人気のトイレの床材7選|種類や選ぶ時のポイント〜費用相場を解説

人気のトイレの床材7選|種類や選ぶ時のポイント〜費用相場を解説

トイレリフォームをするにあたり、どんな床材にしようかとお悩みの方も多いと思います。汚れやすい場所なだけに、やはり掃除のしやすさ、汚れにくさを重視して選びたいものです。今回は、トイレリフォームの際のトイレの床材の種類を調べました。まず、この記事のポイントをまとめました。

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POINT この記事のポイント

・トイレの床材の貼り替えタイミングは汚れや匂いが気になり出したら
・人気のあるトイレの床材はフローリング調のクッションフロア
・トイレの床リフォーム費用はクッションフロア仕上げので約2万~3万円
・トイレの床材を選ぶ時は耐水性に優れているものなどを選ぶ

トイレの床材の貼り替えタイミングは?

毎日トイレ掃除をしているのに、汚れがとれていない気がしたり、薄汚れている感じがしたり、匂いが気になったり、床材自体に目に見えて傷やめくれがあるなど、このような状態になっていたら張り替えのタイミングです。トイレは狭い空間なので、コストもそんなにかからずリフォームすることができます。

監修者コメント
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便器を交換するときには床材も張り替えを

トイレのリフォームをするときに意外と忘れがちなのが、床の張り替えです。床を張り替えなくても便器の交換はできますが、新しい便器のサイズが変わると、古い便器の跡が汚れのように目立ってしまう場合があるのです。床を張り替えるためには便器を一旦外す必要があるため、便器を交換する時は床材もついでに張り替えるチャンスです。ぜひ一緒に工事を行い、気持ちいいトイレに仕上げてくださいね。

監修者:高橋 みちる(一級建築士)

人気のあるトイレの床材

トイレの床材の種類

人気のあるトイレの床材は、断トツでフローリングだそうです。ですが、残念ながらフローリングは、水に弱くお手入れが大変なため、お手入れ簡単で低価格なフローリング調のクッションフロアを選ぶ人が多くなっています。

トイレの床材/フローリング

エクオスファインⅡ|DAIKEN画像提供:エクオスファインⅡ|DAIKEN


出典:エクオスファインⅡ|DAIKEN
10,760円~(㎡)
・ワックスがけが不要
・抗菌、防水仕様で水回りに使える

トイレの床材として、一番人気ですが、実用性がやや足りない部分もあります。

他の部屋とのつながりを持たせることができる
○インテリアコーディネートに統一感が出て、お洒落に美しくまとまる
△水、アンモニアや洗剤などに弱いため数年で黒ずんだりすることもある
△水回りにも使える特殊コーティングが施してあるものを選ぶことが重要
約10年ほどでリフォームが必要になってくる

トイレの床材/タイル



出典:パキラミックステップ スリム II (汚垂れ石)|LIXIL
・抗菌、防水仕様
・高級感あふれるカラーバリエーション

タイル張りの床は、それだけでおしゃれな空間に仕上がります。
高級感が出る。
○水やアンモニアにも強く耐久性がある。
○大判のセラミックタイルを敷くと、空間を広く見せる事ができる。
△施工期間とコスト面では他の床材に比べるとコストが高くつく。

トイレの床材/フローリング&タイル

フローリング&タイルフローリング&タイル(※画像はイメージです。)

フローリングの床の一部分、特に汚れやすい所のみをタイル張りにしたコンビ床。家の床材のフローリングにどうしても合わせたい時には、このような取り入れ方もあります。

トイレの床材/TOTOセラミック



出典:ハイドロセラ・フロア|TOTO

TOTO独自の光触媒技術「ハイドロテクト」を取り入れた、防臭性・清掃性に優れた大判セラミックパネル「ハイドロセラ」。光触媒、抗ウイルス・抗菌金属がハイドロテクトの働きをサポートし、トイレの臭い・汚れの原因となる菌の繁殖を抑制します。

トイレの床材/クッションフロア



出典:消臭NSトワレNW|東リ
4,900円〜(㎡)
・優れた防汚
・キレイが長持ち
・機能、意匠に優れたトイレ用長寿命ビニル床シート。

トイレの床材を変える時に一番手軽でローコストなのがこのクッションフロア。現実的で一番人気な素材です。
○ビニール製なので耐水性も抜群
○拭き掃除などお手入れが簡単
色や柄が豊富で、バリエーションが多い。

トイレの床材/コルク

アネックスサニタリー|WOODTECアネックスサニタリー|WOODTEC


出典:サニタリー|WOODTEC
・耐汚染性・耐薬品性に優れている
・抗菌効果

コルク樫の樹皮を原料とした圧縮成形した木質系の床材。タイル状のものや、コルクフローリングといったデザインもあります。表面に防水加工や耐水性をほどこしてあるものを選びましょう。

○堅牢で耐久性に優れ、断熱性も高い
○適度な弾力性があり、足腰への負担も少ないため、バリアフリートイレに向いている

トイレの床材/Pタイル(プラスチックタイル)

プラスチックタイルプラスチックタイル(※画像はイメージです。)

塩化ビニル樹脂などを用いて、タイル状に加工した床材。色や柄のバリエーションも豊富です。
耐久性耐磨耗性耐薬品性に優れている
○比較的安価

トイレの床材を選ぶポイント

トイレの床材を選ぶポイント

トイレの床材を選ぶ時には、上記の点に注意して選びましょう。

1.耐水性・耐久性に優れている
水回りに使うため、耐水コーティングがしてあることは必須です。また、使用頻度も多い場所なので、丈夫で劣化しにくい素材を選びましょう。

2.掃除がしやすいこと
溝があったり、目地幅が広いデザインは、その分汚れも溜まりやすくなります。日々汚れやすい場所なだけに、簡単にお手入れや掃除ができる素材を選びましょう。

3.アンモニア汚れに強い
耐水性はもちろんのこと、トイレの汚れはアンモニア汚れがメインなので、アンモニア汚れに強い加工がされているものを選びましょう。

4.洗剤に強い
耐水性があっても、アンモニアや洗剤には弱い素材もあります。トイレ洗剤は強い薬品を使っていることも多いのでリフォーム前によく確認しましょう。

5.リフォームしやすいこと
トイレは汚れやすく使用頻度も高い場所なので、どうしても経年劣化しやすい場所です。気軽にリフォームできるような価格の素材を選ぶほうが、リフォームもしやすくなります。

監修者コメント
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防水性に優れたシート状の素材がおススメ

トイレや洗面室など、水まわりの床材にはクッションフロアと呼ばれるシート状の床材が多く使われています。この床材のメリットは、1坪程度であれば1枚のシートで仕上げることが可能なため、継ぎ目がなく防水性が良いことです。安価で貼り替えも簡単なため、迷ったときにはおススメです。タイルやフローリングなどは継ぎ目に防水処理を施し、防水性を高めておくと安心です。ぜひ性能にも目を向けて、お手入れしやすい床材を選んでくださいね。

監修者:高橋 みちる(一級建築士)

トイレの床リフォーム費用

一般的なご家庭のトイレ(幅800mm、奥行き1,200~1,600mm、1帖程度)で計算すると、床材の材料費は、数千円~数万円程度で済みます。費用の目安は、最も多いクッションフロア仕上げの場合で2万~3万円程度となります。

■フローリング材にする場合・・・プラス1万~2万円程度
■タイルにする場合・・・プラス3万~6万円程度

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監修者プロフィール
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一級建築士

高橋 みちる (たかはし みちる)

WEBサイト


アールイーデザイン一級建築士事務所代表。

住宅業界で新築・リフォームの営業・設計・現場監理などを経験。
これまで3000件以上の現場を見ながら、「永く、快適に住み続けるためにはどうしたらいいのか?」を常に探求し続け、リフォーム提案を行っている。
また、現在は執筆活動や企業向けの社員研修、一般向けの講演会なども全国各地にて実施。

著書「やらなければいけない一戸建てリフォーム」(自由国民社、2020年7月発売)

【保有資格】

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noteにてリフォームに関するお役立ち情報を発信中!
高橋みちる|リフォームコンサルタント|note

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家仲間コム編集部

プロフィール


利用会員数260,000人、登録リフォーム会社数1,400社を超える日本最大級のリフォームマッチングサイト「家仲間コム」を運営するリフォーム専門家集団の編集部が、一般的なリフォームの情報を纏めた簡易的な記事ではなく、実際の見積情報や価格相場に基づいた読者に役立つ、価値ある情報をお届けしています。

執筆者プロフィール
編集者画像

大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

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