いま話題のリノベーションマンションを徹底調査|種類と価格相場も紹介
もとあるものを有効活用することで、より住みやすい環境を作るリノベーション。今回は、そんなリノベーションの中でも、マンションの場合にもスポットを当てて紹介していきたいと思います。この記事で詳細を説明していきますが、まずはこの記事で紹介している内容の結論を簡単に記載します。
POINT この記事のポイント
・リノベーションのメリットは「自分の好きなように設計できる」「比較的安く済む」などがある
・リノベーションの費用を抑えるには「場所ごとに優先順位を決めてこだわりすぎないこと」「既製品をうまく使用すること」などが大切
・リノベーションの価格相場は、500万円~1,000万円程度
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リノベーションとリフォームの違い
リノベーションとリフォームは、それぞれしっかりとした定義があるわけではないので、はっきりとした違いはありませんが、その規模によって呼び名が違ってきます。
たとえば部屋の内装や外装を変更したり、ちょっとした設備の交換や設置などは、リフォームと呼びますが、部屋の間取り変更や冷暖房の設置などの大きな設備を設置・交換する場合は、リノベーションと呼びます。
ここから見てもわかるように、比較的小規模な工事をリフォーム、大々的で規模が大きい工事をリノベーションと呼ぶことが一般的となっています。
また、中古住宅を装い新たに暮らしやすくする際は、工事のことをリノベーションと呼ぶことが多いです。というのも、住まい環境の面で、新築以上の設備や環境を整えた場合は、リノベーションと呼ぶことが理由として挙げられます。
一方で、新築の時と同じくらいの設備や環境を整える場合は、その工事のことをリフォームと呼ぶのです。
リノベーションのメリット・デメリットとは
中古住宅、マンションを装い新たに蘇らせることができるリノベーションには、当然ですがメリットもあればデメリットもあります。それぞれいくつか紹介していきましょう。
リノベーションのメリット
以下でメリットを紹介します。
1. 自分の好きなように設計できる
中古住宅・マンションを購入後、それらを自分の好きなように設計できることは、リノベーションの一番の魅力です。その際に、スケルトン化すれば元の姿を跡形もなくリニューアルできますし、新築のような内装や設備で新しい暮らしを満喫することができます。特に内装は、間取りから部屋数まで自由に決めることができますので、リノベーションはこだわりたい方におすすめの方法なのです。
2. 比較的安く済む
リノベーションを行う場合、対象となるのは中古住宅・マンションです。それらの築年数や保存状態などの条件にもよりますが、大抵は同じ広さ、間取りのものを新築で購入するのに比べて安く済ませることができます。
その値段は、ほとんどの場合リノベーションにかかった費用をプラスしても、新築の建物を建てたり、新しいマンションを購入した場合よりも安く済むことでしょう。その上、自分好みにいろいろなところを変えられるのなら、まさに願ったり叶ったりな条件の家づくりをすることができることになるのです。
1. それ以前にも耐用年数を重ねていること
リノベーションを行って内装や設備面をどんなに新しくしても、家やマンション自体の老朽化は変えることはできません。実際に、年月が経っていれば経っているほど、その建物の購入金額は安く済ませることはできますが、その反面基礎部分や柱、梁などは、経年劣化により損傷していることも考えられます。
また、古い建物であればそうであるほど、耐震面やその他の基準をクリアしていないことも考えられます。その場合、中古物件を購入していくら安く済ませようとしても、別途それらの工事が必要となり、逆に工事費用が高額になってしまうことも十分に考えられるのです。
2. ローンが組みにくい
新築物件を購入するときと違って、中古物件を購入しリノベーションを施す場合は一般の住宅ローンは利用できません。そういう時は、リフォームローンを活用する必要があるのですが、たいていの場合リフォームローンは比較的金利が高めに設置されています。一方で、マンションを新しく購入する場合は、もちろん住宅ローンは使えますので、心配はいりません。
リノベーションの費用を安くするためのコツとは
それでは実際に、リノベーションを行う場合に知っておきたい費用を抑えるコツを紹介していきましょう。
完璧を求めない
リノベーションは、先述した通り自分の好きなように家やマンションを作り替えることが一番のメリットでもあります。しかし一方で、設備や内装などをあまりにこだわりのものにしてしまうと、その分費用は高額になっていきます。したがって、費用をあくまで抑えたいのならば、あまりこだわり過ぎずに、「ここはこれでいいか!」と配慮することも必要です。そのためには、場所ごとに優先順位を決めておくこともおすすめです。
既製品をうまく使用する
スケルトン化してリノベーションすることで、かなり高額な工事費用を請求されることがほとんどです。もちろんそうすることにメリットもあるのですが、費用をできるだけ抑えたいのならば、残しておける部分はそのままにしておくことも大切です。
たとえば間取りはそのままにしておいたり、水道の場所はそのままにしておくだけで、かなり費用は変わってくるかと思います。また、オーダーに頼りすぎずに、既製品をうまく活用することもポイントです。その方が安く済みますし、最近は家具もバリエーション豊富でデザイン性が高いものが多いため、選ぶ楽しむも増えるかと思います。
リノベーション・マンションにかかる費用の価格相場とは
リノベーション・マンションは、決して安価な買い物ではありません。それなりに高額な工事となることがほとんどです。気になるその価格相場は、500~1,000万円となっています。もちろん、全面的なリノベーションだけでなく、部分的なリフォームも可能です。その場合は費用も抑えることができますので、ぜひじっくりと検討してから行うようにしましょう
まとめ
いかがでしたか?リノベーションは、しっかりと費用を頭に入れながら行う必要がある工事です。どなたにも予算はあるかと思いますので、まずは優先順位を決めてから、じっくりと検討するようにしましょう。ぜひ参考にしてください。
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)
大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。
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