フローリング張替えにかかる費用は|押さえておきたいリフォームのポイント

image

床に何かを落としてしまったり、飲み物をこぼしてしまったりと毎日の生活の中で床が損傷を受けることは珍しくはないかもしれません。実際に気づかないうちに床がへこんでいたり、シミができてしまったりということはよくあるでしょうし、さらには年月が経てばその分劣化の進行は免れません。この記事で詳細を説明していきますが、まずはこの記事で紹介している内容の結論を簡単に記載します。

匿名・無料の一括見積もり

POINT この記事のポイント



フローリングは大きく分けて2種類!

現在暮らしている住宅、もしくはマンションやアパートの床材はどんなものなのかきちんと把握できていますか?最近はフローリングのほかにもクッションフロアやカーペット、タイルなどを床材として使用することも多いようですが、当然のことながらこれらすべてが異なる機能性を持つ床材となります。

さらに、フローリングと一概に言っても、すべての性能やデザインが同じというわけではありません。現在床材として広く使用されているフローリングは、大きく分けて「無垢フローリング」と「複合フローリング」の2種類に分類することができます。

無垢フローリングって?

「無垢フローリング」とは天然木を1枚の床材に加工したもので、天然ならではの温かみが感じられる床材として人気もあるそうです。天然の木が持つ調湿性や断熱性にも優れているほか、アレルギーが起こりにくい素材でもあります。さらに肌触りが良いほか、経年するごとに深みが増していくというメリットも人気を博している理由のひとつのようです。

一方で、無垢フローリングは比較的高額であることがデメリットのひとつと考えられます。また、湿度の変化により床材が膨張したり、反りが生まれやすかったりするほか、木目の模様にばらつきがあることもデメリットのようです。

複合フローリングとは?

「複合フローリング」とは、「無垢フローリング」とは違って複数枚の板を張り合わせたもの上に薄い天然木の板を重ねた床材のことをいいます。「無垢フローリング」と比べて安価で手に入るほか、色や模様のバリエーションも豊富なことがメリットとして考えられているほか、最近はさまざまな機能性を持たせた商品も販売されているとか。

実際に摩擦に強かったり床暖房対応のものであったりと、用途に合わせて使い分けることができるラインナップであることも複合フローリングならではの強みと言えるでしょう。

しかし一方で、複合フローリングの場合、無垢材フローリングと比べると見た目の高級感が少ないことがデメリットとして挙げられます。また、経年による変化も楽しめないほか、年月が経つと隙間が目立ってきてしまったり、ダメージを受けたときに補修が難しかったりといったこともデメリットとして考えられているようです。

フローリング張り替えのタイミングと工事内容について

フローリングの種類に関わらず、ある程度年月が経過したフローリングであれば張替えすることをおすすめします。基本的にフローリングの張り替えは10~15年を目安に行うことが推奨されているようですが、以下のような特徴がみられる際は業者の方にメンテナンスだけでも依頼してみる良いでしょう。

・床の上を歩くときしむ感じがする(音が鳴る場合も含む)
・上を歩くと床材がへこむ
・床材が反っている
・汚れや傷、色褪せが目立つ


このうち、きしみや反り、へこみ、床鳴りなどが見られる場合は床の下地材にまでダメージが及んでいる可能性が高いそうです。下地材に問題が見られる場合は、下地の補修や修復なども行う必要が出てくるので比較的大掛かりな工事となります。

しかし下地材をきちんと修復できれば、住宅の寿命が延びることも期待できるので、費用や工事日数はかかりますが将来のことを考えると必要な工事と言えるでしょう。

フローリング張り替えリフォームのポイント

続いては、フローリングの張り替えリフォームを実際に行う場合に気を付けたいポイントを2点紹介していきましょう。

「張替え工法」か「重ね張り工法」かをしっかりチェックする

フローリングを張り替える場合は基本的に「張替え工法」か「重ね張り工法」で施工することとなります。そもそも「張替え工法」とは既存の床材をすべてはがし、文字通り新しいものに張り替える工法のことを指し、一方で「重ね張り方法」とは既存の床材の上から新しいものを重ねて張る工法のことをいいます。

このうち重ね張り方法は比較的簡単な施工となりますので、費用も抑えることができますし工事自体も1日で済むことがほとんどです。しかしその分床の下地材の補修などは行うことはできませんので、もし10年以上経過している床材の場合は張替え工法を施工してもらうことをおすすめします。

張替え工法は費用も手間もかかりますが、その分下地材の状態もチェックしてもらえるのでメリットも多くあると言えるでしょう。

部屋によってはフローリングが不向きなことも?

リビングやダイニングの床にフローリングを採用しているご家庭も多いかと思いますが、実はフローリングが床材として適していない部屋があることはご存知ですか?例えばトイレやキッチン、脱衣所などはフローリングではなくクッションフロアなどの床材の方が適していると言われています。

と言いますのも、一般的にフローリングよりもクッションフロアの方が防汚性や防水性に優れているからです。もちろんこういった部屋にもフローリングを敷くことは可能ですが、その場合は防水性が高いものやコーティング剤が塗布されているものを選ぶことをおすすめします。

フローリング張替えリフォームにかかる費用の価格相場とは

フローリング張り替えリフォームの場合、費用の価格相場は6帖あたりで10~20万円と言えるでしょう。しかしフローリングの種類や機能性、面積の広さ、行う工法によって費用は変動していきますので、まずはしっかりと業者の方に見積もりを出してもらうことをおすすめします。

まとめ

いかがでしたか?フローリング張替えリフォームを行う際は、複数の業者の方に見積もりを出してもらったうえで、料金や施工内容をしっかり確認してから検討するようにしましょう。ぜひ参考にしてください。

フローリング張替え・リフォームをお得に行うには?

フローリング張替え・リフォームを行ってくれる業者を自分で探して、複数の業者に見積もりを依頼するのはなかなか大変です。

そこで便利なのが、リフォームのポータルサイト「家仲間コム」です。サイト上にフローリング張替え・リフォームの概要を書き込むだけで、業者からの見積もりや提案が届きます。見積もり依頼は匿名で行えるのでしつこい営業の心配もありません。

フローリング張替え・リフォームの見積もりを匿名で一括依頼してみる

完全無料で利用できるので、お気軽にご利用ください。

image

家仲間コムなら
業者の手数料が無料だから安くなるかも!/

一般的に業者さんがサイトに支払う成約手数料
(売上の約10〜20%)が家仲間コムではかかりません。

フローリング
業者さんを匿名で探してみる
編集責任者プロフィール
編集者画像

編集責任者

家仲間コム編集部

プロフィール


利用会員数260,000人、登録リフォーム会社数1,400社を超える日本最大級のリフォームマッチングサイト「家仲間コム」を運営するリフォーム専門家集団の編集部が、一般的なリフォームの情報を纏めた簡易的な記事ではなく、実際の見積情報や価格相場に基づいた読者に役立つ、価値ある情報をお届けしています。

執筆者プロフィール
編集者画像

大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

関連するテーマの見積もり依頼

※価格はこの依頼での一般的な価格相場です。