新築外構工事の費用は?|ハウスメーカーとリフォーム会社の新築外構工事

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新築外構のスタイルについて

新築の外構は主に3つのスタイルに分けられます。

■クローズド外構

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プライバシーを重視する場合におすすめの外構スタイルです。
外部からの視線を遮断するために、塀やフェンスの高さを高めにした外構で、古くからの日本家屋ではこのクローズド外構が一般的です。
防犯やプライバシー保護の面では大変優れているのですが、選ぶ塀やフェンスの種類によっては閉鎖的な家に見えてしまう可能性があることが注意点となります。

■オープン外構

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クローズド外構とは対照的に、フェンスや塀をあまり設置しない外構スタイルをオープン外構といいます。
その名の通りオープンな空間なので、開放的で広く見えることが大きなメリットといえるでしょう。プライバシーの面では保護する物が無いため、注意が必要となります。
フェンスなどのかわりに樹木を植栽するなど、欧米で人気の高い外構スタイルです。

■セミクローズド外構

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クローズド外構とオープン外構のいいところ取りをした外構スタイルで、近年ではとても人気が集まっています。
具体的には、フェンスは設置するけれど高さを低めに設定したり、プライバシーを重視したい場所だけに塀を作ったりと、上手に使い分けて開放感と防犯面を両立させた外構スタイルです。

新築外構工事の内容とは?

新築の内装に様々な工事があるように、新築の外構にも様々な工事があります。
新築外構の主な工事は、このようなものです。

■外構への門設置工事

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外構に門柱と門扉を設置します。
門柱には表札やポストを取り付ける場合も多く見られます。
外構において来客時などに一番すぐに目に付く場所であることから、門柱のデザインや素材は特に家のテイストと合わせたものにすることが重要です。

門柱・門扉設置費用相場:¥200,000〜¥350,000

■塀・外構フェンスの設置工事

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隣家や道路との境界に塀や外構フェンスを設置する工事です。
特に隣家との境界には、新築の外構工事で設置する場合が多いようです。
オープン外構の場合はこの工事をしない場合もあります。
塀やフェンスは設置面積が広いことから、外構全体や家全体の雰囲気ががらりと変わってしまうため、色や素材選びには注意が必要です。

新築外構フェンス設置費用相場:¥400,000〜¥600,000

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■カーポート設置工事

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車がある場合、新築時の外構工事でカーポートを設置する人が大半ではないでしょうか。
カーポートとは屋根と柱、梁のみで構成された、壁がないタイプの車庫のことです。
外構の敷地が狭い場合、柱が少なめのカーポートを選択した方が車の出し入れはしやすくなります。

カーポート設置費用相場:¥200,000〜¥1,350,000

■ウッドデッキ設置工事

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ウッドデッキとは木製の床スペースのことで、リビングなどと外構をつなげているもののことを指します。
リビングと一体化して外構スペースを有効に使ったり、ペットのスペースにしたりなど、使い方に個性が現れる場所です。

ウッドデッキ設置工事費用相場:¥200,000〜¥300,000
(3帖の場合)

■アプローチ工事

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アプローチとは門(敷地入り口)から玄関までの通路のことです。
ここは家にとっての顔となる場所なので、新築時の外構工事には特に重視するべき場所と言えるでしょう。
新築外構工事の際には、アプローチのデザインを建物のデザインと合わせて考え、そこからフェンスや門などの雰囲気を考えていく場合が多いようです。

外構アプローチ工事費用相場:m2/¥8,000〜¥22,000

■庭・花壇・植栽・シンボルツリー

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新築の外構で意外と忘れがちなのが、植栽などのことです。
シンボルツリーを植樹したり花壇を作ったりといったことから、庭の雑草対策や芝生のことも、新築外構工事としてやる場合が多いです。

シンボルツリー植樹費用相場:¥20,000〜¥80,000
(1本あたりの費用)

新築外構工事の費用は?

新築外構工事の費用の目安としては、総建築費用の10%を外構工事に充てると家との釣り合いが取れた外構にできると言われています。
また、敷地面積(m2)×1万円が新築外構工事の費用目安だという意見もあります。
ただし、外構工事の費用は土地の広さや設置する物、デザインなどによって大きく変動があります。
まず、40坪〜50坪前後の敷地面積の場合、価格ごとにどのような外構工事ができるのかをご紹介します。

〜100万円程度
カーポートやレンガなどの施工が難しく、シンプルな外構になる

130万円程度
1台分のカーポートの設置や花壇の作成が可能となる

150万円程度
外構工事一式+ウッドデッキ・外構テラスの設置が可能となる
カーポートも2台用タイプの設置ができる

200万円〜
費用に余裕があり、デザイン性の高い外構工事が可能となる
レンガなどの使用・植栽にもこだわりを持つことができる

新築外構工事の費用例

★新築で安くシンプルな外構工事をしたい

(施工面積:36m2)

仮設工事66,000円
門柱工事199,000円
整地工事91,000円
ステップ工事116,000円
合計472,000円

★新築でアプローチをメインにした外構にしたい

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仮設工事30,000円
駐車場工事(16m2)
326,000円
アプローチ(8m2)224,000円
ブロック積み193,000円
塗り壁(11m2)115,000円
砂利敷き(25m2)92,000円
ポスト19,000円
表札18,000円
照明16,000円
配管・配線15,000円
合計1,048,000円

★テラスのある新築の外構にしたい

土工事158,000円
門袖525,000円
コンクリート車庫252,000円
アプローチ273,000円
金物・門扉・オーバードア452,000円
テラス工事367,000円
植栽・砂利敷き189,000円
合計2,216,000円

新築外構工事はハウスメーカーか?外構業者か?

新築での外構工事の場合、建築費には外構工事費用は入っていません。
ハウスメーカーに外構工事を頼むのか、自分で外構業者に頼むのかを決めることになります。
ハウスメーカーに外構工事を頼んだ場合と外構業者に頼んだ場合、それぞれにメリットやデメリットがあります。

■ハウスメーカーでの外構工事

ハウスメーカーに外構工事を注文する場合、ハウスメーカーが直接窓口となって対応してくれるという点が大きなメリットといえるでしょう。
この場合、外構工事の保証もハウスメーカーがしてくれるため、安心感があるのではないでしょうか。
また、ハウスメーカーに外構工事を頼んだ場合、外構工事の完了後に家を引き渡されることになります

デメリットは、ハウスメーカーへの中間マージンが発生してしまうため、直接外構業者に依頼する場合よりも割高になってしまうということです。

■リフォーム業者や外構業者での工事

外構業者に直接依頼した場合、自分で全ての対応をすることになります。しかしその分、自分の考えや希望をしっかり直接伝えることができるというメリットがあります。
また、中間マージンが発生しないため、ハウスメーカー経由で外構工事を依頼する場合よりもかなり割安に感じるはずです。

デメリットを挙げるとすれば、直接のやり取りでの不安でしょうか。
また、引渡し後に外構工事に取り掛かることになるということにも注意が必要です。

リフォーム業者や外構業者への直接依頼は何割安い?

新築時の外構工事は、外構業者に直接依頼した場合、ハウスメーカーに依頼するよりも15%40%(!)も割安になるケースが多いです。
工事費用は業者によって様々ですが、ハウスメーカーへの依頼よりも確実に安く外構工事ができるはずです。

ハウスメーカーの保証面や間に入っての対応を特別に重視するのでなければ、割安になる外構業者への直接依頼を選ぶのが良いでしょう。

格安で新築の外構工事をするには?

まず、先ほども述べたようにリフォーム業者や外構業者への直接依頼をおすすめします。
さらに、業者によって外構工事の費用は様々です。
最低でも3社以上の見積もりを取り、見比べてみることがとても大切になってきます。また、新築外構工事の実績の多い業者が安心です。
必ず、新築外構工事の実績を確認しましょう。

新築の外構は範囲の広い場所ですから、どのようにしたら良いのか考えがまとまらないことも多いでしょう。
自分が新築した家の一部となる外構をどのようにするのかイメージをふくらませながら、多くの業者からの意見や費用について、不安なことをどんどんを聞いてみましょう。
きっとより良い外構を創り上げるための、プロの貴重な意見がもらえるはずです。

■執筆者情報:ホームセンタービバホーム

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ビバホームでは、新築外構工事をはじめとして様々な外構工事を数多く承っております。
またビバホームはフェンスや門柱、カーポートなどのエクステリア資材メーカーであるTOEXと同じLIXILグループなので、より安心の新築外構工事をお値頃価格でご提供いたします。

お得なビバホームの新築外構工事のご紹介
    < 外構工事の価格 >  < 外構工事の施工事例

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家仲間コム編集部

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利用会員数260,000人、登録リフォーム会社数1,400社を超える日本最大級のリフォームマッチングサイト「家仲間コム」を運営するリフォーム専門家集団の編集部が、一般的なリフォームの情報を纏めた簡易的な記事ではなく、実際の見積情報や価格相場に基づいた読者に役立つ、価値ある情報をお届けしています。

執筆者プロフィール
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

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