新築外構で憧れの庭作り|理想のエクステリアプランと費用

新築外構で憧れの庭作り|理想のエクステリアプランと費用

エクステリアに対しては色々と理想を持っている方も多いのではないでしょうか。例えば欧風の門扉からアプローチがあって左右は花壇になっている、とか、玄関まで和風の飛び石が続いているなどなど。今回はエクステリアのプランの立て方についてご紹介していきます。後ほど詳細を説明していきますが、まずはこの記事で紹介している内容の結論を簡単に記載します。
 

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POINT この記事のポイント

・エクステリアとは家の周囲や庭全般を指し、具体的には「フェンス」「塀駐車ポーチ」「ガレージ門扉」「玄関ポーチ」などが挙げられる
・エクステリアの工事費用は、10万円〜100万円程度
・エクステリアのスタイルは主に「オープンスタイル」「セミクローズドスタイル」「クローズドスタイル」の3つ

エクステリアとは

エクステリアエクステリア(※画像はイメージです)

エクステリアとは家の周囲や庭全般を指します。具体的には以下のようなものを含みます。

・フェンス、塀
・駐車ポーチ、ガレージ
・門扉、玄関ポーチ

エクステリア工事の費用

エクステリア工事は費用帯が大きく4つに分けられます。門扉の交換、取りつけ、駐車場の補修はそれぞれ数十万円程度となり、行われる工事数も多いです。これらの工事が~50万円、51~100万円の費用帯になります。堀を取り払う等、既存の構造に手を入れる工事になると100万円を超えることもあります。またエクステリア全般の大規模な工事になるとそれ以上の費用帯になります。

エクステリアプランの主な要素

先ずエクステリアを大まかにエリアに分けると下記のようになります。

1.メインガーデン
リビングやダイニングから続く庭のスペースです。デッキテラスにするのか、ガーデニング等を楽しむ庭にするのかなど、ライフスタイルや要望に合わせて決めていきます。

2.サービスヤード
主に洗濯物を干したり屋外での作業場となるスペースです。作業内容に合わせて広さや日当たりを検討しましょう。

3.アプローチ
道路に面した入り口から玄関までの通路とその周辺を指します。家の印象を左右する場所でもあります。

4.駐車スペース
出入りする道路の状態や駐車台数によって決まります。スムーズな動線も考えると良いでしょう。

エクステリアはこのようにエリアごとに分けて考えることができます。

プランニングのステップ

エクステリアプランは以下の順で作成していきます。

step1.敷地やその周辺状況を調査して見取り図を作成する
道路の交通形態(一方通行、袋小路等)、隣地との関係、高低差、をチェックします。敷地外周の境界線を描き、建物の形状、寸法、敷地境界線からの離れ寸法、建物の窓や扉などの出入り口の位置を描き込んで見取り図を作成します。

step2.アプローチと駐車スペースを決める
初めにこの二つを優先させて決めます。道路の状況や高低差を考慮に入れて駐車スペースの位置や広さ、アプローチのとり方を決めます。

step3.庭の用途を決める
建物の配置や間取りも考慮に入れつつ庭の使い方を決めます。メインガーデンやプライベートガーデン、中庭や坪庭、サービスヤードなど。

step4.動線を確認する
1で作成した見取り図に、2,3で決めたアプローチ、駐車スペース、庭などを描き込んでみましょう。その上で動線の繋がりを確認します。

プランニングは専門家に相談して意見を取り入れながら行っても良いでしょう。特に駐車スペースやアプローチは専門家の意見がある方がスムーズに進めやすいかもしれません。どのようにしたいのか、希望をしっかりとイメージして形にしていきましょう。

エクステリアのスタイルを決める

プランニングで、イメージを固めた後はエクステリアのスタイルを決めていきます。エクステリアのスタイルとは、敷地と周辺との境目をどうするかということです。主に3つの種類に分けられます。

オープンスタイル

道路に対して門まわりと駐車スペースが開放的なスタイルです。建物のシルエットを生かした空間が演出できます。プライバシーの確保や防犯に関しては注意が必要です。

セミクローズドスタイル

駐車スペース以外を門柱・門扉、フェンス、生垣などで囲むスタイルです。郊外でよくみられるスタイルです。

クローズドスタイル

門柱、門扉、フェンス・塀、生垣などで、敷地の外周をすべて囲うスタイルです。門扉・フェンス等のトータルコーディネートでまとまりのある空間になります。フェンスや門扉の有無で印象が異なってきます。デザインや利便性を考えて検討してみると良いでしょう。

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執筆者プロフィール
編集者画像

大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

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