高機能でおしゃれなサイディング|おすすめポイントと費用目安

高機能でおしゃれなサイディング|おすすめポイントと費用目安

家の第一印象を決める外壁、どんなものにするか迷ってしまいますよね。外壁の仕上げの方法には色々とありますが、今回はデザイン性があり、機能面も充実しているサイディングのおすすめポイントやメリット費用について紹介します。外壁のリフォームで検討中の方必見です。まずはこの記事のポイントを以下にまとめました。

匿名・無料の一括見積もり

POINT この記事のポイント

・ボード上の建材を外壁に貼っていくサイディングはメリット多数
・サイディングの種類は主に窯業系・金属系・木質系・樹脂製の5つ
・サイディングの種類の中で知名度が高くよく選ばれるのは窯業系と金属系
・サイディングの貼り方で印象が変わる

サイディングとは

サイディングサイディング(※画像はイメージです)

外壁の仕上げ工法の中の一つで、ボード上の建材を外壁に貼っていきます。仕上げ工法にはモルタルや塗装などもありますが、サイディングは工場で作られるため品質が均一になっているのが特徴です。素材によって、窯業系、金属系、木質系などに分けられます。デザインや機能性に優れ、用いられることの多い人気の工法です。

サイディングのメリット

サイディングのメリット

サイディングの外壁は増えてきていますが、実際のところはどうなのでしょうか。サイディングのメリットをまとめてみました。

1. 耐久性、耐火性に優れている

他の工法と比べてサイディングは耐久性に優れていると言われています。光触媒の製品で20年の保証付きのものもあります。

2. 工場生産の為品質が一定

でき栄えが職人の腕に左右されるモルタルや塗装と違い、仕上がりに一定の品質を保つ事ができます。

3. タイル調、木目調などのデザインの種類が豊富

様々なデザインが用意されているので、自分の好みのテイストにできます。一見サイディングとは分からないような○○風などの仕上がりにすることも可能です。

4. 外壁通気が徹底している

建物の寿命を長くするための方法のひとつに外壁通気工法があげられます。サイディングの場合は多くの業者が標準工法として、外壁通気工法で施工を行っています。

5. 扱いやすく施工しやすい

扱いやすいため工期が短く、また比較的どんな建物にも施工できます。

種類と特徴

サイディングの種類

一口にサイディングと言ってもその素材によって上記のような種類に分けられます。それぞれ特徴がありますので順に見ていきましょう。
 

1. 窯業系サイディング

窯業系サイディング窯業系サイディング(※画像はイメージです)

1m2あたり約3,000円~10,000円。セメントと繊維質を主な原料としたサイディングで、最近では主流の建築材です。デザインが豊富で、コストも安く抑えられる為人気の素材です。

窯業系サイディングのメリット

・費用が安い
・デザインが豊富
・耐火性
・工期が短い

窯業系サイディングのデメリット

・吸水性が高い
・蓄熱性が高い
・シーリングが劣化しやすい

※シーリングとは
ゴムのようなもので、サイディングのボードとボードをつなぐ役割を果たします。

2. 金属系サイディング

金属系サイディング金属系サイディング(※画像はイメージです)

1m2当たり約3,500円~6,000円(ガルバニウム鋼板・鉄)。表面をスチールやアルミなどの金属板で加工し、裏打ちとしてポリウレタン等の断熱材で仕上げたサイディングです。優れた機能面とコストパフォーマンスの良さから選ばれることの多い素材です。

金属系サイディングのメリット

・耐震性
・断熱性
・耐凍害性があるので寒冷地に適している
・コストパフォーマンスが良い

金属系サイディングのデメリット

・表面が傷、変形しやすい
・錆
・酸性雨や塩害の影響を受けやすい

3. 木質系サイディング

木質系サイディング木質系サイディング(※画像はイメージです)

1m2当たり約5,500円~10,000円。天然の木材をボード状にして塗装を施したものを指します。環境にも優しく、木質系の温もりのある外観が人気です。

木質系サイディングのメリット

・木質系の優しい風味
・エコ
・断熱性

木質系サイディングのデメリット

・木材なので水や火に弱い
・メンテナンスに手間がかかる場合も

4. 樹脂製サイディング

樹脂製サイディング樹脂製サイディング(※画像はイメージです)

1m2当たり約3,400円~5,000円。塩化ビニル樹脂でできたサイディングです。とても軽くて扱いやすく、耐久性、耐候性にも優れています。日本ではあまり普及していませんが、カナダやアメリカなどでは広く用いられている建材です。

樹脂製サイディングのメリット

・耐久性、耐衝撃性
・軽いので扱いやすい
・シーリングが不要
・色落ちに強い
・メンテナンスが楽

樹脂製サイディングのデメリット

・デザインのバリエーションが少ない
・耐火性、遮音性が低い

デザイン・費用で選ばれる窯業系と機能で選ばれる金属系

サイディングサンプルサイディングサンプル(※画像はイメージです)

サイディングの種類の中でも特に知名度が高くよく選ばれるのが窯業系と金属系です。材料が違うので、特徴や費用も異なるのですが、窯業系はデザインと費用、金属系は耐久性を重視して選ばれる場合が多いようです。

サイディングの種類に迷うのであれば、それぞれの選ばれるポイントに着目してみるのも良いでしょう。

窯業系
→デザインや費用面の理由から選ばれる

金属系
→耐久性等主に機能面の理由から選ばれる

サイディングの貼り方で変わる!おしゃれな外観

サイディングのどんな種類のものをどういう風に貼るかと言うことは、一番頭を悩ますと同時に楽しい作業ではないでしょうか。サイディングの貼り方によって外観の印象はガラリと変わりますので、色々とシュミレーションしてみることをお勧めします。人気の貼り方をいくつかご紹介していきます。

1. 上下で色を変える

上下で色を変えたサイディング上下で色を変えたサイディング(※画像はイメージです)

とても人気でおしゃれな貼り方です。色の組み合わせ方によって、与える印象が異なってきます。濃淡の組み合わせや、落ち着いた淡い色合いなどが人気のようです。

2. 縦に色を入れる

縦に色を入れたサイディング縦に色を入れたサイディング(※画像はイメージです)

縦のラインで色を組み合わせていくやり方です。色を縦に入れていくとスタイリッシュな印象になります。
建物のデザインが個性的な家にも良く似合います。

3. エントランスやバルコニーにアクセント

エントランスやバルコニーのサイディングエントランスやバルコニーのサイディング(※画像はイメージです)

玄関などのエントランスやバルコニー部分に貼っていくやり方です。レンガ調やタイル調などの素材の風味が味わえるものなどが人気です。

【シミュレーション用参考ページ】
外観シミュレーション ケイミュー株式会社
住まCo ニチハ株式会社
住宅デザインシミュレーション LIVIL

サイディング工事の無料見積もりが可能

サイディング工事をご検討の方は、まず見積もりを依頼しましょう。でも、サイディング工事に対応している業者さんを探すのは意外と大変です。

リフォーム一括見積もりの家仲間コムでは、希望する工事の内容を書き込むだけで、地域の業者さんから見積もりや提案がとどきます。匿名で利用できるので、後にしつこく営業される心配もありません。利用は無料なので、お気軽にご利用ください。

サイディング工事の見積もりを無料でしてみる

image

家仲間コムなら
業者の手数料が無料だから安くなるかも!/

一般的に業者さんがサイトに支払う成約手数料
(売上の約10〜20%)が家仲間コムではかかりません。

サイディングの
業者さんを匿名で探してみる
編集責任者プロフィール
編集者画像

編集責任者

家仲間コム編集部

プロフィール


利用会員数260,000人、登録リフォーム会社数1,400社を超える日本最大級のリフォームマッチングサイト「家仲間コム」を運営するリフォーム専門家集団の編集部が、一般的なリフォームの情報を纏めた簡易的な記事ではなく、実際の見積情報や価格相場に基づいた読者に役立つ、価値ある情報をお届けしています。

執筆者プロフィール
編集者画像

大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

関連するテーマの見積もり依頼

※価格はこの依頼での一般的な価格相場です。