窓・ガラスのコーティングは自分でもできる|失敗しない方法と価格相場

窓・ガラスのコーティングは自分でもできる|失敗しない方法と価格相場

窓や他のガラス部分からは、熱のほか紫外線なども多く侵入するため、それ相応の処置を施す必要があります。今回は、窓・ガラスのコーティングについて、具体的な方法や効果のほか、実際に工事にかかる費用の価格相場などを紹介します。まずはこの記事のポイントを以下にまとめました。

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POINT この記事のポイント

・窓やガラス部分から熱や紫外線が侵入するためコーティングがおすすめ
・窓・ガラスのコーティングは暖房・冷房費削減などメリット多数
・コーティング方法は断熱フィルム貼り付けと断熱コーティング剤の塗布の2種類
・コーティングを業者に依頼した場合の費用目安は約5~10万円

窓・ガラスのコーティングはなぜ必要?

窓や他のガラス部分からは、熱のほか紫外線なども多く侵入するため、それ相応の処置を施す必要があります。

実際に熱の観点から見ると冬場には室内でせっかく温めた空気の約50パーセント近くが窓から外へと逃げてしまうこともわかっていますし、夏場には外から熱が約70パーセント以上侵入して、家の中の温度を上げてしまうことがわかっています。

このような熱の移動を防ぐために、私たちができることの一つに窓やガラスのコーティングがあります。窓やガラスをきちんとコーティングすることで、熱だけでなく紫外線の侵入を防ぐことができるので、健康効果も期待されているのです。

窓・ガラスをコーティングすることで得られるメリットとは?

窓・ガラスをコーティングすることで、様々な効能が期待されています。たとえば断熱や遮熱効果による暖房・冷房費削減や、紫外線の侵入を防ぐことで得られる室内の焼けこみの防止など、そのコーティング剤の種類にもよりますが、様々な効果が得られるのです。

窓・ガラスに遮熱・断熱効果を持たせる方法の種類は大きく分けて2つ!

続いて窓・ガラスに遮熱・断熱効果を持たせる方法について詳しく見ていきましょう。その方法は、大きく分けて2種類に分類することができます。

1. 断熱フィルムの貼り付け

窓・ガラスに遮熱・断熱効果を持たせる方法として、ひとつ目に紹介したいのが「断熱フィルム」を貼り付けるというものです。断熱フィルムを張り付ける際は、ご自身で家庭用を施工することもできますし、業者の方に依頼すること業務用の断熱フィルムを張り付けてももらえます。

断熱フィルムを貼ることで窓・ガラスを強化するという方法は、日本では数十年ほど前から始まり、今に至るまで人気の工法となっています。

先述した通り家庭用のものも販売されていますので、ご自身でも簡単に施工できることも特徴ですし、他にも窓ガラスが割れてしまったときに飛散することを防止してくれるといった効果があることも魅力の一つです。もちろん遮熱・断熱効果も高いものがほとんどですし、貼り付けも簡単になっているのも嬉しいですね。

一方で断熱フィルムにはデメリットもあります。たとえば断熱フィルムはそれぞれ大きさが決まっていますので、ご家庭の窓ガラスにサイズが合わないと何枚も張り付けることになり、結果つなぎ目が目立ってしまいます。

また、断熱フィルムは後でご紹介する「断熱コーティング剤」よりも、耐久性が劣っており、耐用年数も短い設定となっています。実際に、断熱フィルムですと、長く使い続けることでフィルム上に小さな傷がついてしまうこともありますし、5年以上経過すると色あせてしまうため再度貼り替えが必要となります。

2. 断熱コーティング剤の塗布

続いて、二つ目にご紹介したい方法が「断熱コーティング剤」を塗布するというものです。こちらは断熱フィルムと比べて安価で施工できますし、耐久性も高いため耐用年数が10年以上と長く設定されていることも魅力として挙げられます。

ちなみに俗にいう「窓・ガラスコーティング」というのは、こちらの方法のことを言います。窓・ガラスにコーティング剤を塗布することで、得られるメリットはたくさんありますが、その中でも施工費の安さやその耐久性は目を見張るものがあります。

実際に施工費の安さでいうと、窓・ガラスコーティングの場合断熱フィルムの貼付に比べるとおよそ半分ほどの費用となります。

窓・ガラスコーティング、自分でもできる?

窓・ガラスコーティングの施工方法

窓・ガラスをコーティングしたい場合、実はご自身で施工が可能となります。意外と簡単に施工することもできますので、その方法を具体的に見ていきましょう。

まず、窓・ガラスをコーティングする際に気を付けたいことのひとつにコーティング剤の種類があります。窓やガラスをコーティングする場合はその施工方法で3種類に分けることができるのです。

1. スプレーガン施工

スプレーとなっているコーティング剤を窓に噴射することで施工できる方法となっています。

2. スポンジ施工

幅の広いスポンジを用いて、窓ガラスにコーティング剤を塗布するという施工方法となっています。

3. 垂れ流し施工

コーティング剤を窓に吹き付け、垂らしていくことで施工できるという方法となっています。

こういったコーティング剤によって、施工方法が異なるため、使うものをしっかりと確認しておくことが必要となります。それでは実際に具体的な方法を見ていきましょう。

最初に、対象となる窓ガラスの周りを汚さないように保護します。いわゆる「養生」と呼ばれる作業です。カーテンなどは取り外しても良いですし、壁紙や床などは専用のシートやテープなどでしっかりと覆うようにしましょう。

続いて、窓ガラスについている汚れをしっかりと除去します。汚れをしっかりと取り除いたら、下塗り材であるプライマーと呼ばれるものを窓ガラス全体に塗布します。こうすることで、よりコーティング剤が接着しやすくなります。

プライマーを塗り終わったらすぐにコーティング剤を窓ガラス全体に塗布し、しっかりと接着させましょう。これでコーティングは完成です。

窓・ガラスコーティングにかかる費用の価格相場とは

それでは最後に、窓・ガラスのコーティングにかかる費用の価格相場をご紹介していきましょう。業者の方に依頼した場合は、5~10万円ほどが費用の価格相場となります。一方で、DIYとしてご自身で窓・ガラスコーティングをすることも可能です。

その場合は材料費のみの費用の負担となりますので、1万円以下と費用を抑えることができます。しかしもちろん、業者の方に依頼したほうが保証もつきますし、できあがりも違うかと思いますので、心配な方はぜひ業者の方に依頼してみてください。

まとめ

窓・ガラスコーティングをすることで、より快適に家の中で暮らすことができます。私たちの健康にも効果が期待されている部分もありますので、窓ガラスコーティングをしていないご家庭はぜひその効果を実感してみてください。

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利用会員数260,000人、登録リフォーム会社数1,400社を超える日本最大級のリフォームマッチングサイト「家仲間コム」を運営するリフォーム専門家集団の編集部が、一般的なリフォームの情報を纏めた簡易的な記事ではなく、実際の見積情報や価格相場に基づいた読者に役立つ、価値ある情報をお届けしています。

執筆者プロフィール
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

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