浴室リフォームの注意点が知りたい|成功の参考事例を紹介

浴室リフォームの注意点が知りたい|成功の参考事例を紹介

家族一人一人が、浴室を使う訳ですから、使い勝手も重要視されます。したがって、使い勝手も浴室には大切な要素なのです。そんな浴室だからこそ、家族みんなが快く使えるようにリフォームをしたいという方も多いのです。この記事で詳細を説明していきますが、まずはこの記事で紹介している内容の結論を簡単に記載します。

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POINT この記事のポイント

・浴室には「在来工法」と「ユニットバス、システムバス」の2種類がある
・在来工法とユニットバス、システムバスにはそれぞれメリットとデメリットがある
・浴室内の設備はデザイン性、機能性を重視する

浴室の種類を決めよう

浴室には、2種類のタイプがあります。それが、「在来工法」と呼ばれるものと、「ユニットバス、システムバス」と呼ばれるものです。浴室をリフォームする際、どちらにするかをまずは決める必要があります。

在来工法

在来工法とは、家の中の一室を浴室に使用することを言います。わかりやすく言えば、他に部屋と同じ構造の部屋を一つ、浴室として使うことで、昔ながらの浴室の作り方でもあります。

在来工法のメリットとしては、バスタブやタイルなど、パーツの一つ一つを自分好みに選んで作ってもらえることです。香り豊かなヒノキをバスタブの素材に使ったりなど、自分のこだわりぬいた浴室を作ることができます。

反対に、デメリットとしては防水や防熱機能が低いことです。もともとは同じ構造の一つの部屋をそのまま浴室として利用することになるので、浴室の加工が全体的に施されていません。したがって、冬場にはひんやりすることが多かったり、水漏れの原因になったりもします。

ユニットバス、システムバス

もう一つがユニットバス、またはシステムバスと呼ばれるものです。これは、在来工法とは違って、一部屋丸ごとを家に埋め込むタイプのことを言います。工場などで、ワンセットとしてバスタブなどをまとめて作ったものです。したがって、短期間の工事で浴室のリフォームが可能ですし、在来工法でつくられた浴室をこちらのユニットバス、システムバスにリフォームする方も多いようです。

こちらのメリットとしては、在来工法とは違って、浴室としての機能が高いことです。具体的にいえば、防熱加工や防水加工がさらに強固にされているため、寒く感じたり、水漏れの危険性などが低いです。

デメリットとしては、もともとセットとしてバスタブ等の規制がかかって作られているため、バリエーションが少ないことが挙げられます。色などは選べても、素材などは自由がききません。したがって、よくあるタイプの浴室しか作ることができないのです。

戸建て用の浴室には、0.75坪、1坪、1.25坪の製品が主流に作られています。中には、1.5坪など、広々としたデザイン性が高いユニットバス、システムバスを用意しているところもあります。

設備を選ぼう

どちらの浴室を選んでも、大切なのは設備です。これによって、使い勝手が変わってきますし、デザイン性も求められます。さっそくご紹介していきましょう。

1. 壁や床、天井などの素材

まずは壁材から見ていきましょう。ユニットバス、システムバスの多くは、「木目調」であったり「タイル調」のものもありますが、多いのは樹脂系の素材を使っているものです。耐水性も高く、汚れも目立たないため、重宝されています。

2. 浴槽

次に浴槽を見ていきます。様式としては大きく分けて二つ、深く作られている和式のものか、浅く作られている洋式のものかです。実際に見て触ってみて、好みの方を選ぶことをおすすめします。

素材としては、人造大理石やステンレスのものなどがあります。浴槽ひとつで浴室の雰囲気ががらりと変わることもありますし、きちんと見て触って決めた方がいいかと思います。こだわりたい方には、温泉のような造りのヒノキ製のものだったり、おしゃれなタイル張りのものもあるところもありますよ。

3. 水栓

あとは、水栓も重要ですよね。今は機械で操作するものが圧倒的に多いので、簡単にボタンをおしたりノズルを回したりするだけでいいものがおすすめです。お子さんにも簡単に使えて、お年寄りにも使いやすいので、操作も安心です。冷めたお湯を温める方法としては、差し湯形式か追い炊き形式もありますが、両方の機能がついているものもあります。

4. 扉

実はこちら、扉も結構重要です。形式としては引くか押すタイプ開き戸、スライドするタイプの引き戸、途中で折れるタイプの折れ戸が主流ですね。これらは使い勝手の問題になってくるので、きちんと選んだほうがいいです。素材としてはガラスだったり木製もありますが、機能やデザイン性で決めるといいかと思います。

実際の工事例

では、実際に浴室をリフォームした方の工事例を見ていきましょう。

例1.A社で浴室をリフォームした場合
建物:戸建て(築約20年)
施工日数:約2週間
工事面積:3平方メートル
費用:約320万円
工事内容:浴室の増築、浴槽設置、ボイラー、床暖房などの設置、浴室暖房乾燥機の取り付けなど

例2.B社で浴室をリフォームした場合
建物:戸建て(築約30年)
施工日数:約一か月
工事面積:3平方メートル
費用:約270万円
工事内容:腰かけ付き人工大理石浴槽の設置、手すり兼用シャワーバーの設置、壁、床、タイル工事、窓設置など

例3.C社で浴室をリフォームした場合
建物:戸建て
施工日数:約4日間(相談日数約2週間)
工事面積:2.5平方メートル
費用:約140万円
工事内容:システムバスの設置、手すりの取り付け、カワックの設置など

他にも、省エネ性を高めるために、浴槽を保温性の高いものにしたり、シャワー水栓を節水のものを選ぶこともできます。

まとめ

いかがでしたか?浴室をリフォームすることで、心地よく入浴を楽しむこともできます。また、年を経ることで、今の浴室が不便に感じることもあるかと思います。快適に入浴するためにも、浴室リフォーム、ぜひ検討してみてください。

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利用会員数260,000人、登録リフォーム会社数1,400社を超える日本最大級のリフォームマッチングサイト「家仲間コム」を運営するリフォーム専門家集団の編集部が、一般的なリフォームの情報を纏めた簡易的な記事ではなく、実際の見積情報や価格相場に基づいた読者に役立つ、価値ある情報をお届けしています。

執筆者プロフィール
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

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