トイレ床張替えの種類と費用目安|掃除しやすいトイレにするには

トイレ床張替えの種類と費用目安|掃除しやすいトイレにするには

トイレの床が汚れていると悪臭や雑菌の繁殖の原因となりますが、床を張り替えることでそれらの原因をなくし、綺麗で気持ちよく過ごせる空間にすることができます。またトイレの便器を交換するタイミングで、トイレの床、壁を合わせてリフォームするのがおすすめです。この記事で詳細を説明していきますが、まずはこの記事で紹介している内容の結論を簡単に記載します。

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POINT この記事のポイント

トイレの床は、お手入れがしやすく綺麗さを持続できるものがおすすめ
・トイレの床の種類は、「クッションフロア」「フローリング」「タイル」「プラスチックタイル」「セラミック」の5つ
トイレの床張替えの相場は、2~8万円ほどで、トイレ全体のリフォームの相場は、15~30万ほど

トイレの床を選ぶ際のポイント

トイレの床は、お手入れがしやすく綺麗さを持続できるものがおすすめです。トイレの床は、飛沫や埃などで汚れてしまいがちですが、そんな汚れを拭き掃除でさっと拭きとれるような床素材であると掃除が楽でしょう。基本的には防水性の素材で、抗菌、防カビ等の機能があるとより綺麗を保持できるでしょう。アンモニアや薬品等への耐性(掃除で洗剤を利用する場合もあるため)もあると心強いです。

トイレの床は意外と汚れています

トイレは綺麗なように見えても実は意外と汚れていることがあります。男性が利用する場合や、蓋を開けて流すと尿や便を含む水が周囲に飛び散ってしまい、菌やカビ等が繁殖するもとになります。これらの汚れは通常の照明では見えにくい場合も、ブラックライトを当てると汚れを見ることができます。

また便には大腸菌等の腸内細菌が含まれています。大腸菌の繁殖速度は速いので、半日放置するだけでも無数に増えてしまいます。このようなトイレにいる菌が、飛散した尿を分解して臭いを発生させます。

トイレの床の種類

トイレの床の種類

トイレの床にも幾つか種類があり、素材によって特性や使い勝手も異なります。ご自宅のトイレに合うものを選んでいきましょう。

・クッションフロア
塩化ビニールを素材とした床材で、耐水性に優れ、汚れも付きにくく落しやすい性質からトイレ、浴室等水回りに広く用いられています。柔らかくクッション性があるので、足腰にも優しいです。色や柄などのバリエーションも豊富で、好みに合わせてコーディネートができます。抗菌、防カビ、防汚など様々な機能もあり、使いやすい素材と言えるでしょう。

・フローリング
一般的な住宅に良く利用されるのは複合フローリング(合板の表面に化粧材を張り合わせたもの)で色のバリエーションも豊富です。表面の加工によって、耐水性や汚れ防止、耐傷性等の機能を付けたものもあります。またトイレ用に尿に強い耐アンモニア性、洗剤や漂白剤などに耐えられる耐薬品性を持ったものもあります。メーカーのカタログ等には機能の一覧表が載っていますので、確認をしてから購入することをお勧めします。

・タイル
タイルは耐久性、耐水性が高くお手入れがしやすいという利点があります。また色やデザインも比較的豊富です。足触りの冷たくなりがちですが、冷たさの感じないタイルや床暖房を取り入れることのできるタイプもあります。

・プラスチックタイル
塩化ビニル樹脂をタイル状に加工した床材です。耐久性や耐磨耗性、耐薬品性に優れており、色や柄のバリエーションも豊富です。

・セラミック
床の全部、または一部を覆うセラミックのパネルです。雑菌を分解する機能で、綺麗さを維持することができます。トイレの便座と同じ素材でできており、拭き掃除もしやすいです。

お手入れの仕方

まず掃除をする前に、掃除機で埃や髪の毛を吸い取っておくとその後の拭き掃除が楽になります。トイレの床を拭く際は、見えない飛び散った尿を意識して拭きとりましょう。

いらない布を適度な大きさに切って拭き掃除に使うとそのまま捨てることができて便利です。床掃除には、100倍ほどに薄めたアルカリ性洗剤を使用します。拭き掃除をしたら、から拭きをして仕上げます。

普段からできるお手入れ

床への飛沫汚れを防ぐためには、普段から男性は座って用を足す、流す時は蓋を閉める等をしておくと効果的でしょう。また換気も重要です。トイレ湿度が高くなりがちな場所のため、カビが発生したり、床や壁が浮いて剥がれてきてしまうこともあります。そうならないためにも、普段からしっかり換気をして、湿気がこもらないようにしましょう。

費用目安

トイレの床張替えはどれくらいかかるのでしょうか。過去の家仲間コムの見積もりを見てみると、トイレの床張替えの値段は、2~8万円が一番多い価格帯になります。

単純に床の張り替えだけの場合は2~4万円、腐食等で床が傷んでいて補修、補強が必要な場合は4~8万円程のようです。床の傷みの状態によってはそれ以上かかることもあります。

またトイレの便器の交換を含むトイレ全体のリフォームの場合は、15~30万円程が目安になってくるでしょう。張替えの価格は、面積や床の状態、床材等によって左右されますので、まずは見積もりを取ってみることをお勧めします。

家仲間コムの見積もり事例

過去に家仲間コムに寄せられた見積もりの一部をご紹介します。費用の参考にしてみて下さい。

トイレ床クッションフロア張替えたい
2.5万円 ~ 3万円
築13年の木造二階建てです。一階トイレの床のクッションフロアを張替えたいです。約畳一畳です。

トイレ床張替え(相模原市)
1.5万円 ~ 2.5万円
築11年の一戸建てです。1階トイレ床の張替えをお願いします。80cm×150cmくらいです。

トイレの床板補修工事
3万円 ~ 6万円
築60年の木造2階建です。一階の洋式トイレで、約1畳のスペースですが洋式便器と床の間に水漏れらしきシミがあり、便器周辺の床がベコベコしてます。トイレ床板補修工事の希望です。

トイレ床のリフォーム
6万円 ~ 11万円
築10年の木造二階建てです。1階洋式トイレなのですが、便器周りの床がおしっこでくさってはがれてきました。畳1畳ほどのトイレです。

トイレリフォーム(千葉県)
15万円 ~ 30万円
築20年くらい木造二階建て。一階洋式トイレ180×80くらいの広さです。便器(ウォシュレット付き)と床と壁紙のリフォームを希望しています。

トイレの洋便器取り替えと床板の取り替え
16万円 ~ 23万円
築30年木造二階建てのトイレリフォームをお願いします。取り替える便器は洋式で、トイレのサイズは幅760mm 奥行1250mmです。床板がぶよついているので、洋便器と一緒に床板も取り替えください。

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トイレ床張替えをご検討の方は、まず見積もりを依頼しましょう。でも、トイレ床張替えに対応している業者さんを探すのは意外と大変です。

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利用会員数260,000人、登録リフォーム会社数1,400社を超える日本最大級のリフォームマッチングサイト「家仲間コム」を運営するリフォーム専門家集団の編集部が、一般的なリフォームの情報を纏めた簡易的な記事ではなく、実際の見積情報や価格相場に基づいた読者に役立つ、価値ある情報をお届けしています。

執筆者プロフィール
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

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