フローリングの床リフォームをするには|人気の素材と方法を解説

フローリングの床リフォームをするには|人気の素材と方法を解説

「傷んだ床を何とかしたい!」という方のために、床リフォームに関することをご紹介していきます。床リフォームでも、フローリングにおいての具体的な方法を主に紹介します。まずはこの記事のポイントを以下にまとめました。

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POINT この記事のポイント

・床リフォームには主に「重ね張り」か「張替え」がある
・床材には無垢材、合板、クッションフロアなどがある
・リフォームする際には実際に床材にも触れてみるのがおすすめ

床リフォーム~重ね張りの場合~

リビングリビング(※画像はイメージです)

まずは床のリフォームに関して知っていてほしい、二つの方法についてご紹介していきます。一つ目が「重ね張り」という方法です。これは、今あるフローリングの床の上から新しくフローリング材を張り付けるという床リフォームのことを言います。

工事もそんなに工期がかからないですし、何より費用が新しく張り替えるのと比べて安価で済むことが一番のメリットです。上から張り付けるフローリング材は、薄いもので一般的に1.5mm~あるのですが、それでも前よりも床が高くなるので、違和感を感じる方は多いようです。

​​​​​​​厚いものは6mmにもなりますので、慣れるまでは少し大変かもしれません。また、床の厚みが増すことで、思わぬ事故の原因となることもあります。以前はなかった床の段差ができることで、転倒しやすくもなるので、高齢者や小さなお子さんがいらっしゃる過程では、注意が必要です。

一方で、表面のフローリングだけ変えたからといって、床の全てが良くなるという訳ではありません。床の下地部分を改善する必要があるものもやはりあるのです。その場合、もう一つの方法の床リフォームを施工する必要があります。

床リフォーム~張替えの場合~

張替えた床張替えた床(※画像はイメージです)

次に床を本格的に工事する必要がある、張替え工事についてご紹介していきます。張り替え工事とは、その名の通り床を新しく張り替える工事のことを言います。具体的には、既存のフローリングをはがし、新しいものを張り付ける工事です。その際、傷んだ下地部分などの改修などを行うこともできます。

床の下地部分は、湿気で傷みます。また、床がぷかぷかしていたり、ミシミシきしんでいる場合も、床の下地のダメージが原因の場合が多いです。そういった場合の時は、床の土台や下地から工事する必要があるため、新しく張り替える工事が最適です。

実際に使われているフローリング材とその他の床材

床リフォームでよく使われているフローリング材

次に、実際によく床リフォームで使用しているフローリング材などをご紹介していきます。

1. 無垢材フローリング

無垢材無垢材(※画像はイメージです)

まずは最近人気が高い無垢材フローリングについてご紹介していきます。床リフォームの中でも、根強い人気を誇っているのがフローリングです。中でも、人気が高いのが無垢材フローリングと呼ばれる素材になります。

無垢材フローリングとは、一般的に天然木材の一枚板を使用しているもののことを言います。自然な木の質感や、温かみのある風合いが人気のようです。天然木という特徴から、御値段も、他のものと比べると高めに設定されているのが多いです。

しかし、そんな高額な無垢材フローリングだからといって、完璧に優れているという訳ではありません。天然木の一枚板を使っているからこその問題もあります。それが、床の状態にかかわってくるものです。一枚木を使用すると、どうしても湿度や温度によっては、床がそってしまうなどして収縮してしまいます。

その結果、床のフローリングの継ぎ目に隙間が空いてしまったりなどの問題が起きやすくなります。

もちろん、長所もあります。無垢材フローリングは天然木を使っているからこそ、調湿効果に優れています。部屋が乾燥したら水分を発散し、湿度が高くなると吸い取ってくれるのです。無垢材フローリングの床を素足で歩いても違和感を感じないのは、この効果のおかげでもあります。

無垢材フローリングを使用したいのなら、きちんとしてメンテナンスも必要となります。住居で無垢材フローリングを使用する場合、どうしても家具などが原因で傷がつきやすいです。長持ちさせたいのなら、こまめに天然原料のワックスなどできちんとワックスをかけてあげることが大切です。

2. 合板フローリング

合板フローリング合板フローリング(※画像はイメージです)

無垢材と比べて、比較的安価な素材が、この合成板です。合板とは、複合板とも集成材とも言われていますが、要するに複数の板をつなぎ合わせたもののことを言います。合板フローリングのメリットとしては、無垢材のものに比べて温度、湿度に強いことです。

そのため、先ほど無垢材で懸念していた、床の反りなどによる継ぎ目の隙間なども、合板なら生じにくいです。一番のメリットとしては、安価なことが挙げられます。他にも、色やバリエーションが豊かなので、選べる楽しさがあります。

一般的なフローリング材としてはやはりこちらが根強いです。遮音性や耐水性が高かったり、最近はフローリングで床暖房装置をつけることもできますので、そういった時代のニーズにもこたえてくれるのが、合板フローリングだともいえます。

最近は、無垢材に近い風合いの合板フローリングも増えてきています。樹脂コーティングしたり、合板でも表面だけを本物の木材を使用しているなど、様々な工夫が施されているので、気になった方はいろいろ見てみるのもいいかと思います。

3. クッションフロア

クッションフロアクッションフロア(※画像はイメージです)

汚れや傷がつきにくく、デザイン性も高い床材がこのクッションフロアです。クッションフロアとは、ビニール素材なため、家の中でも、主に水廻りで使用されているところが多いです。その名の通り、クッションのような性能を兼ね揃えているので、足腰へのダメージも少なく、何より安価なことが特徴です。

大正性能があるものなら、傷や汚れも付きにくいので、ペットがいる方などにもお勧めできる素材です。

まとめ

床リフォームの中でも、フローリングについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?床をリフォームする際、大事なのは住みやすさだと思います。使う素材や工事方法で、どれだけでも住みやすくなりますし、逆に窮屈に感じてしまうこともあるでしょう。

そうならないためにも、床リフォームを思い立った際には、専門家の意見を聞いて、実際に床材にも触れてみることが大事になってきます。ぜひ参考にしてみてください。

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執筆者プロフィール
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

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