチと合わせて、温度も適温になっているか確認しておきましょう。

2. 水が出るか確認

お湯だけでなく、水も出ないようであれば、水道トラブルを考えます。断水や凍結、水漏れ、止水栓が締まっている、などが考えられます。この場合は、水道業者さんに依頼しましょう。

3.給湯器を確認

運転スイッチ、ガスの元栓、電気のブレーカー、水が出るか、等を確認して問題がなければ、給湯器の不具合がないか確認しましょう。次項で、給湯器について詳しく見ていきます。

給湯器の寿命はどれぐらい?

給水器給水器(※画像はイメージです)

給湯器は、毎日お湯を沸かしてくれて、温かいお風呂に入れたり、寒い時期にお湯で洗い物が出来たりと、いまや生活にとってなくてはならない住宅設備です。毎日何度も使用するので、当然劣化していきます。

一般的に、給湯器の寿命は約10~15年と言われており、ご家庭の給湯器にも『耐用年数10年』というようなシールが貼ってあると思います。

おおよそ8年目あたりから何らかの不具合が出始めることが多いので、その年数が経過していたら、給湯器の交換も検討する時期だと思いましょう。給湯器に不具合が起こると、リモコンになんらかのエラーメッセージや、エラーコードが表示されます。

給湯器の不具合が起こりやすい箇所

給湯器の不具合が起こりやすい箇所

給湯器に不具合が起こると、リモコンにエラーメッセージが出ますが、異音がしたり異臭がすることでも、何か不具合が起こっていることが分かります。では、給湯器の不具合が起こりやすい箇所はどこなのでしょうか?

1.リモコン

リモコンリモコン(※画像はイメージです)

リモコンを操作する時に、よく使うボタンが決まっていませんか?温度調節、お湯張り、追い炊き、などが挙げられると思いますが、やはり、よく使うボタンは壊れやすく、壊れてしまうと操作が出来なくなりますので、修理または交換が必要です。

2. 給湯器本体

給湯器は、だいたい屋外に設置されてありますが、長年風雨にさらされたり、ゴミやほこりが溜まっていると、給湯器本体内の基盤などがショートしてしまうことがあります。触ると危険なので、すぐにメーカーへ連絡しましょう。

普段から、ゴミやほこりが溜まらないようお手入れをし、風雨が避けられるような屋根下に設置することが望ましいです。

3. 給湯器の配管

給湯器本体内に、お湯と水が通る配管がありますが、経年劣化によって配管の部品が消耗していることがあり、そこから水漏れが起こる場合があります。漏電することもあり得るので危険です。

4.給水バルブ

給水バルブは、素人が触る機会はありませんが、業者さんによる給湯器のメンテナンスの際は、必ず点検を行う場所です。給水バルブが故障していると、万が一の水漏れの場合に水を止めることができませんので、大切な役割のある部品です。

給湯器の修理・交換費用は高い?

給湯器は、電気やガス、水道などが複合している住宅設備なので、有資格者でないと修理や交換が出来ません。修理内容も多岐に渡るため、どうしても修理費用が高額になってきます。ですが、素人が触ると大変危険なので、必ず専門業者に依頼しましょう。

給湯器の修理費用目安は、おおよそ5千円~6万円程度と差があります。部品の交換などで済む場合は安く、給湯器本体の基盤などを修理する必要がある場合は高額になってきます。

給湯器の交換費用目安は、おおよそ12万円~16万円程度機器代込み)ですが、機器の種類や設置場所、現状によって大きく変わります。交換費用に含まれる内容は、【既設の給湯器の同等機種+出張費+撤去・処分費】のところが多いです。

給湯器修理・交換に必要な資格とは?

給湯器修理・交換に必要な資格

給湯器の種類によって、多少必要な資格が異なりますが、主に必要な資格は次の通りで、施工の際は、資格保持者であることを提示してくれます。資格の提示がない業者さんはあまり信用できないとも言えます。

給湯器の点検をして安全に使用しましょう

給湯器が故障したり、経年劣化で交換が必要になると、途端に生活に支障が出てきますし、何かあると危険なので、点検は必ず行いましょう。メーカーカタログに掲載されているガス給湯器の点検費用は、1回あたり7,000円~9,000円程度、修理が必要な場合は、部品代と修理費用が別途かかります。

点検の時期は、給湯器のメーカーにより異なりますが、おおよそ10年で「有償点検してください」というような文言が明記されています。また、点検のお知らせが送られてきたり、リモコンに「点検時期です」というような表示が出ることもあります。

エコキュートやエコジョーズの導入がお得!?

給湯器の寿命が来て交換になった場合、同等機種と交換する方も多いですが、高効率給湯器と言われる「エコキュート」や「エコジョーズ」を導入すると、自治体によっては補助金が交付される場合があります。

「エコキュート」
CO2冷媒ヒートポンプ給湯器のことで、電気代が安い夜間の深夜電力を使用してお湯を作り、貯湯タンクの中にお湯を貯めるタイプの給湯器です。

「エコジョーズ」
潜熱回収型給湯器のことで、排熱を利用して、瞬間的に効率よくお湯を作りだせるタイプの給湯器です。お湯切れの心配がありません。

エコキュートやエコジョーズは、導入する時に、本体代と工事費用で50万円程度の費用がかかってきますので、導入をためらう方もいらっしゃると思います。自治体からの補助金が出るかどうか、日々の電気代・ガス代がどれだけ安く抑えられるのかを計算して、導入を検討されると良いでしょう。

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給湯器の修理・交換業者の費用見積もりを依頼する際は、一括見積りが便利です。依頼内容を入力すると業者から連絡が来て、訪問見積りや電話見積もりをしてもらえます。業者によって独自のサービスや技術があるので、希望に合う業者を比較検討しましょう。

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利用会員数260,000人、登録リフォーム会社数1,400社を超える日本最大級のリフォームマッチングサイト「家仲間コム」を運営するリフォーム専門家集団の編集部が、一般的なリフォームの情報を纏めた簡易的な記事ではなく、実際の見積情報や価格相場に基づいた読者に役立つ、価値ある情報をお届けしています。

執筆者プロフィール
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

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