【宅配ボックスの設置費用の相場とは】メリット・デメリットも確認

【宅配ボックスの設置費用の相場とは】メリット・デメリットも確認

宅配ボックスは近年、人気の高い住宅設備です。そんな宅配ボックスの取り付け費用はいくらぐらいなのでしょうか?この記事で詳細を説明していきますが、まずはこの記事で紹介している内容の結論を簡単に記載します。

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POINT この記事のポイント

・宅配ボックス取り付けのメリットは、「不在時でも荷物の受け取りが可能」「再配達依頼の手間が省ける」「防犯性を高められる」など
・宅配ボックス取り付けのデメリットは、「取り付け費用がかかる」「防犯面が不安」など
・戸建住宅への宅配ボックスの取り付け費用は1.6万円~2万円程度が相場

1. 不在時でも荷物の受け取りが可能

受取人が不在であっても、宅配業者さんが宅配ボックスに荷物を入れておいてくれるので最短での受け取りが可能になります。

2. 再配達依頼の手間が省ける

在宅時間が不規則な方や、日時指定をしていても予定が変わって外出しなければいけない、ということはよくあります。そんな場合でも宅配ボックスに荷物が届けられるので、再配達依頼をすることなく荷物が受け取れます。

3. 防犯性を高められる

特に女性の一人暮らしや高齢者だけのご家庭は、宅配業者を装った犯罪者の被害に遭う危険性もあります。もちろん宅配業者さんは安心安全に荷物を運んでくれますが、より自宅の防犯性を高めたい場合には、顔を合わせずに済む宅配ボックスを利用するのも防犯対策として有効です。

監修者コメント
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増え続ける宅配を、もっと便利に

近年は外出せずに買い物ができる、インターネット通販が人気となっています。まとめ買いすることで安く購入できたり、重いものでも玄関まで運んでくれたりと、本当に便利ですね。しかし急ぎで必要なものが受け取れず、不在票が入っていたりすると、とても困ってしまいます。そんな時に助かるのが、不在時にもその場で受け取れる宅配ボックスです。宅配屋さんの再配達の手間も省け、必要なものもすぐに受け取れる。便利な宅配ボックスのある暮らし、始めてみませんか?

監修者:高橋 みちる(一級建築士)

宅配ボックスのデメリット

宅配ボックスのデメリット

宅配ボックスを取り付けるデメリットには下記の点が挙げられます。

1. 取り付け費用がかかる

宅配ボックスの取り付けには費用がかかります。宅配ボックスは布製の安価なものから、丈夫な素材や機能・大きさによって費用が上がっていきます。取り付け工事と同時に宅配ボックス本体を購入すると割引をしてくれる業者さんもありますので、複数の見積もり依頼をして比較検討することがお得に取り付けるコツです。表札や門柱リフォームをご検討中の方は、宅配ボックス一体型の商品を選ぶのもおすすめです。

関連記事:門柱の種類は素材×機能で選ぶ!外観デザインと実用性を兼ねたものを選びましょう

2. 防犯面が不安

玄関先に取り付けた宅配ボックスを、そのまま丸ごと盗難されるのではないかと防犯面で心配な方もいらっしゃいますよね。布製の宅配ボックスは軽いのでそのまま持ち去ることも可能ですし、破いて中身だけを持ち去ることも出来てしまいます。

簡易タイプの宅配ボックスは必ず柱などにワイヤーで固定することが大切です。玄関ポーチの照明で防犯対策もできますよ。

関連記事:【玄関ポーチに照明を取り付ける】選ぶポイントと便利な機能とは

より防犯性を高めたい場合は、簡易タイプではなく重さや大きさのあるしっかりとした本体の宅配ボックスを選びましょう。また、ダイヤル式や南京錠式ではなくカードキーで開錠できるタイプの宅配ボックスや、家の中から取り出せる「後ろ出しタイプ」の宅配ボックスのほうがより安心です。

宅配ボックスの取り付け費用

戸建住宅への宅配ボックスの取り付け費用は1.6万円~2万円程度です。※壁付けタイプや据え置きタイプの場合

宅配ボックスの取り付け工事は、約1~3時間で完了します。宅配ボックス本体の商品価格は、大きさや機能にもよりますが下記をご参照ください。
 

宅配ボックスの種類 費用目安 特徴
簡易式 0.3万円~0.8万円 費用は安いが盗難被害の恐れがある
設置式 1万円~3万円 自分でも設置できる
壁付け式・据え置き式 3.5万円~9万円 業者による取り付け工事が必要


数万円するような宅配ボックスは、取り付け工事と同時購入で30%~50%ほどの割引をしてくれることもありお得です。特に、集合住宅に宅配ボックスを後から取り付けるには必ず業者に取り付け工事を依頼することになりますので、複数の見積もりをとって費用を比較検討しましょう。費用を抑えるためにも重要です。宅配ボックスのおすすめ商品は下記をご参照ください。

関連記事:宅配ボックスのおすすめ商品はどれ?重視する項目別の上手な選び方

監修者コメント
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宅配ボックスはしっかり固定できると安心

宅配ボックスは置くだけの簡易型のものも多く販売されていますが、盗難などの事故は、やっぱり心配ですね。壁付けや据え置きのプロに設置してもらうタイプは、費用は掛かりますが、やはり簡単に持ち去ることができないという安心感があります。長く使えるものですから、せっかく設置するならしっかりと、サイズもまとめ買いに対応できるような大きめのものをものを備え付けておければ、安心ですね。

監修者:高橋 みちる(一級建築士)

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宅配ボックスの取り付け費用見積もりを依頼する際は一括見積りが便利です。依頼内容を入力すると業者から連絡が来て、訪問見積りや電話見積もりをしてもらえます。防犯性の高い宅配ボックスを取り付けたい場合は、業者に依頼してしっかり取り付けをしてもらうと安心です。取り付け工事と宅配ボックス本体の同時購入で大幅値引きをしてくれることもあります。

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監修者プロフィール
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一級建築士

高橋 みちる (たかはし みちる)

WEBサイト


アールイーデザイン一級建築士事務所代表。

住宅業界で新築・リフォームの営業・設計・現場監理などを経験。
これまで3000件以上の現場を見ながら、「永く、快適に住み続けるためにはどうしたらいいのか?」を常に探求し続け、リフォーム提案を行っている。
また、現在は執筆活動や企業向けの社員研修、一般向けの講演会なども全国各地にて実施。

著書「やらなければいけない一戸建てリフォーム」(自由国民社、2020年7月発売)

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noteにてリフォームに関するお役立ち情報を発信中!
高橋みちる|リフォームコンサルタント|note

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家仲間コム編集部

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利用会員数260,000人、登録リフォーム会社数1,400社を超える日本最大級のリフォームマッチングサイト「家仲間コム」を運営するリフォーム専門家集団の編集部が、一般的なリフォームの情報を纏めた簡易的な記事ではなく、実際の見積情報や価格相場に基づいた読者に役立つ、価値ある情報をお届けしています。

執筆者プロフィール
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。