プレハブ事務所の内装で押さえておくべきポイントとは|付加できるオプションも

プレハブ事務所の内装で押さえておくべきポイントとは|付加できるオプションも

事務所を構えるためには敷地内にプレハブを建てる方法があります。プレハブ事務所で気になるのが内装ですが、一般的な建物のように内装工事をすることもできますのでご安心ください。今回は、プレハブ事務所の内装のポイントやオプションについて解説します。まずはこの記事のポイントを以下にまとめました。

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POINT この記事のポイント

・プレハブとは工場で生産されたパーツを現場で組み立てる建築工法のこと
・3坪程度のプレハブであれば約70万円以内で設置が可能
・プレハブでもかなり本格的な内装を施工することが可能
・プレハブ事務所の内装を決める時には押さえておくべきポイントがある

プレハブ事務所のメリット

プレハブとは、工場で生産されたパーツを現場で組み立てる建築工法のことを言いますが、事務所としても立派に活用できる耐久性も備えています。プレハブ工法のメリットとしては、まずは費用が安く抑えられる点が挙げられます。プレハブのサイズや構造、工法にもよりますが、ご参考までに一例をご紹介します。

image農業作業所(外観)

imageSH-E31型 3坪ハウス(内部)

出典:SH-E31型 3坪ハウス|ナガワ
建築タイプ:ユニット工法
本体税込み価格:60万円
配送費:4万4千円
設置費:1万1千円
組立費:0円
税込み合計価格:65万5千円

image学童保育施設(外観)

image学童保育施設(内部)

出典:学童保育施設|ナガワ
建築タイプ:モジュール建築(プレハブ)
延べ床面積:104.22平方メートル

3坪程度のユニット工法のプレハブであれば、配送費と設置費用は合わせて約6万円ですので、約70万円以内で設置が可能です。

プレハブ事務所の内装はどこまで可能?

プレハブと聞くと簡素なイメージが強いですが、実はかなり本格的な内装を施工することも可能です。事務所といっても、一時的な仮設事務所なのか長期的に利用する事務所なのかによって必要な内装が変わってきますので、使用目的を明確にしておきましょう。

プレハブ事務所の内装のポイント

プレハブ事務所の内装のポイント

では、プレハブ事務所の内装をする時のポイントをいくつか挙げておきましょう。順番に詳しく見ていきます。

1. 全体的に断熱材を施工

断熱材断熱材(※画像はイメージです)

事務所としてプレハブを使用する場合は、長時間の滞在を考えると断熱性を高めておく工事は必須。冷暖房効率も上がり快適な環境でお仕事ができますので、内装工事をご検討中の場合は断熱施工も合わせて行っておきましょう。

一般的にプレハブに使用される断熱材は「グラスウール」と呼ばれるものが多く、安価で施工できる点がメリットです。

関連記事:断熱材の種類と性能一覧|住宅メーカーで人気の断熱材はどれ?

2. 壁紙は明るい色にする

プレハブ事務所は2坪程度の小規模サイズから、15坪以上の中規模サイズまで豊富に揃っていますが、小規模であるほど壁紙の色は明るい色にしておくほうが視覚効果により広く見せることができます。

下記は寝室にグレーの壁紙を採用した場合の効果についての記事ですが、カラー3原則などが内装のヒントになりますので、ご参考になさってください。

関連記事:寝室の壁紙をグレーカラーにするメリット|壁紙リフォームの費用相場とは

3. 窓はあまり大きく取りすぎない

プレハブは一般住宅と比較するとやはり断熱性が劣りますので、熱が逃げやすく侵入しやすい開口部は狭くしておくほうが安心です。窓は採光性や通気性を良くしておくためにもあるほうが良いですが、あまり大きな面積をとらないようにしておくほうが断熱性が高まります。

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4. 床はカーペットで断熱性を高める

冷たい空気は下に溜まる性質がありますので、冬の寒さ対策として足元の断熱性を高めておくことが大切です。床も一般住宅よりは断熱性が劣りますので、少しでも足元が暖かくなるようカーペットタイルなどを採用すると足元が冷えずに済みます。

5. 電気配線が標準装備されているタイプを選ぶ

imageE31型グレーシャッター(外観)

imageE31型グレーシャッター(内部)

出典:E31型グレーシャッター(3坪)|ナガワ
建築タイプ:ユニット工法
本体税込み価格:79万円
配送費:4万4千円
設置費:1万1千円
組立費:0円
税込み合計価格:84万5千円
 

プレハブ事務所で常駐する場合、やはり冷暖房設備や電気設備は必要です。あとから電気工事を追加施工することも可能ですが、元から電気配線済みのプレハブも販売されています。上記のプレハブは2坪と小規模ですが、下記のような設備が標準装備されています。

・分電盤
・コンセント
・スイッチ
・換気扇・換気口
・エアコン設置設備
・LED照明
・天井、壁断熱

元からこれだけの設備が標準装備されていれば、あとから電気工事を行う必要もありません。
(エアコンなどの設置工事は別途発生)

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プレハブ事務所の内装に付加できるオプションは?

プレハブ事務所の使用目的によって、例えばキッチン設備が欲しい場合などもオプションで追加が可能です。水道設備を設置するためには、水道業者に申請して許可が出た後、敷地内から配管を引き込む工事が発生します。引き込みにかかる費用は2万円~10万円程度が目安です。

関連記事:プレハブの設置工事について|設置にかかる費用と申請方法を解説

「家仲間コム」での施工事例

 弊社「家仲間コム」の施工事例を紹介します。参考にされてください。

1. カフェ風のお洒落なドアに

image「くすみカラーのような感じで、かわいらしくてアンティークっぽいドアにしたい」とのご要望でした。LIXILのラレッサDパレットを施工。表情豊かなデザインに、ハンドメイドタッチの柔らかな色合いが特徴で、大人かわいい空間づくりにピッタリです。

施工業者:ISK工房株式会社
施工場所:栃木県宇都宮市
施工箇所:内装
施工期間:1日

業者さんの投稿記事はこちら

2. 会社オフィスの間仕切り撤去リフォーム

image「ミーティングルームとして使いたいので、壁を壊し部屋を広げたい。大人数が使用するため、床などは強度の高いフロア材に張り替えたい」とのご要望でした。壁を解体して、床材には傷や汚れにも強いメラミンタイルを使って仕上げました。

施工業者:(株)リフォームCOSTA
施工場所:東京都豊島区
建物のタイプ:木造2階建
築年数:20年以上
施工箇所:会社オフィス内装工事
施工期間:10日

業者さんの投稿記事はこちら

プレハブ事務所の内装まとめ

プレハブの事務所を造る際は、使用頻度や使用目的に合わせて内装をプランニングしましょう。パーテーションを設けることで、ちょっとしたミーティングスペースや来客室を造ることも可能ですし、最近のプレハブは高性能商品が多く販売されています。

事務所のイメージや用途に合わせてお好みの内装を完成させてみてはいかがでしょうか?

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プレハブ事務所の内装工事費用の見積もりを依頼する際は一括見積りが便利です。内装工事の専門業者であれば、断熱対策も含めてお好みの内装工事をしてもらえます。家仲間コムの見積もりサイトには約1000社の登録業者さんがいて、いろんな依頼に対応できるのが魅力です。

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利用会員数260,000人、登録リフォーム会社数1,400社を超える日本最大級のリフォームマッチングサイト「家仲間コム」を運営するリフォーム専門家集団の編集部が、一般的なリフォームの情報を纏めた簡易的な記事ではなく、実際の見積情報や価格相場に基づいた読者に役立つ、価値ある情報をお届けしています。

執筆者プロフィール
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

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