室内・玄関ドア修理にかかる価格相場|工事内容や実際の施工事例も紹介

室内・玄関ドア修理にかかる価格相場|工事内容や実際の施工事例も紹介

家のなかには、家全体の出入り口である玄関ドアと、部屋と廊下の連結部分である室内ドアが存在します。ドアによって、果たしている役目や使用している素材は異なります。当記事では、玄関・室内ドアの修理にかかる費用や実際の工事内容について紹介します。

匿名・無料の一括見積もり

POINT この記事のポイント

・室内・玄関ドアの修理にかかる費用は、2~10万円が相場
・室内・玄関ドア修理の工事内容は、「ドア本体の交換」「ドアノブの交換、修理」「ドアの開閉調整」「ドアクローザーの修理」など
・室内・玄関ドアを選ぶ際に押さえておきたいポイントは、「室内ドアはインテリアにマッチするかを確認する」「玄関ドアは防犯性の高さにこだわる」「断熱性のあるドアにする」の3つ

室内ドア

室内ドアに使われる素材は、木目調であったり、柔らかい雰囲気のものが多いです。その理由としては、室内ドアは部屋の雰囲気を良くするための一端として機能しているからということが挙げられます。 たとえば、室内ドアには玄関ドアでは見られないような小窓がついていることがあります。これは、利用者がいることが分かるほか、温かな雰囲気を演出するという効果があるのです。

・室内ドアは雰囲気づくりも!

まず室内ドアですが、室内ドアの多くは木目調であったり、柔らかい雰囲気のものが使用されていることが多いかと思います。その理由としては、室内ドアはやはりその部屋の雰囲気を良くするための一端として機能しているからということがあります。例えば、室内ドアには玄関ドアでは見られないような小窓がついていることがあります。これはトイレや個人の部屋などに多く見られますが、利用者がいることがわかるほか温かな雰囲気を演出するという効果があります。

玄関ドア

一方、玄関ドアでは、室内ドアよりも強固な金属製のものが多く採用されています。これは、玄関ドアは家の出入り口として機能しているものなので、防犯性に優れている必要があるためです。 古くから伝わる日本家屋では、主に木製のドアが使用されていましたが、現在は、防犯性の高さから金属製のドアが主流となっています。

もしも、ご自宅が和風のお宅の場合は、木製のしっかりしたものも選んでくださいね。

・玄関ドアの第一条件は防犯性の高さ!

続いて玄関ドアですが、これは家の出入り口として機能しているものなので、第一に防犯性に優れていることが必要となります。例えば玄関ドアは、室内ドアよりも強固な金属製のものもありますし、木製のしっかりしたものも良く選ばれています。

室内・玄関ドア修理の工事内容と費用相場

室内・玄関ドア修理の工事内容

室内・玄関ドアの修理にかかる費用は、2~10万円が相場です。もちろん、工事の種類や故障の原因によっても、費用は変動しますが、平均するとこれくらいの価格です。ここでは、室内・玄関ドアで良く見られる修理内容について紹介します。

ドア本体の交換

ドア本体を交換する場合の費用は、5〜20万円が相場です。ドア本体の交換は、ドア修理のなかでも特に多い工事内容で、部屋のイメージチェンジを気軽に行える点が魅力です。 ただし、既存の枠と新しいドアのデザインがあまりにもかけ離れていると、ちぐはぐな印象になってしまいます。そのため、ドア枠とドアのデザインは、できるだけ同色に近く、違和感のない色合いのものを選びましょう。

ドアノブの交換、修理

開き戸タイプのドアには必要不可欠なドアノブ関連の修理についてですが、これは玄関ドア、室内ドア両方でみられる修理内容となります。ドアノブ一つとっても、いろいろな種類のものがあります。例えば室内ドアでは円筒錠のドアノブが多く使用されていますし、レバー式のものはレバーハンドル錠とも呼ばれます。

ドアノブは、トイレや洗面所、浴室などの毎日の使用頻度が高いドアのものが壊れやすく、またこれらの部屋のドアノブは丈夫に作られていないことが多いので、修理が必要となるケースが多いです。

また、玄関ドアのドアノブ修理も多くみられます。ドアノブ修理は、自身での簡単にできることもありますが、ドアノブ自体が外れてしまったり、ドアノブが回らない場合などは、内部の破損も考えられるので、しっかりと業者の方に依頼して修理をしてもらう必要があります。ちなみにドアノブ修理の価格相場は、1~4万円となっています。

ドアの開閉調整

続いて、ドアが閉まらない場合の修理についてご紹介していきましょう。ドアが閉まらない場合は、実はご自身で直せることもあります。例えば、ドアと枠の接合部分である丁番のピスを締めなおすことで、簡単にドアが閉まるようになることもあるのです。

またドアの枠とストライクと呼ばれる部分があっていないこともあります。そちらの場合もご自身で対応は可能です。ドアの開閉調整にかかる費用は、2万円程度です。

ドアクローザーの修理

「ドアが閉まらない」といった不具合は、ドアクローザーが原因であることも考えられます。ドアクローザ―とは、開き戸に取り付けられる装置のことで、開けられたドアを自動的に閉める役割を果たします。

ドアクローザーは、経年劣化などにより、次第に緩みが発生してきます。これを調整ねじで締めることで、ドアの開閉をスムーズにできるようになるのです。ドアクローザーの修理にかかる価格相場は、15,000円~2万円となっています。

ドア穴の修理

生活のなかで、うっかりドアに穴を開けてしてしまうこともあるでしょう。ドア本体に穴を開けてしまった場合は、パテを使って損傷部分を塞ぎ、やすりで磨いて周囲と馴染ませた後、塗料を塗るという工程を踏む必要があります。

この際、塗料は何でも良いわけではなく、既存のドアの色や木目、艶感などを合わせることがポイントです。ドア穴の修理にかかる費用は、6万円〜8万円が相場です。

ドアの再塗装

何らかの原因でドアに傷や凹みができてしまった場合は、ドアの再塗装をする必要があります。ドアの再塗装は、傷や凹みの程度にもよりますが、大体はご自身での施工も可能です。

例えば、室内ドアの場合は、ダイノックシートと呼ばれるフィルム上のものを穴や傷の上から貼ることで、ドアをリフレッシュできます。 また、玄関ドアの場合は、色の変色や凹みなどが気になるという声も多くあります。

この場合は、玄関ドア部分を再塗装したり、凹みを埋めることで、問題を解消できます。ドアの再塗装を業者に依頼した場合にかかる費用は、4万~10万円ほどです。

ゴム製パッキンの交換

ドアによっては、ドアの枠や縁に、ゴム製のパッキンを使用している場合があります。ゴムパッキンの寿命は、およそ10年ですが、ゴムパッキンは、ドアを開閉するたびに衝撃を受けるため、寿命よりも早い段階で劣化してしまうことも考えられます。 耐用年数が過ぎたゴムパッキンは、ドアの衝撃を吸収する役割を果たせなくなるだけでなく、気密性の低下にもつながってしまうため、早めに交換を検討しましょう。

室内・玄関ドアを選ぶ際に押さえておきたいポイント

室内・玄関ドアを選ぶ際に押さえておきたいポイント

ここまで、室内・玄関ドアでよくある修理内容について見てきました。では、室内・玄関ドアを選ぶ際には、どのような点に着目すれば良いのでしょうか。以下では、室内・玄関ドアを選ぶ際に押さえておきたい3つのポイントについて紹介します。

室内ドアはインテリアにマッチするかを確認する

室内ドアを選ぶ際は、部屋のインテリアとマッチするデザインのドアを選ぶことがポイントです。一口に室内ドアと言っても、そのデザインはシンプルなものからデコラティブなものまで、さまざまです。

インテリアとマッチするかどうか、判断に迷った場合は、部屋と同系色のドアを選択するのがおすすめです。壁や床などのベースカラーと、ドアの色を統一することで、まとまりのある空間を演出できますよ。

玄関ドアは防犯性の高さにこだわる

玄関ドアを選ぶ際は、防犯性の高さにこだわりましょう。玄関は、空き巣が最も侵入しやすい経路であるため、セキュリティ対策をしっかりと行っていない場合、思わぬトラブルに遭遇してしまうかもしれません。 なるべく、シングルロックではなく、ダブルロックを採用し、電気錠や電子錠など、セキュリティに優れた鍵を取り付けましょう。

また現在は、ピッキング防止効果の高いディンプルキー以外にも、カードキーやリモコンキー、指紋や顔認証でロックが解除できる生体認証キーなど、利便性に優れた鍵が存在します。 鍵の種類によって、特徴や使い勝手は異なるため、ライフスタイルを考慮しながら、自宅に合ったものを選んでください。

断熱性のあるドアがおすすめ

室内ドア・玄関ドアに共通して言えることですが、ドアを選ぶ際は、断熱性に優れたものを選ぶことがポイントです。ドアは、壁以上にたくさんの熱の出入りが発生します。そのため、断熱性に乏しいドアの場合は、室内の温度をどれだけ高めても、寒い空気が家のなかに入ってきてしまうのです。

一般的に、断熱効果は、引き戸よりも開き戸のほうが高いと言われています。最近では、高断熱に特化したおしゃれなドアが、各メーカーから販売されていますので、気になる方は、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

家仲間コムの登録業者によるドア修理の工事事例

ここでは、家仲間コムの登録業者による過去のドア修理の工事事例について紹介します。ぜひ、ご自宅のドア修理を依頼する際の参考にしてください。

ドアノブ交換工事

施工前

施工後

「ドアノブが故障してしまい、扉が開かなくなったため、至急直してほしい」とのご依頼でした。ドア本体やドア枠のデザインとマッチするよう、既存にドアノブに似た金属製のドアノブを新たに取り付けました。

場所:大阪府 枚方市
建物のタイプ:木造二階建て
築年数:20年以上
施工箇所:ドアノブ
施工期間:1時間

関連記事:ドアノブ交換工事

ドア穴修理は実績豊富なエコワールドサービス

施工前


施工後

「不注意でドアに穴を開けてしまったため、できるだけ修理跡が分からないように修理してほしい」とのご依頼でした。穴が大きく、凹みも目立つ状態だったため、パテを使って下地の強度を増しながら、平坦にならしました。仕上げは、他の部分と遜色がでないように同系色のウッド調の塗装剤を使用しました。

場所:東京都 板橋区
建物のタイプ:賃貸マンション
築年数:15年
施工箇所:室内ドア
施工期間:1日

関連記事:ドア穴修理は実績豊富なエコワールドサービス

玄関扉蝶番部補修工事

施工前

施工後

「玄関ドアの蝶番に不具合があり、開閉がしづらいため直してほしい」とのご要望でした。蝶番下地が割れて破損していたため、下地を新たに入れ直し、穴あけ加工を施した後に、扉をつけ直しました。施工は4時間ほどで完了し、仕上がりにも大変満足いただいた事例です。

場所:埼玉県 さいたま市大宮区
建物のタイプ:マンション
築年数:25年
施工箇所:玄関扉
施工期間:4時間

関連記事:玄関扉蝶番部補修工事

まとめ

いかがでしたか?玄関ドアも室内ドアも、家にはなくてはならないものです。玄関ドアは故障すると防犯性が心配ですし、室内ドアが壊れてしまうと部屋の雰囲気も悪くなってしまうかと思います。そうならないようにするためにも、まずは玄関ドア、室内ドアの両方を定期的にメンテナンスしてみてください。玄関ドア、室内ドアの修理を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

ドア修理(玄関・室内)をお得に行うには?

ドア修理(玄関・室内)を行ってくれる業者を自分で探して、複数の業者に見積もりを依頼するのはなかなか大変です。

そこで便利なのが、リフォームのポータルサイト「家仲間コム」です。サイト上にドア修理(玄関・室内)の概要を書き込むだけで、業者からの見積もりや提案が届きます。見積もり依頼は匿名で行えるのでしつこい営業の心配もありません。

ドア修理(玄関・室内)の見積もりを匿名で一括依頼してみる

完全無料で利用できるので、お気軽にご利用ください。

image

家仲間コムなら
業者の手数料が無料だから安くなるかも!/

一般的に業者さんがサイトに支払う成約手数料
(売上の約10〜20%)が家仲間コムではかかりません。

ドアの
業者さんを匿名で探してみる
編集責任者プロフィール
編集者画像

編集責任者

家仲間コム編集部

プロフィール


利用会員数260,000人、登録リフォーム会社数1,400社を超える日本最大級のリフォームマッチングサイト「家仲間コム」を運営するリフォーム専門家集団の編集部が、一般的なリフォームの情報を纏めた簡易的な記事ではなく、実際の見積情報や価格相場に基づいた読者に役立つ、価値ある情報をお届けしています。

執筆者プロフィール
編集者画像

大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

関連するテーマの見積もり依頼

※価格はこの依頼での一般的な価格相場です。