「ながら家事」に最適な洗面所リフォーム|重要な動線の決め方
みなさんは家事をする時、どんなやり方で行いますか?洗い物をしながら洗濯、洗濯しながら料理など、いろんなことを同時に行う「ながら家事」が多いのではないでしょうか?この「ながら家事」をする際に、各場所への動線が良いととても効率があがります。この記事で詳細を説明していきますが、まずはこの記事で紹介している内容の結論を簡単に記載します。
目次 [ 非表示 ]
効率よく家事を行うために重要な動線はどこですか?
家事を楽にするためには、動線がとても大切ですが、中でも重要な動線として、キッチン~洗面所37%、洗面所~物干し場が27%と、洗面所につながる動線が、それぞれ高い数字を出しています。
また、家族が多いと朝の洗面所は、まさに場所の取り合いになり混雑する場所でもあります。出来る限り広く、何人かが出入りできるスペースがあると尚良いですね。
洗面所のタイプ
洗面所のタイプには、2種類あります。求めるタイプの洗面所に合わせて、レイアウトや洗面台などを選びましょう。
専用タイプ
廊下やホールの一部に洗面化粧台を置く場合が多く、出窓と組み合わせたタイプもあります。間口は600mm程度あればよいでしょう。
兼用タイプ
洗面室と脱衣所、さらに洗濯機置場も兼ねたタイプです。
効率の良い動線
洗面所をリフォームするにあたり、動線を改善する要望が一番多く、そのために、洗濯機の位置や脱衣スペース、洗面台との位置関係などを見直すことが多いです。そうすることで、「ながら家事」を効率よく行うことができます。
洗面所の広さや動線、位置などを考えて、開き戸を引き戸にする、折れ戸に変える、など、動きの邪魔をしないようなものに替えたりもします。
収納力
家族の中で一番収納スペースをとっているのは誰か、というアンケートでは、「母親(62.8%)」に次いで、中学生の娘がいる家庭では、二番目に「子供(19.0%)」が上がってくるそうです。実に、女性だけで81.8%のスペースを占めているんですね。
最近の洗面化粧台は、昔に比べて収納がしやすく工夫されており、収納量も多くなっていますが、収納量はむやみに増やさず、物を減らす意識を持つことも大切です。
広い洗面台
朝の身支度時に一番混雑するのが、洗面所の洗面台です。女性が使う場合、最低でも10分は洗面台の前にいることが多いため、洗面台が広いと助かります。
湿気対策
洗面所は浴室とつながっている場合が多く、湿気がたまりやすい場所でもあります。そのため、壁紙や床には湿度に強くカビない素材のものを使う必要があります。
洗面所リフォームのポイント
1. 広さや目的に合わせて設備を選ぶ
専用タイプの洗面室にするのか、洗濯室や脱衣室を兼ねた兼用タイプにするのか、によって、洗面化粧台などの設備を選びます。
2. 水回りに適した内装材を使う
水や湿気が気になる洗面所は、水に強く汚れてもお掃除が簡単な内装材を選びましょう。耐水性に優れ、調湿効果のあるものなど、洗面所に適した内装材が多く出ています。
3. 洗面化粧台を選ぶ
基本的な間口サイズは60~165㎝で、75㎝が一般的です。奥行は50~60㎝が基本ですので、ご自宅の広さに合わせてサイズを決めましょう。ボウルの形状は、ほぼ手洗いのみなのか、洗髪も行うのか、洗濯物を手洗いする場合もあるのか、など、目的に合わせて選びます。
洗面台の高さも重要です。できれば実物を見て決めると安心です。
4. 収納力
洗剤やシャンプーなどお風呂用品のストック、メイク道具など、洗面所には多くの物が集まってきます。壁面収納なども活用して、収納スタイルを選びましょう。スペースに余裕があれば、タオルや家族の下着類なども収納できるようにしておくと効率があがります。
5. お手入れがしやすいものを選ぶ
例えば、水アカをはじく素材や、排水口に向かって汚れや水が流れる形状になっているなどの工夫がしてあると、日々のお手入れが楽になります。
洗面所リフォームの費用の目安
洗面所リフォームの費用の最多価格帯は、"4万円~6万円"となっています。
・8万円~15万円でできる洗面台リフォーム
洗面台はサイズや機能、素材によって、価格が変わってきますが、洗面ボウル・水栓・鏡・収納などがついているスタンダードなタイプで"5~12万円"程度です。工事費用は、取り替えだけの場合は"3~5万円"が目安です。
・25万円~40万円でできる洗面所リフォーム
洗面台および、床材・壁紙などのトータルコーディネートを行うリフォームができます。
・クッションフロアの張り替え・・・"2~5万円"程度/1坪当たり
・フローリングへの張り替え・・・プラス"2~3万円"アップ
・壁紙の張り替え・・・"2~5万円"程度
これらを合わせて、洗面台本体を除く工事費用は15~20万円程度が目安です。
洗面所リフォームのタイミング
水回りは経年劣化しやすい場所でもありますが、だいたい新築・設置から15年を目安にリフォームを検討しましょう。その際、洗面所単体ではなく、浴室やトイレなど、同じ水回りのリフォームを同時に行うことで、費用も安く抑えられますし、素材にも統一感が出てきます。
洗面所リフォームの費用を一括見積り!
洗面所リフォーム費用の見積もりを依頼する際は、一括見積りが便利です。依頼内容を入力すると業者から連絡が来て、訪問見積りや電話見積もりをしてもらえます。業者によって独自のサービスや技術があるので、希望に合う業者を比較検討しましょう。
家仲間コムの見積もりサイトには、約1000社の登録業者さんがいて、いろんな依頼に対応できるのが魅力です。また、匿名・無料で見積もり依頼ができるのでしつこい勧誘などもありません。
洗面所リフォームの費用見積もりを無料でしてみる
完全無料で利用できるので、お気軽にご利用ください。
利用会員数260,000人、登録リフォーム会社数1,400社を超える日本最大級のリフォームマッチングサイト「家仲間コム」を運営するリフォーム専門家集団の編集部が、一般的なリフォームの情報を纏めた簡易的な記事ではなく、実際の見積情報や価格相場に基づいた読者に役立つ、価値ある情報をお届けしています。
大永 和弘 (おおなが かずひろ)
大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。
関連するテーマの見積もり依頼
洗面台の欠け(リペア) | ¥9,000 ~ ¥50,000 |
---|---|
洗面台の、割れひび修理 | ¥60,000 ~ ¥150,000 |
洗面所の床(めくれ剥がれかけている) | ¥44,000 ~ ¥53,000 |
洗面ボウルひび割れ修理 | ¥50,000 ~ ¥65,000 |
洗濯パンの取り替え | ¥30,000 ~ ¥35,000 |
※価格はこの依頼での一般的な価格相場です。