高性能セルロースファイバー断熱材の価格や利点欠点は?

セルロースファイバー断熱材とは?

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セルロースファイバーって初めて聞いたと言う方も多いと思います。セルロースファイバーは住宅断熱材の一つです。
セルロースファイバーの主な材料は新聞紙です。粉々にした新聞紙にホウ酸を混ぜて作られるのがセルロースファイバー。天然木質繊維の自然素材で、人体への影響も少ないエコ断熱材なのです。

「なーんだ、セルロースファイバーって新聞紙かよ。」って思いましたね。
でも、このセルロースファイバー断熱材ってすごいのです!

■セルロースファイバーのメリット (利点)

新聞紙だからと馬鹿にしないでください。セルロースファイバーって本当にすごいのです。

・セルロースファイバーは断熱性がすごい!
木質繊維間と、繊維の中に空気泡を抱えており二重の空気の層が断熱性を向上させています。また、壁の中に隙間無く施工出来るのが、最も大きい特徴の一つです。
・調湿効果がすごい!
セルロースファイバーには湿気を吸収し放出する性能があるので、結露防止などに効果を発揮します。
・防虫効果がすごい!
セルロースファイバーの材料の一つであるホウ酸は、防虫効果があります。
・防音効果がすごい!
セルロースファイバーは多孔性です。それらの小さな穴が防音効果を高めます。
・実は耐火性が高い!
新聞紙だから燃えやすいと思いますが、ホウ素系薬品が使用されているため充分な耐火性能を備えています。

■セルロースファイバーのデメリット (欠点)

メリットばかりではありません。やはりデメリット(欠点)もあります。セルロースファイバーにはどのようなデメリット(欠点)があるのでしょうか?

・他の断熱材に比べ、価格が高い
セルロースファイバー自体の値段もそうですが、施工に手間がかかるため施工費が高くなります。

その他のデメリット(欠点)は、ホウ酸や原材料となる新聞インクなどの人体への影響などが言われています。これらの人体への影響というデメリット(欠点)は、含有量は極微量のため影響はないという考えも多く、最終的には個々の考え方と判断となってしまいます。

セルロースファイバー断熱材以外の断熱材は?

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・グラスウール

吸音材として使われる綿状になったガラス繊維。断熱性・吸音性が高い。

・ロックウール

玄武岩に製鉄所で副産物として発生する高炉スラグなどを混ぜて作られる人造の鉱物繊維。断熱性、保温性、吸音性などに優れており、不燃性やリサイクル性も高い。

・ポリスチレンフォーム

簡単に言うと、発泡スチロールのこと。 軽くて扱いやすく加工も容易、現場での施工性が優れている。

・ウレタンフォーム

ポリウレタン樹脂を主成分とし、発泡させたスポンジ状の断熱材。高い耐熱性を発揮し、対応できる温度範囲が広い。

セルロースファイバー断熱材と他の断熱材の性能と価格比較

他の断熱材との性能比較

断熱耐火遮音調湿防虫
セルロースファイバー
ウレタンフォーム
ポリスチレンフォーム
ロックウール
グラスウール

他の断熱材との価格比較

(高い)セルロースファイバー>ウレタンフォーム>ポリスチレンフォーム>ロックウール>グラスウール(安い)

セルロースファイバー断熱で結露は発生しない?

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セルロースファイバー断熱の家は、一般的に結露しにくいと言われています。
しかし、最近聞いたのですが透湿抵抗の高いもの(防湿シートや合板)で施工すると結露が発生すると報告された例があります。

実際にセルロースファイバーの施工者としては、セルロースファイバー断熱材を施工中に、結露が発生したことはありません。
冬の現場では室内で開放型のストーブをたいて、工事をする場合があります。その際に、セルロースファイバー断熱の家では結露が発生した経験はありません。
ちなみに、グラスウール断熱などの家では結露が発生したことがあります。

これらの実際の経験を踏まえ、セルロースファイバー断熱の家は結露発生の可能性は他の断熱材に比べ非常に低いと考えられます。

セルロースファイバーは非常に優れた断熱材です。

執筆者情報 : ベストハウス

滋賀で古民家再生や地産地消・自然素材の家を専門にしている木造が得意な住宅工房です。
古民家再生ってどうするの?家づくりを楽しみたい。自然素材の家でもローコストに出来るの?自然素材の欠点は?
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