お家の壁はさまざまなものから私たちを守ってくれます。雨風を始め、夏の暑さや冬の寒さ、地震や雷の時も守ってくれる頼りがいのある存在です。しかし壁も長い間使用していると、見た目が汚れてきたり、痛んできて従来通りの効果を発揮できないこともあります。この記事で詳細を説明していきますが、まずはこの記事で紹介している内容の結論を簡単に記載します。

POINT この記事のポイント

外壁リフォームってどんなもの？

外壁リフォームには幾つか種類がありますが、一番よく目にする機会があるのはマンション等の外壁塗装ではないでしょうか。マンションの周りに足場を組んでシートで全体を覆っているのを一度くらいは目にしたことがあるのではないかと思います。

塗り替えをすると見た目がぐっと綺麗になると同時に、塗料によっては断熱性や綺麗さの持続等の効果を持っているものもあります。

外壁リフォームの種類

大きく分けて3種類あります。順番にメリット、デメリット等をご紹介します。

塗り替え

既存の外壁の上から再塗装するやり方です。
費用目安：約110万円
工期：約2週間

メリット
・外壁工事の中ではお手軽にできる
・費用が安い

デメリット
・塗装により既存のデザインが失われる場合もある
・数年後に再塗装・補修等は必要になる場合がある
・下地や断熱材・土台の点検・補修はできない

重ね張り

既存の外壁に銅縁を取りつけ、新しい外壁材を施工する方法です。
費用目安：約205万円
工期：約1.5～2週間

メリット
・外壁を重ねることによる遮熱性、遮音性の向上が期待できる

デメリット
・総重量が増加するため、既存外壁の状況や建物の竣工時期によっては、施工出来ない場合もある

張り替え

既存の外壁を撤去し、新しい外壁材を施工するやり方です。
費用目安：約240万円
工期：約1.5～2週間

メリット
・好みの色・デザインの外壁材が選べる
・下地や断熱材・土台の状況がチェックできる
・状況に応じて断熱材や構造用合板も施工できる

デメリット
・廃材が多く発生する
・費用は高め

外壁リフォームをすることで得られるメリット

◆補修等の原状回復
壁に空いてしまった穴やヒビに下地材を塗り込み補修、強化ができます。また外壁の汚れを消し、新品同様に生まれ変わらせることもできます。

◆遮熱・断熱
断熱材を挟んで外壁材を張り付けることで、壁の遮熱・断熱効果を上げることができます。壁の遮熱・断熱効果を上げることで、冷暖房費を削減することができます。あるメーカーの実験によると外壁リフォームで壁の遮熱・断熱性が向上し、冷暖房費が年間20%削減されたという結果が出ています。

◆耐震
外壁を強くすることで建物の揺れを小さくすることができます。新耐震基準（1981年6月）以前に施工された住宅の場合は要チェックです。

◆綺麗が長持ち
汚れが付きにくい、色あせしない、等の素材を使うことで、綺麗さを長く持続させることができます。その後のメンテナンスを軽減できるというメリットもあります。

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※1．見積内容によって異なるケースがあります。
※2．業者様と直接ご連絡いただく際にはお名前・ご住所などの情報が必要となります。

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外壁リフォームを考えるポイント

下の点に当てはまれば、外壁リフォームを考えても良いでしょう。

・外観が色あせて汚れてきた
・外壁に穴やヒビがある
・家の耐震構造が心配
・節電しながら部屋の温度を快適にしたい

最後に

いかがでしたでしょうか。壁リフォームは見た目を綺麗にするだけではなく、さまざまな機能を追加することもできます。原状回復の面だけでなく、機能を追加するという面でも壁リフォームを考えてみるのもよいでしょう。

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