フロア・床コーティングにかかる価格相場と基礎知識を紹介

フロア・床コーティングにかかる価格相場と基礎知識を紹介

毎日足場となっている場所が床ですが、ちょっとした汚れには気を配れても、傷やシミなどは見てみぬふりをしている方も多くいらっしゃるかと思います。しかし、私たちは床を毎日踏みつけているほか、フローリングなどの原材料が木材であるものは劣化も進みやすく、ダメージも抱えやすいものでもあります。この記事で詳細を説明していきますが、まずはこの記事で紹介している内容の結論を簡単に記載します。

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POINT この記事のポイント

・フロア・床コーティングとは、専用のコーティング剤を塗布することで、床材を守り保護するリフォームのこと
・フロア・床コーティングで使用されるコーティング剤の種類は、有機系のコーティング材と無機系コーティング材の2種類
・フロア・床コーティングにかかる価格相場は、およそ10~20万円

フロア・床コーティングってどんなもの?

まずは、フロア・床コーティングの概要についてご紹介していきたいと思います。フロア・床コーティングとは、専用のコーティング剤を塗布することで、床材を守り保護するリフォームのことを言います。実際に、フロア・床コーティングは新築時や引っ越し時などに施工されることが多く需要があります。

フロア・床コーティング、その必要性とは?

フロア・床コーティングは、必ず必要になるリフォームというわけではありません。床のリフォームでいえば、フローリングやクッションフロアの張替えや部分的な修理・補修などは、長年経過したお宅ならば必ず必要なリフォームです。これ等のリフォームをせずに、そのままにしておけば、老朽化がすすみ思わぬ事故にもつながりますし、見た目も悪くなるからといったことが理由としてあげられます。

しかし一方で、フロア・床コーティングはそういった心配が原因で行うリフォームではありません。傷やシミがつきやすいフロアを保護し、老朽化から守ることがフロアコーティングの意義といえます。

用途としては、ワックスがけと同じといえます。ワックスがけは、フロア・床コーティングと比べて、ご自身でも施工できることから単価も安く、簡単なので、そちらを選ぶ方も負いかと思います。しかし、ワックスですと、耐久性が格段劣るほか、年に数回かけなければいけないため、結局手間もかかります。

一方フロア・床コーティングでは、一度施工すると10年以上効果がもつものもあり、耐久性も抜群に高いため、トータルコストや手間を考えて、フロア・床コーティングを選ぶ方も多いのです。

フロア・床コーティングで使用されるコーティング剤をご紹介!

それでは、実際にフロア・床コーティングで使用されるコーティング剤の具体的な種類についてご紹介していきましょう。

有機系のコーティング材

フロア・床コーティングに使用されているコーティング剤は、大きく分けて「有機系」のものか「無機系」のものかに分類することができます。まずは有機系のコーティング剤を具体的にご紹介していきましょう。

ウレタンコーティング

有機系のコーティング剤は、その名の通りウレタンなどの有機物が含まれている塗料のことを言います。その中でも、ウレタンコーティングは、比較的性能も高いことで知られるコーティング材となっています。

実際に、ウレタンコーティングは摩擦に強く、ワックスなどに比べても塗膜が頑丈であることも特徴としてあげられます。しかし一方で、乾燥までに時間がかかり、完全に硬化するまで一か月ほどかかることもあります。

耐用年数は比較的眺めで、10年程度持つことがメリットとしてあげられます。価格もフロアコーティング剤の中で中間ほどとなっています。

アクリル系コーティング

続いてアクリル系コーティングですが、これは業務用のワックスなどが該当します。したがって、他のコーティング材と比べて価格も安めですが、耐用年数が3年以下と耐久性が低いことがデメリットとなります。

シリコンコーティング

シリコンコーティングは、ウレタンコーティングにシリコンが配合されている塗料になります。こちらは、施工が簡単なうえ、耐用年数も5~10年ほどと長めなことが特徴としてあげられます。安全性も高く、性能も基本的に高いシリコンコーティングですが、難点を挙げるとすれば耐久性がやや低いこととなっています。価格も、他のコーティング材と比べてやや高めなコーティング材です。

UVコーティング

有機系コーティング剤の最後は、UVコーティング材と呼ばれる塗料です。こちらは、コーティング剤の中でも高額ですが、乾燥も早く、なにより耐用年数が20年ほどと長いことが魅力となっています。摩擦や熱にも強く、性能も高いですが、一度塗布すると光沢が強く、ぎらぎらとしてしまうことがデメリットとしてあげられます。

無機系コーティング材

有機系のコーティング材とは違い、無機系のものはガラス素材などを含ませている塗料のことを言います。基本的に劣化や変色がみられないことが特徴の一つです。

ガラスコーティング

特徴としては、傷や薬品に強く、汚れもつきにくいことがあげられます。耐用年数も10~20年と各段に長めで、先ほど述べた通り変色や劣化があまり見られないこともメリットの一つです。

一方、ガラスコーティング剤は価格がかなり高額で、1キロ当たり数万円ほどかかることもあります。安い買い物ではないので、しっかり検討してみてください。

フロア・床コーティングにかかる価格相場とは?

それでは実際に、フロア・床コーティングにかかる価格相場をご紹介していきましょう。塗布する床の面積や、使用する塗料などによってももちろん価格は変動してきますが、一般的に10~20万円ほどが価格相場となっています。ちなみに、一番高額な施工となるコーティング剤は、UVコーティングであることが多く、広さによっては20万円以上かかることもあります。

中には、破格の価格設定で施工を受けている業者もいますが、作業が雑であったりなど、苦情も多いようです。もちろん、すべての業者がそうではないので、まずはキチンと作業工程や費用の内訳などを問い合わせてみてください。

まとめ

いかがでしたか?フロア・床のコーティングでは、様々なコーティング剤が使用されています。部屋の用途や、広さによって向き不向きもありますので、まずは業者の方に見積もりを出してもらうことをお勧めします。1度施工すれば長期間保護されますので、フロア・床コーティングをぜひ検討してみてください。

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利用会員数260,000人、登録リフォーム会社数1,400社を超える日本最大級のリフォームマッチングサイト「家仲間コム」を運営するリフォーム専門家集団の編集部が、一般的なリフォームの情報を纏めた簡易的な記事ではなく、実際の見積情報や価格相場に基づいた読者に役立つ、価値ある情報をお届けしています。

執筆者プロフィール
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

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