洋室を素敵にリフォームしたい|工事事例と必要な経費を紹介

洋室を素敵にリフォームしたい|工事事例と必要な経費を紹介

最近の住宅は、すべて和室の家よりも、洋室の作りが多い家の方が大半ですよね。そこで今回はそんな洋室リフォームをした方々の工事例と費用をご紹介していきます。しかし、洋室と一概に言っても、いろいろな種類があります。床材がフローリングかカーペットか、壁材は何を使っているか、などなど、洋室一つ作るにも、いろいろ考えるべきことは多いのです。後ほど詳細を説明していきますが、まずはこの記事で紹介している内容の結論を簡単に記載します。

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POINT この記事のポイント

既存の洋室をリフォームする際は、どんな用途の部屋にするか、きちんと把握することが重要
・最もコストがかかるリフォームは、和室から洋室へのリフォームです、20万円〜50万円ほどの費用がかかる
・洋室リフォームでは、素材選びにも気を付けることが大切で、それぞれの部屋の用途に合った素材を、機能性を考えながら選ぶことがポイント

1. どんな洋室にしたいかプランを練ろう

まず、既存の洋室をリフォームする際、どんな用途の部屋にするか、きちんと把握しておく必要があります。たとえば寝室として洋室リフォームしたい場合、防寒、騒音対策として窓を二重にする工事が多く求められます。子供部屋だったり、リビングだったりと、よく使い洋室ではそういった機能があると便利ですし、過ごしやすくなりますよね。

または、床材、壁材を張り替えることも多い工事例としてあります。寝室や子供部屋に多い事例です。既存のものよりも、断熱性の高いものやデザイン性の高いものを選ぶ方が多いようです。

一方で、子供部屋のリフォームに多いのが間に仕切り壁を設置する場合です。子供が増えて、最初小さいうちは同じ部屋でよくても、やがては別々の部屋にしたい、と考えるご両親も多いでしょう。その際、また新しく一部屋増設するよりも、間に仕切り壁を設置して一部屋を二部屋に分けたほうが安価で簡単に仕上がります。そういった工事例も多いです。

最もコストのかかるリフォームは?

一番コストがかかるのが、和室から洋室へのリフォームです。床だけを畳からフローリングにするだけでも、20万円前後はかかりますし、天井、壁を洋室風にするのにもコストはかかります。一見同じようなつくりに見えても、洋室と和室は下地の構造も異なりますので、そこから工事を施す必要があります。もちろん、内装の仕様も異なりますので、壁材の交換やクロスの張替えなども必要になってきます。

和室から洋室にリフォームする際に、押入れをクローゼットに変更したい、という希望の方もいます。これも同様に、壁材や床材が異なりますので、それらを交換したうえで、クロス張りを施します。加えて、押入れをクローゼットに改築し、内部もつくりを変える必要がありますので、50万円弱コストがかかることが予想されます

リフォームで床暖房をつけたい場合は?

洋室リフォームで、最近は床暖房をつけたお部屋にしたい、という方もいます。床暖房を新しく設置する場合、二種類の工事があります。一つは既存の床に直貼りして床暖房を設置する場合です。こちらはコストが大幅に節約できます。

もう一つが、既存の床を解体して床暖房を設置する場合です。この場合、工事費がかかりますので、コストはかさみます。

また、断熱材の入っていない家で床暖房を設置しても、あまり暖かさは変わらないとされています。家に断熱材が組み込まれていないお宅の場合、新しく断熱材を入れて、暖かさが逃げないようにしたほうが良いでしょう。

二部屋を、広い一部屋にする場合は?

また、元々あった二部屋を、広い一部屋にすることもできます。中でも、広いリビング、ダイニングにしたい、といった希望が多いようです。その場合、間に 合った仕切り壁を撤去して、壁材や床材、天井の素材を一緒のものにする必要があります。そういった場合は、費用もあがりますので、業者とよく話し合うこと が重要となってきます。

2. 使う素材を決めよう

次に、洋室をリフォームする際に気を付ける素材選びについてです。壁、床、天井すべて、使い材質はいろいろなものがあります。消臭効果が高いものや、保温性、耐熱性が高い物、湿度調節に優れている物、抗菌性が高いものなど、選ぼうと思えばいろいろなものがあるのです。

子供部屋には断熱性も高いコルク素材を使用したり、天然素材でもある珪藻土を使用したい、という方も多いかと思います。余裕があればそれぞれの部屋に合った機能を持つ素材のものを選ぶといいかと思います。

もちろん、部屋の面積によって、使う素材の量も変わってきますので、費用も変わってきます。それぞれの部屋の用途に合った素材を、機能性を考えながら選ぶことが大事です。

3. 実際の工事例とかかった費用を見てみよう

それでは、実際に洋室をリフォームした方の工事例を見ていきましょう。

例1)A社で洋室をリフォームした場合
建物:戸建(築年数約30年)
施工日数:一か月
費用:約50万円
工事内容:DKを寝室に改築、引き分け戸の設置、壁材の変更(クロスに交換)
お客様の声:風通しがよくなり、明るくさわやかな空間の住み心地が良い。建具や格子などのデザイン性も気に入っている

例2)B社で洋室をリフォームした場合
建物:マンション(築年数約6年)
施工日数:3週間
費用:約24万円
施工面積:13平方メートル
工事内容:天井、壁材の交換

例3)C社で洋室、階段をリフォームした場合
建物:戸建(築年数約20年)
施工日数:4日
費用:約40万円
施工面積:19平方メートル
工事内容:カーペットの撤去、フローリングの施工、(階段のカーペット撤去、フローリング施工含む)

例4)D社で和室から洋室にリフォームした場合(間取り変更含む)
建物:戸建
施工日数:5週間
費用:約480万円
工事内容:間取りの変更(4室の和室から洋室2部屋、ウォークインクローゼットの設置)、装飾窓の設置、床材をフローリングに施工、飾り棚の設置、(階段、水廻りの工事含む)

このように、さまざまな洋室リフォームの工事例があります。壁材を張り替えるだけのものから、間取りを変更し部屋を作り替えるものまで、費用も異なります。その部屋の用途別に、工事を考えることが必要となります。

まとめ

いかがでしたか?洋室リフォームと一概に言っても、工事箇所から費用まで様々に異なります。また、手持ちのマンションや戸建てを、和室から洋室にリフォームすることで、売却価格が上がることもあるようです。住み慣れた家をさらに快適にするためにも、洋室リフォーム、検討してみるのは如何でしょうか?ぜひ参考にしてみてください。
 

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執筆者プロフィール
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

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