換気扇・レンジフードを交換するには｜取り付け方と価格相場を知りたい

お風呂場やキッチンに設置されている換気扇。キッチンには、レンジフードと呼ばれているものもあります。そんな換気扇・レンジフードは、使い続けているとほこりがたまったり、汚れが付くほか、機能面でも劣化してくるので、きちんとメンテナンスや交換・取り付けを行う必要があります。この記事で詳細を説明していきますが、まずはこの記事で紹介している内容の結論を簡単に記載します。

POINT この記事のポイント

換気扇・レンジフードの交換時期について

換気扇やレンジフードは、家の中のほかの設備と同様に、使い続けていればいずれ寿命が来ます。その際は、きちんと交換・取り付けを行いましょう。そのままにしておくと、見た目も劣化していきますし、思わぬ事故につながることもあります。実際に交換取り付けを検討する時期としては、10年を目安に考えると良いでしょう。

また、お使いの換気扇・レンジフードが10年経過していなくても、上記のような症状があらわれ始めたらメンテナンス、もしくは交換を検討してみることをおすすめします。

一方で、これらの異常が見られても、交換する必要がないときがあります。と言いますのも、換気扇やレンジフードにほこりがたまることで、動きを阻害していることもあるのです。したがって、すぐに業者の方にメンテナンスや交換を頼むのではなく、まずは自分で換気扇の掃除をしてみることをおすすめします。意外と、たまったほこりや、キッチンであれば油や水垢の汚れ、そしてカビなどをきれいに除去してあげると、通常通り機能することもあります。

換気扇・浴室換気扇・レンジフードのファンの種類とは

換気扇は、ファンによって種類を分けることができます。それぞれ紹介していきましょう。

1. プロペラファン

扇風機の羽のような形状のファンのことを「プロペラファン」といいます。こちらは浴室、キッチン双方にみられるファンのタイプで、壁に取り付けることができます。室内の空気をそのまま外部へ排出することができますが、それ故に換気扇が外壁に接していることが必須条件となります。戸建てならば最適なのですが、外部の風の影響を受けやすいため、マンションの高層階や集合住宅には適していません。

2. シロッコファン

こちらも浴室・キッチン双方に適したファンのタイプです。換気扇と接続されたダクトを通して、空気を排出することができるので、静圧が高い場所や風が強い場所でも使用することができます。そのため、マンションや集合住宅でも設置が可能です。また、キッチンメーカーが展開する、キッチンの付属のレンジフードは、ほとんどがこちらのシロッコファンが適用されています。

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※1．見積内容によって異なるケースがあります。
※2．業者様と直接ご連絡いただく際にはお名前・ご住所などの情報が必要となります。

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換気扇・レンジフードの交換・取り付け、自分でもできるの？

換気扇・レンジフードを交換した方が良いとわかっていても、金銭的な問題や都合でなかなか実現できない、という人も多いかと思います。確かに、業者の方に頼むのはお金がかかりますし、いろいろと面倒な面もあるかもしれません。

実は、換気扇やレンジフードは、種類によっては自分で交換・取り付けも可能です。その条件は以下の通りになります。

換気扇・レンジフードの電源がコンセント式

換気扇やレンジフードの電源がコンセントの場合、自分で交換・取り付けが可能です。しかし逆に、内部で配線をつなげているタイプのものであれば、自分で施工はできません。きちんと「電気工事士」の資格を持っている業者の方にお願いしましょう。ちなみに、浴室換気扇はほとんどがアース工事が必要となります。そのため、自分で施工することはできません。無理に行ってしまうと、感電や漏電などの思わぬ事故につながりかねませんので、やめておきましょう。

同じサイズの換気扇が見つかっている

換気扇やレンジフードを交換する際、気を付けたいのがサイズの間違えです。換気扇と一概に言っても、サイズだけでもいろいろなものがあるので、しっかりと自分の家で使用しているもののサイズを測っておくことが大切です。型番を控えておいて、あっているものをインターネットショップや家電量販店などで探すと良いでしょう。換気扇は小さすぎても大きすぎても、設置できませんし正常に回りません。

換気扇・レンジフード交換・取り付けのポイント

自分で施工する場合は特に、注意すべきポイントが多くあります。例えば上記にあげた条件に当てはまるときしか施工しないようにすることも大切ですし、自信がないときは止めておくほうが良いでしょう。今はインターネットで換気扇やレンジフードを実際に交換・取り付けしている人の動画や、事細かな説明文を見ることができるので、それらをじっくりと見ながらイメージトレーニングしておくこともおすすめです。

換気扇・レンジフードの交換・取り付けにかかる費用の価格相場とは

自分でも可能な換気扇・レンジフードの交換・取り付けですが、やはり業者の方に依頼した方が確実ですし、キレイになるのでおすすめです。その場合は、もちろん自分で施工する場合よりも高額になりますが、その分プロにしかできない微調整や追加工事なども行ってもらえるので、損はないかと思います。

そんな換気扇・レンジフードの交換・取り付けにかかる費用の価格相場としては2～12万円といえます。もちろん工事の種類や追加工事の有無によって費用は変動していきますので、まずは業者の方にしっかりと見積もりを出してもらってみてください。

まとめ

いかがでしたか？換気扇やレンジフードは、毎日の生活のなかで欠かせない設備の一つです。少しでも異常を感じたら、業者の人に見てもらうようにしましょう。また、自分で交換・取り付けを行う際は、十分に注意して行うようにしてください。

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