障子張替え・リフォーム・修理|価格相場とDIYでできる工事を紹介

障子張替え・リフォーム・修理|価格相場とDIYでできる工事を紹介

襖・畳と並んで、和室を形成するためになくてはならないパーツとして障子があります。和室にきれいな障子が張ってあることで、部屋の明るさも雰囲気も違ってくるので、和の空間を演出するためにも障子は必要なものとなってきます。しかしそんな障子は、破れやすく、穴なども開きやすいところが難点の一つかと思います。この記事で詳細を説明していきますが、まずはこの記事で紹介している内容の結論を簡単に記載します。

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POINT この記事のポイント

・障子の張替え・リフォーム・修理は、10年を目途に検討するのがおすすめ
・障子の種類は、主に「荒組障子」「腰付き障子」「縦繁障子」「雪見障子」の4つ
・障子張替え・リフォーム・修理にかかる費用の価格相場は5万円程度

いろいろな種類の障子をご紹介!

障子の種類

障子は襖と比べても歴史が深く、平安時代ごろから使用されていたといわれている日本伝統の建具です。また、障子を形成している、格子に組まれた桟のことを組子といいますが、これの組み方によって障子はいろいろな種類にわかれます。具体的な種類は以下の通りです。

「荒組障子」・・・組子が荒く組まれたもの
「腰付き障子」・・・下の部分に腰板になっているもの
「縦繁障子」・・・組子が縦方向に多く組まれているもの
「雪見障子」・・・上下にスライドできるうえ、一部がガラスでできているもの


また、障子では障子紙として和紙が多く使用されていますが、これによって夏場に冬場にも快適に過ごせるという特色があります。例えば夏場は日差しが強いですが、和紙は直射日光を和らげてくれる効果があるので、室内でも快適に過ごせます。一方冬は、換気を窓と障子の間で防いでくれる効果があるので、室内の保温性が高まることが期待されています。

このように、障子は昔から私たちの生活に寄り添ってきたものの一つでもあります。しかし機能性が高い障子でも10年を目安に張替えやリフォームをしておく必要があるとされています。もちろん穴が開いてしまったり、手あかがついてしまうこともありますので、その際は修理も必要となってくるのです。

自分でもできる?障子の張替え・リフォーム・修理の方法とは?

障子は襖ほど丈夫にできていなく、特に障子紙の部分は穴が開きやすくもあります。持っていた荷物が当たってしまったり、子供のいたずらで障子に穴が開いてしまうことはよくあることです。

こういった開いてしまった穴の修理などは、ご自身でも施工できるリフォームの一つです。もちろん穴の大きさによっては、障子を張替える必要も出てきますが、指で刺してしまったくらいの小さな穴ならば、その必要もないかと思います。具体的な方法を見ていきましょう。

障子に開いてしまった穴は補修シートでカバーしよう!

小さな穴のために、障子をその都度張り替えていたら、手間もお金もかかってしまいます。そこで、お得に施工できるグッズとして、「補修シート」をご紹介したいと思います。

この補修シートは、ホームセンターやインターネットショップで購入することができ、お値段も約500円以下と安価で購入できます。こちらは、色や柄も豊富な品揃えで、中にはかわいらしい形のものも販売されています。また、こちらはシールタイプとなっていますので、そのまま貼りたい場所に貼りつけるだけで出来上がりです。

この際、穴の部分の紙を裏側から戻し、貼り付けるのがポイントです。穴が開いてしまった状態で貼ってしまうよりも、きれいにカバーできます。

大きな穴は1マス補修するだけできれいな仕上がりに!

また、小さな穴が開いてしまったほかに、マス全体に大きな穴が開いてしまった場合は、そのマスだけを補修することできれいな障子を演出できます。また、桟が折れてしまった場合などは、接着剤で固定させればまた使用することもできます。

障子の張替えも自分でできる?

障子の張り替え方法

一見難しそうで、手間もかかりそうな障子の張替えも、実はご自身で施工が可能なリフォームでもあります。実際にその方法を見ていきましょう。

1. 古い障子紙を剥がす

障子障子(※画像はイメージです)

この際、桟にスプレーなどで水分を多く含ませるとうまく剥がせます。また、市販のはがしスプレーなども有効です。その後5分ほど置いてから、下からゆっくり障子紙を剥がしましょう。

2. もろもろ調整する

まず、下地となる桟をきれいに拭いておきましょう。そして障子紙を仮止めしていきます。床が汚れないように下に新聞紙などを敷き、桟は横にしておきましょう。仮止めの際は、1~3箇所ほどセロテープで固定しておきます。

3. 両面テープやののりを付ける

チューブののりや、障子専用ののりの場合は乾かないように注意しましょう。両面テープは、縦にすべて貼り、シートを剥がしてから横に貼ると簡単にできます。

4. 障子紙を貼る

障子紙を転がしながら、たるまないように貼っていきましょう。アイロンタイプの障子紙の場合は、ここでアイロンを当てます。

5. 余分な障子紙を切り取る

最後に、桟をしっかり押さえてから、桟からはみ出している部分の障子紙を切り取りましょう。

障子の張替えは、こういった方法で施工することもできますが、費用が安価で済む分手間がかかります。また、慣れていないと歪んでしまったりたるんでしまうこともあるため、心配な方はぜひ業者の方に依頼してみましょう。

障子張替え・リフォーム・修理にかかる費用の価格相場とは

それでは障子の張替えやリフォーム、修理を業者の方に依頼した場合にかかる費用の価格相場をご紹介しましょう。リフォームの規模によっても価格は変動していきますが、価格相場としては5万円以下となっています。

障子の張替えの場合の価格相場は3万円以下と、リフォームの種類によっても障子の状態によっても価格へ変動してくるので、まずは見積もりを依頼してみたほうがいいかと思います。

まとめ

いかがでしたか?障子の張替え・リフォーム・修理は、10年を目途に検討する必要があります。目立たなくても、手あかがついていたり中の格子が割れてしまっていることなどもありますので、ぜひ一度検討してみてください。

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利用会員数260,000人、登録リフォーム会社数1,400社を超える日本最大級のリフォームマッチングサイト「家仲間コム」を運営するリフォーム専門家集団の編集部が、一般的なリフォームの情報を纏めた簡易的な記事ではなく、実際の見積情報や価格相場に基づいた読者に役立つ、価値ある情報をお届けしています。

執筆者プロフィール
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

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