新築外構工事のプランニング方法とは|代表的なスタイル3選

新築外構工事のプランニング方法とは|代表的なスタイル3選

外構にはオープンスタイルやクローズドスタイルなどがあります。新築外構工事で人気のスタイルはどのようなスタイルでしょうか?マイホームを建てた際、頭を悩ますことが多いのが庭などの外構工事です。今回は、そんな新築外構工事にかかる費用とその工事の方法についてご紹介します。まずはこの記事のポイントを以下にまとめました。

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POINT この記事のポイント

・外構スタイルにはオープンスタイルや クローズドスタイルなどがある
・カーポートの設置やアプローチの敷き占めの費用目安は約50万円程度
・アプローチの新設や門扉、門柱、塀の取り替えの費用目安は約100万円〜

新築外構工事のプランニングの方法とは?

最初に新築外構工事の方法についてご紹介していきます。新築外構工事を進めていく際、他のリフォーム工事と同じく、見取り図や完成図といったものがもちろん必要となってきます。新築外構工事の場合、そのことを「ゾーニング」と呼びます。

外構工事の際、必要となるのが、庭の配置、駐車スペース、アプローチ、玄関スペースなどの配置場所やスペース確保が一番の見せ場になってきます。それらを大まかに決めていくのが、ゾーニングと呼ばれる作業になります。

外構工事の場合、実際には外観のことで、そこに住むわけではないので、あまり深く考えずに選ぶ方もいらっしゃるかと思いますが、実はいろいろ調整して考える必要があります。

その敷地の立地条件だったり、隣接している家宅や道路との幅をきちんと調整して、トラブルが起きないように工事を進めることが大事になってきます。ゾーニングで一番大事になってくるのが、その隣接地との折り合いです。道路と隣接しているときは、特に目隠しとして仕切りなどを設置する必要があります。

次に、アプローチや駐車スペースの配置や広さを決めます。駐車スペースは特に、スムーズに車が出入りできるようにしたり、十分に広さを確保するなどして、工夫が必要になります。

ここでも、道路に隣接している部分には配慮が必要です。道路との高低差や、景観などを損ねないように考慮しながら配置なりスペースなりを決める必要があるのです。そうしたら次は余ったスペースの活用法を決めましょう。中庭を作ったり、坪庭を設置するのも、工夫次第で素敵な空間演出につながります。

そして最後に動線の確認です。本当にその空間使いで大丈夫なのか、機能するのかを最終確認し、大丈夫そうだったら実際に業者の方にお願いして工事作業に入ってもらいましょう。

実際の外構スタイルとは?

新築外構工事でメインとなるスタイル

次に、実際に新築外構工事の際に、メインとなる3つのスタイルをご紹介していきます。

1. オープンスタイル

オープンスタイルオープンスタイル(※画像はイメージです)

まずはオープンスタイルと呼ばれる配置方法からご紹介します。これは道路に接する部分を、門扉や塀などで被うことなく開放的に設置しているスタイルのことで、主に欧米でよく見られるもののことを言います。

郊外など、敷地面積が広かったり立地条件として交通量が多くないところなどは、このオープンスタイルがおすすめです。長所としては、訪れる方々に広々と開放的な印象を持たせることができることですが、短所としては防犯設備が甘くなるのと、プライバシーの確保が難しいところがあげられます。

2. セミオープンスタイル(セミクローズスタイル)

セミオープンスタイルセミオープンスタイル(※画像はイメージです)

次に、セミオープンスタイル、セミクローズスタイルと呼ばれる配置方法をご紹介していきます。これは、オープンスタイルほど開放的な演出をせずに、低いフェンスやところどころを目隠しすることで、うまく演出をするスタイルのことを言います。

門扉や生け垣などで家を囲むことで、完全には視界をシャットダウンしないため、周りからは開放的に見て取られるでしょう。駐車スペースのみを囲むことなくオープンに演出する方も多いようです。

3. クローズドスタイル

imageクローズドスタイル(※画像はイメージです)

最後はオープンスタイルとは逆の、閉鎖的なクローズドスタイルです。交通量が多かったり、人通りが激しい地区に住んでいる方は、このスタイルを演出する方が多いです。フェンスや塀、門扉、生け垣などで、家全体を覆う配置のことを言います。

防犯上はもちろん安心できますし、閉鎖的にすることで、プライベートガーデンを作れ、またバーベキューなどを気兼ねなく庭で開けることも魅力です。ただ、やはり人から見たら少しとっつきにくく感じられることもあるので、そこが短所だともいえます。

実際に新築外構工事にかかる費用とは?

最後に実際に新築外構工事にかかる費用について、価格別に説明していきます。

1. 費用50万円以下でできる外構工事

業者によっても費用の変動はありますが、まずは50万円以下でできる外構工事についてご紹介して行きます。具体的に挙げると、カーポートの設置や、アプローチの敷き占めなどが50万円以下でできる外構工事となります。

カーポートの設置は、所有している車の大きさにもよりますが、新規のものは5万円以下で設置することができます。また、購入にも5~10万円かかりますし、、既存のカーポートの撤去にまた5万円弱費用が掛かりますので、合計15万円~目安を見ていった方がいいかと思います。

アプローチに関しては、もちろん使用する材料や敷地面積によっても費用が変わってきますが、大体1平方メートル当たり、2~3万円とみて、工事費用を設定したほうが良いです。

2. 費用50万円~100万円でできる外構工事

次に、50万円~100万円の費用でできる外構工事の例を挙げていきます。先ほどは、単に既存の場所にカーポートを設置する場合のみを挙げましたが、今度は塀などどこかしらを取り壊すことで、新規にカーポートを設置する場合、ここは先ほどよりも費用がかさみます。

カーポートの撤去、設置に先ほどと同じく15万円ほど、そこに新しくカーポートを設置する場所の確保、塀などの取り壊し、コンクリート打ちなどが必要なってきますので、全体で70万円~と見積もると良いです。

3. 費用100万円以上でできる外構工事とは?

最後に100万円以上でできる外構工事をご紹介します。これは全体的にすべての外構工事を含めば、高額になってくることは確かですが、今まで挙げた工事を組み合わせても100万円は超えます。アプローチを新しくして、門扉、門柱、塀なども既存のものと取り替えるなどすれば、150万円はゆうに超えるでしょう。

まとめ

いかがでしたか?材料などもいろいろあるので、こだわりだすとキリがないのが新築外構工事の特徴ともいえます。しかし、一生住み続けるかもしれない家のことなどで、しっかり考えて、業者と打ち合わせし、お気に入りの外構を目指してみてもいいかとは思います、ぜひ参考にしてみてください。


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執筆者プロフィール
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

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