天井のシミは雨漏りの可能性も|天井修理工事のタイプと価格相場を紹介

天井のシミは雨漏りの可能性も|天井修理工事のタイプと価格相場を紹介

知らないうちに天井に大きなシミができてしまってはいませんか?そのシミ、もしかしたら雨漏りが起きているサインかもしれません。天井だけでなく、外壁や屋上、マンションの場合は特にベランダからも雨水が侵入し、雨漏りを起こす可能性があるようです。この記事で詳細を説明していきますが、まずはこの記事で紹介している内容の結論を簡単に記載します。

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POINT この記事のポイント

・雨漏りの原因は主に、「屋根」「屋上」「外壁」から雨水が侵入することによるもの
・雨漏りを放置するとカビやシロアリが発生するリスクが存在する
・天井の修理・工事を業者に依頼した場合の価格は、6~15万円ほど。ただし、屋根の腐食が激しい場合は100万円以上かかるケースもある

天井のシミの原因は雨漏り?

いつの間にかできてしまっていた天井のシミ、これはもしかしたら雨漏りが原因でできているのかもしれません。そもそも雨漏りはどうして起きてしまうのか、その原因や起こり方についてまずは説明していきたいと思います。

1. 屋根から

雨漏りが最も起きやすい場所は屋根だと言われています。例えば屋根瓦がずれていたり、コーティング剤が劣化してしまっていたりと、こういった少しの隙間から雨水が侵入し、雨漏りを起こすようです。屋根から雨漏りすると、段々と雨水が室内に浸透し腐食が進んでいきます。

2. 屋上から

屋上が設置してある家などはそこから雨水が侵入し、雨漏りが進むこともあるようです。屋上には通常防水コートなどを塗装してあるかと思いますが、そういった塗装の剥がれや排水溝のつまりなどが原因で、雨水が侵入しやすくなると言われています。

3. 外壁から

雨漏りと聞くと家の上部から雨水が浸透していくイメージが強いのではないでしょうか。しかし実は、雨漏りは外壁からも起こり得ます。実は屋根と同じくらい外壁からも雨漏りが起こりやすいと言われており、実際に屋根と外壁の間から雨水が浸透することも多々あるようです。

外壁から雨漏りが起きている状況を放っておくと、知らないうちに家を腐食しはじめ、劣化を招く可能性もあるとか。それを予防するためにも、しっかり外壁塗装を定期的に行ったり、業者の方にメンテナンスを依頼したりと対策を練りましょう。


関連記事:雨漏り修理の費用はどのくらい?対処方法との業者のおすすめの選び方

天井のシミだけじゃない!?雨漏りの怖い事例

雨漏りが起きていると、例えば白っぽい天井であれば薄い黒っぽくシミができているかと思います。普段生活していくうえで、天井のシミができていようがなかろうがあまり大差はないと考える人も多いかと思いますが、実は天井の雨漏りは放っていくと危険なものでもあるのです。

例えば天井に雨漏りが起きていると、強い雨が降った時に天井からポタポタと水が滴り落ちる音がするようです。また、さらに怖いのが天井のカビだと言われています。「なんだか部屋の中がかび臭い・・・」そんな時、原因は天井の雨漏りである可能性が高いのです。

実際に壁紙をはがしてみると、ぎっしりカビが生えていることもあるとか。これは雨漏りしたことで室内の構造部分の材木などが腐食し、カビが発生したことが原因として考えられています。カビの大量発生は住んでいる人にアレルギーや呼吸器官の病気などを引き起こす危険もあるので、もし心当たりがあるのならすぐに対処するようにしましょう。

また、雨漏りを放っておくと家に白アリが住み着く危険もあるようです。白アリは湿気がある場所を好むので、雨漏りが起きて家の中に雨水が浸透している状況は、白アリにとってはまさにもってこいの場所なのですね。白アリが家の中に住み着くようになると、家の柱などを食べ始め、家の寿命を縮めていく危険性もあるので、しっかりと対策を練るようにしましょう。

天井の雨漏りのチェック方法って?

天井が雨漏りしているかどうかをチェックするための調査方法があることをご存知ですか?天井が雨漏りしているか分からなかったり、何度修理しても雨漏りしてしまっていたりと雨漏りに関するトラブルを抱えている場合は、業者の方に雨漏り調査を依頼してみてはいかがでしょうか。

雨漏り調査とは、業者さんが行う特殊な調査方法のことで、目視などを駆使して雨漏りしている場所や原因などを割り出すもののことをいいます。例えば人為的に水をかけることで雨漏りしている状況を作り出し、該当箇所を割り出す「散水調査」や発酵液をかけて赤外線で雨漏り個所を割り出すもの、赤外線カメラを用いたものなど、業者によって方法は異なるようです。

天井の修理・工事について

雨漏りの程度によっては家全体を修理する必要が出ることもあるようです。しかし基本的に雨漏り修理としては、屋根や外壁、屋上やベランダなどに起きている雨漏り個所を修繕し、天井を修理することで事が済むでしょう。

この際天井をはじめとした内装の修復としては、クロスの張替や修繕だけで事足りるかと思います。しかし天井の上部、屋根の下地材などが腐食してしまっている場合はその部分の修復工事なども必要になってくるので費用もある程度高額になっていくことが予想されます。

天井の修理・工事の価格相場とは?

天井に雨漏りが起きている場合は、天井だけでなく雨漏りが起きている箇所も修復する必要があるので、場合によっては安価で済まないこともあるでしょう。実際に工事費用の価格相場としては6~15万円ほどが目安と言えるようです。

一方で、雨漏りの原因が屋根にあって、腐食も激しい場合は修理費用だけで100万円を超えることもあるようです。さらに補修個所が多い場合などと合わせると、中には300万円を超える事例もあるとか。

雨漏り修理を扱っている業者さんはインターネットを見ているだけでもかなり多くいらっしゃるようです。中には「どこの業者さんが良いのかわからない」という人も多いのではないでしょうか。雨漏りの修理・工事は経験の差があるリフォームでもあるようです。

そのため、良い業者さんを見極めるためにも実績を見比べてみても良いですし、実際に複数の業者さんに見積もりを出してもらって比べてみることをおすすめします。

まとめ

いかがでしたか?天井に見知らぬシミを発見できたら、すぐに業者の方にメンテナンスをしてもらうようにしましょう。雨漏りは早めの対処が大切です。また、雨漏りの根本を解決してもらえるためにも、業者選びもしっかり行うようにしましょう。

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利用会員数260,000人、登録リフォーム会社数1,400社を超える日本最大級のリフォームマッチングサイト「家仲間コム」を運営するリフォーム専門家集団の編集部が、一般的なリフォームの情報を纏めた簡易的な記事ではなく、実際の見積情報や価格相場に基づいた読者に役立つ、価値ある情報をお届けしています。

執筆者プロフィール
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

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