ガルバリウム鋼板の塗装メンテナンスが必要な症状と塗料別の費用目安

屋根塗装

ガルバリウム銅板を使用した屋根や外壁はスタイリッシュな見た目で人気がありますが、耐久性が高いとはいえメンテナンスは必要です。
他の材質と比較するとガルバリウム銅板は再塗装で済むことが多いので、大がかりなメンテナンスになることは少ないです。
今回は、ガルバリウム銅板の塗装メンテナンスが必要な症状や塗装に最適な塗料などについて解説します。

ガルバリウム銅板に必要なメンテナンス

ガルバリウム銅板は耐久性が高くメンテナンスに手間がかからない点も人気ですが、環境や気候による劣化は避けられません。

災害被害や空き家のように著しく経年劣化している場合には葺き替えや張替えメンテナンスも必要になりますが、ガルバリウム銅板自体は非常に強くて丈夫なので、主なメンテナンスは塗装で済むことが多いです。
参照:ガルバリウム鋼板の屋根が人気の理由を解説します!軽くて丈夫!でも価格は?

ガルバリウム銅板の塗装メンテナンスのタイミング

業者

ガルバリウム銅板の耐用年数は25年~30年と長く、耐久性の高い材質ですが、表面には塗装を施しているため定期的な塗装メンテナンスが必要になります。
次の症状が出始めたら塗装メンテナンスを考え始めましょう。

・色あせ
・サビ
・浮き

色あせやサビのメンテナンスは主に塗装になりますが、おおよそ10年~15年のタイミングで再塗装をしておくほうが長持ちします。

それぞれのメンテナンス方法を詳しく解説します。

1. 色あせ

太陽の日差し

色あせは経年劣化の場合に多く見られる症状です。
特に日当たりの良い箇所のほうがより色あせしていきます。

ガルバリウム銅板の屋根や外壁は、一般的に黒などの濃い色合いにされる場合が多いので、色あせてしまうとよく目立ちます。
日に焼けるということはそれだけ紫外線の影響を強く受けているということですので、材質の劣化も進行していきます。

見て分かるほどの色あせに気づいたら、早めに再塗装をおしておくほうが長持ちしますし、住宅の見た目にも良い印象を与えます。

2. サビ

ガルバリウム銅板は耐久性が高く比較的サビには強い材質ですが、金属系の材質なのでサビが発生する可能性があります。

台風時の飛来物などによって傷がついたところからサビが広がっていきますので、早めに対処しておかないとどんどんサビの範囲が大きくなり美観を損ないます。

サビが発生した場合は、最初にケレン(サビ落とし)作業をしてから再塗装を行います。

サビには3種類があり、それぞれ発生原因が異なりますので下記をご覧ください。

住宅の点検

1. 赤サビ

赤サビは、傷ついて表面の塗装がはがれたことにより広がっていくサビです。

例えば台風時の強風により飛んできた石などがガルバリウム銅板に当たり傷がつきます。
赤サビはここから発生して広がっていきます。

屋根や外壁の高い部分は天災による影響が大きいですが、低い位置は人災の確率が上がります。
たとえば、庭で子供達が遊んでいて金属バットが当たってしまった時や自転車を外壁にこすってしまった場合などです。

上記のような強い衝撃によりガルバリウム銅板に傷がつくと赤サビの原因になります。

2. 白サビ

白サビは沿岸地域で多く発生する現象です。
他にも、雨が少ない地域や雨の当たらない場所・高温多湿の地域で発生します。

ガルバリウム銅板に含まれる亜鉛が酸化して表面が白くなることがありますが、これが白サビの正体です。

斑点状に発生するのでよく目立ちます。

3. もらいサビ

もらいサビは、ガルバリウム銅板の屋根や外壁に接している金属に発生したサビがうつる現象です。

赤サビの一種ではありますが、屋根に設置しているアンテナの金属部分のサビや、外壁に設置している給湯器などのネジ部分のサビなど、もらいサビの原因となるものは意外とあります。

万が一もらいサビが発生していたら原因となった金属を取り外してサビた部分を交換する必要があります。

ガルバリウム銅板に接する金属にもサビ止め加工が必要ですので、設置の際は業者さんによく確認しておくことももらいサビを未然に防ぐコツです。

3. 浮き

大型台風など突風や強風などによって、ガルバリウム銅板の屋根や外壁が浮いてしまうことがあります。

浮いた部分から雨水が内部に染み込んで雨漏りの原因となりますので、早急に重ね張りや張替えのメンテナンスが必要です。

ガルバリウム銅板の塗装手順

塗装業者

ガルバリウム銅板を塗装する際には、施工経験の多い専門業者に依頼することが大切です。
なぜなら耐久性の高いガルバリウム銅板は、表面がツルツルしているため塗装には高い技術力が必要とされるからです。

1. 表面の目荒し作業

「目荒し作業」とは、ガルバリウム銅板の表面に塗料が乗りやすくするために表面をざらざらとした状態にすることを言います。
ざらざらとさせることで、塗料が乗って定着しやすくなります。

ガルバリウム銅板の塗装メンテナンスの中で最も重要な作業です。

どの工事でも同じですが、下地の状態を丁寧に整えることでそのあとの過程がスムーズに進み、耐久性を高め劣化しにくい状態になります。

サビが発生している場合は、先にケレン(サビ落とし)作業を丁寧に行います。

2. 再塗装

下地の状態を整えたら再塗装メンテナンスを施工していきます。

塗料には下記の6種類があります。
1㎡あたりの費用目安と耐用年数を一覧にしました。

塗料の種類費用目安耐用年数
アクリル塗料1,000円~1,200円/㎡約6~8年
ウレタン塗料1,800円~2,300円/㎡約8年~10年
シリコン塗料2,300円~3,500円/㎡約10~12年
光触媒塗料2,500円~5,500円/㎡約15~20年
ラジカル塗料2,800円~/㎡約14~16年
断熱・遮熱塗料3,000~5,000円/㎡約20年
フッ素塗料3,500円~5,500円/㎡約15~20年

上記の中でもフッ素塗料は表面がツルツルした仕上がりになるため、次の塗装のタイミングでは再塗装が難しくなります。
そのためガルバリウム銅板には適しているとはいえません。

夏の暑さや太陽光など、外気温や熱に強い塗料を選ぶとシリコン塗料が最適です。
シリコン塗料は伸縮性のある塗料なので熱にも強く、その点で他の塗料より優れています。

ガルバリウム銅板メンテナンスの注意点

ガルバリウム銅板のメンテナンスとして水をかけて表面の汚れを落としておくことがおすすめなのですが、高圧洗浄機のご使用は避けたほうが良いです。

水圧の強さで塗膜がはがれてしまうことがあります。

高圧洗浄機は便利で早く汚れを落とすことができますが、ガルバリウム銅板の場合はホースで水を流すほうが表面の塗膜を傷つけずにお手入れができます。

ガルバリウム銅板の塗装メンテナンスまとめ

OKマークをする人

ガルバリウム銅板の塗装メンテナンスについてまとめます。

・10~15年ごとに行う
・サビは落として下地の調整を丁寧に行うことが重要
・フッ素塗料は不向き
・シリコン塗料が熱に強くおすすめ
・高圧洗浄機を使用したメンテナンスは傷つける可能性があるので注意

これらの点をきっちり説明してくれて、丁寧に施工してくれる業者さんに依頼するとガルバリウム銅板の良さを生かして長持ちさせることができます。

image

ガルバリウム銅板の塗装メンテナンスをお得に依頼!

業者

ガルバリウム銅板の塗装メンテナンスは約10年~を目途に行っておくと、長い目で見て長持ちします。
屋根や外壁は住宅の外観の良さにも影響しますので、劣化を放置しておくと見た目にも良くありません。

家仲間コムの見積もりサイトには約1000社の登録業者さんがいて、ガルバリウム銅板への施工経験が豊富な業者さんも多いので、丁寧に施工をしてくれます。
匿名・無料で見積もり依頼ができるのでしつこい勧誘などもありません。

image

image

完全無料で利用できるので、お気軽にご利用ください。

関連するテーマの見積もり依頼

※価格はこの依頼での一般的な価格相場です。