部屋に適した照明器具の選び方は|快適省エネ生活を送るポイントを紹介

部屋に適した照明器具の選び方は|快適省エネ生活を送るポイントを紹介

現代の生活に欠かせない照明は、各ご家庭に複数設置されています。近年では、省エネ効率の高いLED照明に変えると年間電気代が節約できる、と照明器具工事リフォームをする方も少なくありません。電球を交換するだけでなく、お部屋に適した照明器具を選ぶことで、快適な生活を送ることができ、省エネ効果も高まります。この記事で詳細を説明していきますが、まずはこの記事で紹介している内容の結論を簡単に記載します。

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POINT この記事のポイント

・照明器具の種類は、主に「シーリング」「シャンデリア」「スポットライト」「ペンダント」「ブラケット」「ダウンライト」「フットライト」の7つ
一口に照明器具といっても、様々な種類があり、取り付けに向いている部屋、向いていない部屋がある
・それぞれの部屋に適した照明器具を選ぶことで、快適な生活を送ることができ、省エネ効果も高まります。

照明器具の種類

照明器具の種類

照明器具には多くの種類がありますが、取り付けるタイプによってお部屋の雰囲気が変わり、心地よいインテリアを作るための重要な役割をしています。天井付け型や、埋め込み型は、部屋を広く見せる効果があり、空間がスッキリします。配線を触る必要があるので、新築時やリフォーム時にプランニングしましょう。

1. シーリング(天井直付灯)

「シーリング」(天井直付灯)とは、天井に直に取り付けるタイプの照明器具です。デザインは、半円状、四角形、多角形など豊富で、使用できる光源は、蛍光灯、LEDがあります。リビング、ダイニング、寝室、子供部屋など幅広くご利用いただける照明器具です。

2. シャンデリア

「シャンデリア」は、灯具が複数あり、華やかで豪華に見える照明です。天井からチェーンなどで吊り下げるタイプや、直に取り付けるタイプがあります。シャンデリア自体に大きさがあるため、低い天井よりは高い天井に取り付けるほうがデザインを生かせます。リビング、ダイニング、寝室、玄関などにご利用される方が多い照明器具です。

3. スポットライト

「スポットライト」は、その名の通り、照らしたい場所に向けて光を当てることのできる照明器具です。壁面に飾った絵を照らしたり、オブジェを照らしたりすることができるので、インテリア性が上がります。

4. ペンダント(吊り下げ灯)

ペンダントペンダント(※画像はイメージです)

「ペンダント」(吊り下げ灯)は、天井から吊り下げるタイプの照明器具です。チェーンやコードで吊り下げます。主にダイニングテーブルを照らす照明器具として利用されることが多く、手元が明るくなるので、お料理を美味しく見せることが出来ます。テーブルから、約70~80cmの位置に吊り下げると良いでしょう。

5. ブラケット(壁付け灯)

壁に取り付けるタイプの照明器具を、「ブラケット」と言います。上向きで天井付近を照らしたり、下向きで足元を照らすことが出来ます。リビングや寝室に取り付けると、ムードのある空間を作り出せます。

6. ダウンライト

天井に埋め込むタイプの照明器具を、「ダウンライト」と言います。小さ目の丸型や四角形の形があり、下を照らします。リビング、寝室以外にも、玄関、廊下、洗面所など、そこまで明るさを必要としない場所にも利用されます。

7. フットライト(足元灯)

「フットライト」(足元灯)は、主に廊下に取り付けることの多い、足元を照らす照明器具です。夜中にトイレに行く時などに安心です。センサー付きで、人の動きを感知して自動点灯します。

部屋別・照明器具の選び方

照明器具の種類が分かったところで、部屋別に合った照明器具の選び方をみてみましょう。

リビング・ダイニング

リビングは、住宅の中で最も人が集まり、多目的に利用される場所です。来客をもてなす場でもあるので、機能性はもちろん、インテリア性にもこだわりたいですね。

リビングには、主照明+補助照明が理想です。全体を照らすことのできるシーリングと、壁面に、スポットライトやダウンライトを取り付けると良いでしょう。住宅の中で最も広いスペースであることが多いので、シャンデリアも素敵です。

ダイニングは、家族が集まり食事をする場所です。来客を招いておもてなしをする機会もあるかもしれません。そんなダイニングには、まずお料理を美味しく見せる効果のある、演色性のある電球を使います。照明器具は、手元を明るく照らすペンダントライトやスポットライトがおすすめです。手元に暖かな灯りが灯ることで、集まった人の気持ちを集める心理的効果も期待できます。

演色性とは

物を見るときは太陽光の下で見ると、最も自然な色が引き出されます。演色性とは、太陽光と比較した時の色の見え方を言い、昨今では演色性の良い照明も出てきています。

寝室

良い睡眠は健康を維持するためにとても大切です。質の良い睡眠をとるためにも、寝室の照明器具は、リラックスできて、心身共に落ち着けるものにします。

調光のできるシーリングや、足元や壁面のみを照らすダウンライト、壁面を垂らすブラケットなどを組み合わせると良いでしょう。ポイントは、光が目元に当たらないことです。まぶしいほどの強い光は交感神経を優位にするため、就寝前にリラックスすることができません。

就寝前に読書などをしたい場合は、ヘッドライトやスタンドライトを設置して、手元を照らすようにしましょう。

子供部屋・和室

子供部屋は、勉強したり、睡眠をとったり、遊んだりと、多目的に使う場所です。そして、子供の健康についても配慮したい場所なので、全体照明として、目に優しいシーリングを取り付けます。勉強机には手元を照らすスタンドライトなどがあると目への負担が少なくなります。

和室は、来客時の客間として、また、高齢の家族の居室としても利用されることの多い場所です。多目的な使い方をするので、和室用のデザインのシーリングを主照明にし、スタンドライトなどで雰囲気作りをすると良いでしょう。リモコンのボタンで上げ下げのできるペンダントタイプの照明器具にすると、読書や細かい作業をする時に、手元の光を調節できて便利です。

玄関・廊下・階段

玄関は、人が入ってきた時に最初に目にする場所ですので、できるだけ暖かい雰囲気で出迎えられるような照明器具が良いでしょう。基本的には真ん中を通るので、頭上に照明器具を設置します。人感センサーで自動的に点灯するダウンライトであれば、夜間にスイッチを探さなくても便利で安心です。

広い吹き抜けのようなスペースがあれば、吹き抜け灯やシャンデリアなども豪華です。補助灯として、靴箱上にスポットライトやダウンライトを取り付け、飾りの置物や壁面に飾った絵などを照らすとインテリア性があがります。

廊下や階段は、暗闇で歩くと危険な場所です。ダウンライトで全体を照らし、足元にはフットライトをつけて明るくしておきましょう。人感センサーで自動点灯するものであれば省エネできます。狭い廊下や階段での電球交換は危険を伴うので、LED電球を使っておくと交換の手間が省けます。

トイレ、洗面所、浴室

これらの場所で最も優先するのは、機能性です。また水廻りでもあるので、素材は、防水性・防カビ性・防湿性に優れたものを選ぶのがポイントです。

洗面所や浴室では、お手入れ中の顔や手元が見えやすいように、鏡周りを明るい照明にします。人の肌を綺麗に見せる演色性の高い電球がおすすめです。電球の交換がしやすいように壁面に取り付けるブラケットを主照明とし、ミラーライトを補助照明にすると良いでしょう。

トイレは、人の出入りが多い場所なので、人感センサーで自動点灯するタイプの照明器具のほうが便利で省エネにつながります。蛍光灯は、電気をオンオフする回数が多いと、寿命が短くなります。夜中に利用する場合は、照明のまぶしさで目が覚めないよう、夜間モードなどで明るさを控えめに出来るとなお良いですね。

まとめ

一口に照明器具といっても、様々な種類があり、向いている部屋、向いていない部屋があります。それぞれの部屋に適した照明器具を取り付けて、快適な生活空間にしたいですね。

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執筆者プロフィール
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

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