ウッドデッキのメンテナンス方法|オイルステインの塗り方を解説

ウッドデッキのメンテナンス方法|オイルステインの塗り方を解説

せっかくつくったウッドデッキは長く使いたいものですよね!ウッドデッキのメンテナンスは、ウッドデッキを長く使うためにとても重要です。この記事で詳細を説明していきますが、まずはこの記事で紹介している内容の結論を簡単に記載します。

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POINT この記事のポイント

ウッドデッキの日常のメンテナンスの基本は水洗い
ウッドデッキのオイルステインを塗る時期はデッキ設置の半年後
おすすめのオイルステインは「アウトドアステイン」

ウッドデッキの日ごろのメンテナンス方法

ウッドデッキの日常のメンテナンスの基本は水洗いです。でも毎日は大変ですよね。汚れたら、デッキブラシなどでウッドデッキをゴシゴシ丸洗いしてメンテナンスしてください。

木は水分を含むと体積が膨張し、燥してくると体積が縮みます。この伸縮が木材の「割れ」を引き起こし、その割れ目に水分が溜まり、腐朽が始まります。特にウッドデッキの床面のように、木材を水平に使う場合は要注意です。

ウッドデッキを保護しようとして、ペンキのような塗膜を張る塗料を塗ると、木材の通気性が損なわれ、腐朽を早めてしまいます。通気性を保ちながら、はっ水効果のあるオイルステインが、屋外での木材のお手入れには最も適しています。

ウッドデッキにオイルステインを塗る時期

ウッドデッキのオイルステインを使ったメンテナンス時期は、まずデッキ設置の半年後に1回オイルステインを塗ってください。この半年後にオイルステインを塗ってメンテナンスするかどうかは非常に需要で、その後の耐久性に大きく影響を与えます。その後は出来れば毎年、最低でも2〜3年に1度のウッドデッキにオイルステインを塗るメンテナンスをお勧めしています。

オイルステインの塗り方

オイルステインの塗り方オイルステインの塗り方(※画像はイメージです)

1、オイルステインを塗る面のゴミ、油分、汚れなどをきれいにふき取ってください。
2、オイルステインを塗る面がケバだっている場合は、サンドペーパーなどできれいにしてください。
3、前回の他の塗料が残っている場合は、塗膜を取り除いてください。
※同じオイルステインが塗装されている場合は、ゴミなどを取り除くだけで結構です。
4、オイルステインを塗る前にオイルステインの缶をよくかき混ぜて、中身を均一にしてください。
5、ハケまたはウエス(布)にオイルステインを染み込ませ、ふき取るように塗ってください。
6、オイルステインの標準塗りは2回が原則です。1回目を塗ってから半日後に2回目を塗ってください。

おすすめのオイルステイン

おすすめのオイルステインは「アウトドアステイン」です。アウトドアステインは、木目の美しさを生かしながら、木を長持ちさせる、「油性アウトドア用木材保護塗料(オイルステイン)」です。 

アウトドアステインの特徴

アウトドアステインの特徴

アウトドアステインは上記の通りにさまざまな特徴があり、自宅に合わせたものから選べます。

監修者コメント
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木材を保護しよう

木材の寿命は、本来とても長持ちします。木造建築では法隆寺をはじめとして、築数百年という建物も珍しくなく、その耐久性は実証されていますね。しかし木材は水に濡れると腐りやすく、また紫外線によっても劣化するという弱点もあります。長持ちさせるには「いかに水や紫外線から守るか」が重要なのです。ウッドデッキは常に直射日光や風雨にさらされていますから、ぜひ定期的に塗料を塗って木材を保護し、長持ちさせてくださいね。

監修者:高橋 みちる(一級建築士)

オイルステイン塗装例

オイルステインによるメンテナンスは、比較的簡単にできます。オイルステインの塗り替えなど、ウッドデッキメンテナンスを有償にて承っている業者も少なくありません。

プロのウッドデッキメンテナンスはここが違う!

・サンダーマシンを用いて、ウッドデッキの汚れやケバ立ちなどをきれいにケヅリ落とします。
・木の状態を見て、最適な色味のオイルステインを選んで塗ります。


プロにオイルステインの塗りなどのウッドデッキメンテナンスを依頼すると、古くなったウッドデッキが新品同様になります。ウッドデッキは、使いこなした年月と共に味わい深くなっていきます。適切なウッドデッキメンテナンスがウッドデッキの寿命を伸ばすベストな方法です。

監修者コメント
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長持ちするウッドデッキとは

ウッドデッキを長持ちさせるには塗装によるメンテナンスが大切ですが、定期的に塗装するのは案外大変ですよね。そんな時は、ウッドデッキをつくる際に、使用する木材に高耐久の樹種を選択するのをおすすめします。ハードウッドと呼ばれるイペ、ウリン、イタウバなどの木材は、高密度のため腐りにくく、30年程度の耐久性があるといわれています。材料は高価ですが、長い目で見れば手間もかからずおトクかもしれませんね。

監修者:高橋 みちる(一級建築士)

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監修者プロフィール
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一級建築士

高橋 みちる (たかはし みちる)

WEBサイト


アールイーデザイン一級建築士事務所代表。

住宅業界で新築・リフォームの営業・設計・現場監理などを経験。
これまで3000件以上の現場を見ながら、「永く、快適に住み続けるためにはどうしたらいいのか?」を常に探求し続け、リフォーム提案を行っている。
また、現在は執筆活動や企業向けの社員研修、一般向けの講演会なども全国各地にて実施。

著書「やらなければいけない一戸建てリフォーム」(自由国民社、2020年7月発売)

【保有資格】

【所属】

noteにてリフォームに関するお役立ち情報を発信中!
高橋みちる|リフォームコンサルタント|note

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編集責任者

家仲間コム編集部

プロフィール


利用会員数260,000人、登録リフォーム会社数1,400社を超える日本最大級のリフォームマッチングサイト「家仲間コム」を運営するリフォーム専門家集団の編集部が、一般的なリフォームの情報を纏めた簡易的な記事ではなく、実際の見積情報や価格相場に基づいた読者に役立つ、価値ある情報をお届けしています。

執筆者プロフィール
編集者画像

大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

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