水栓から水漏れが起こったら|水漏れの原因や費用目安

水栓から水漏れが起こったら|水漏れの原因や費用目安

水栓の不具合で最も多い症状が「水漏れ」です。水栓から水が噴き出して止まらない、といった重度の水漏れが起こる前に、軽度な水漏れの時点で修理をしてしまいましょう。水栓から水漏れが起こった時には、まずはどこから水漏れが起こっているのかを突き止め、次に水漏れの原因を探っていきます。DIYで水栓の水漏れ修理をした際の費用目安などもお伝えします。まずはこの記事のポイントをまとめました。

匿名・無料の一括見積もり

POINT この記事のポイント

・約9割の人は水漏れトラブルにあったことがある
・水漏れトラブルの原因は部品の劣化などが多い
・水漏れはDIYで直そうとすると危険なことがある
・業者に依頼した場合の相場は5,000~15,000円

水道管が劣化して水漏れをおこし常に水が流れる状態になってしまいました。(40代/女性)
水道の蛇口が緩くなり、水が滴って止まらなくなった。すぐに管理会社と大家さんに連絡し、その日のうちに直してもらった。30代/女性
キッチンの水道の蛇口が取れました。不幸中の幸いだったのは、蛇口が閉まった状態で、取れた事。水が出ない不便さより、水びだしになる事のほうが、ダメージは大きそう。30代/女性

キッチンの水道の蛇口を開くと、付け根の所から水が漏れてきて蛇口から上手く水が出なくなった。金属の劣化が原因だった。30代/女性
水道の蛇口をきちんと締めているのに水滴がぽたぽたと止まらないことがありました。老朽化で仕方なく蛇口を全部交換しました。30代/女性
水道管の老朽での水漏れに2回遭いました。高額の水道代金や音でわかりました。50代/女性

回答者の経験を見ると、「老朽化」「劣化」と言ったワードが多く見られることから、これらが水漏れの原因と考えられます。

水栓の水漏れの原因

水栓の不具合で最も多い症状が「水漏れ」ですが、ある日突然、水栓から水が噴き出してしまうほどの大きな水漏れは起こりません。たいていは、ちょろちょろと水が漏れるという軽度の水漏れ症状が現れているはずです。水が噴き出してしまうのは、この、軽度の水漏れを放置してしまった結果、水漏れがひどくなり、部品などが破損して水が噴き出してしまうのです。

軽度であれば、ほとんどがコマやパッキンの劣化が原因として考えられますので、部品の交換で済みます。ぜひ、見てみぬふりをせず、軽度の時点で修理してしまいましょう。

★業者さんに依頼した場合の費用目安
"5,000円~10,000円"程度
★DIYで交換される場合
"100円~300円"程度(部品代のみ)

水漏れしている場所はどこ?

水漏れしている場所水漏れしている4箇所

水栓の水漏れといっても、水漏れを起こしている場所によって、交換する部品などが異なりますので、どこから水漏れが起こっているのかを調べましょう。だいたいの水漏れが、上記の4ヶ所から起こります。

A)吐水口からの水漏れ

image

コマの劣化が原因と考えられます。コマは、「ケレップ」とも呼ばれます。
・商品価格:180円程度

B)パイプの根本からの水漏れ

市販の補修パーツ補修パーツ

ナットが緩んでいたり、パッキンの劣化が考えられます。
・商品価格:150円程度

C)レバーやハンドル下のナットからの水漏れ

市販の補修パーツ補修パーツ

ハンドル内のパッキンの劣化が考えられます。
・商品価格:150円程度

D)取り付け場所からの水漏れ(壁付けタイプ水栓の場合)

image

取り付け部分をシールで補修します。
・商品価格:120円程度

水栓の水漏れ修理はDIYでできる?

水栓の水漏れ修理はDIYでできますが、何年も経っている水栓は、ネジなどの部品が癒着して固まってしまい、レンチなどを使ってもビクともしないことがあります。また、水栓を分解してしまって元に戻せない、と結局業者さんに依頼して来られる方も多くいらっしゃいますので、よほどDIYになれている方以外は、DIYはお勧めできません。

取り付け方をきっちりしないと、再度水漏れが起こる可能性もありますし、ひどい場合には、水浸しにしてしまうこともあり得ます。どうしても、DIYで水栓の水漏れ修理をされたい場合は、まずは、作業の前に、止水栓を締めて、水が出ないようにしましょう。先に水を止めておかないと、水栓を分解した際に水が出続け、水浸しになりますし、作業もしにくくなります。

作業前に、止水栓を締めること!

止水栓キー止水栓キー(※画像はイメージです。)

止水栓は、ほとんどの場合、水道メーターの横にあることが多いです。キッチンカウンターの下にあることもあります。ハンドルを回すタイプと、止水栓キーを使って開閉するタイプがあります。止水栓キーはホームセンターで800円程度で手に入れることができます。

水栓の水漏れを業者に依頼した場合

水栓の水漏れを業者さんに依頼した場合、費用目安は、
★部品の交換 おおよそ"5,000円~10,000円"程度
★水栓本体の交換 おおよそ"7,000円~15,000円"程度(水栓本体代は別途)

まとめ

水栓水漏れ修理をDIYで行う場合は、レンチなどの工具をそろえて行いましょう。また、止水栓を先に締めておくことも大切です。もし、分解した水栓を元に戻せなくなった場合は、速やかに業者さんに連絡をしましょう。まずは、そうならないように水栓の状態をきちんと見ておくなり、図面を用意するなり、対策をとることをお勧めします。

水栓水漏れ修理業者を一括見積り!

水栓水漏れ修理費用の見積もりを依頼する際は、一括見積りが便利です。依頼内容を入力すると業者から連絡が来て、訪問見積りや電話見積もりをしてもらえます。業者によって独自のサービスや技術があるので、希望に合う業者を比較検討しましょう。

家仲間コムの見積もりサイトには、約1000社の登録業者さんがいて、いろんな依頼に対応できるのが魅力です。また、匿名・無料で見積もり依頼ができるのでしつこい勧誘などもありません。完全無料で利用できるので、お気軽にご利用ください

家仲間コムなら
業者の手数料が無料だから安くなるかも!/

一般的に業者さんがサイトに支払う成約手数料
(売上の約10〜20%)が家仲間コムではかかりません。

水栓水漏れの
業者さんを匿名で探してみる
編集責任者プロフィール
編集者画像

編集責任者

家仲間コム編集部

プロフィール


利用会員数260,000人、登録リフォーム会社数1,400社を超える日本最大級のリフォームマッチングサイト「家仲間コム」を運営するリフォーム専門家集団の編集部が、一般的なリフォームの情報を纏めた簡易的な記事ではなく、実際の見積情報や価格相場に基づいた読者に役立つ、価値ある情報をお届けしています。

執筆者プロフィール
編集者画像

大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

関連するテーマの見積もり依頼

※価格はこの依頼での一般的な価格相場です。