パネルドアを取り付けて冷暖房効率をアップ|メリット・デメリットと費用目安

パネルドアを取り付けて冷暖房効率をアップ|メリット・デメリットと費用目安

お部屋の間仕切りには種類がありますが、パネルドアは壁のように見えてインテリア性が高い設備です。しっかりとした作りですが、取り付け費用は安く、間仕切りを検討中の方はパネルドアも候補に入れてみてはいかがでしょうか。今回は、パネルドア取り付けのメリット・デメリット、費用について紹介します。

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POINT この記事のポイント

・パネルドアとは折りたたみ式のドアのこと
・パネルドアのメリット、デメリットはそれぞれ
・パネルドアの費用目安は片開きで79,500円~

パネルドアってどんなもの?

パネルドア|TOSO画像提供:パネルドア|TOSO


出典:パネルドア|TOSO

パネルドアとは、折りたたみ式のドアで主に間仕切りとして取り入れられています。天井に取り付けるのが一般的ですが、操作性も良く、力が入りにくい高齢者でも自力で開閉がしやすいのでバリアフリーにも適しています。

パネルドアのメリット

パネルドアのメリット

パネルドアのメリットは主に上記の3点です。

1. 取り付けが簡単

パネルドアは、下地の強度がある天井があればどこにでも取り付けが可能です。天井の下地部分にパネルドアを取り付けるためのレールをビスで固定します。レールにパネルドアを取り付ければ設置完了です。下地を探したり補強ができるのであればDIYでも簡単に取り付けができます。

2. 冷暖房効率がアップする

リビングに2階までの階段がある住宅では、温まった空気が階段を通って2階へ逃げてしまうので寒さを感じます。せっかく暖まった空気が逃げるので、冷暖房効率が悪くなります。階段の手前にパネルドアを取り付ければ空気が逃げにくくなるので、冷暖房効率があがりリビングの寒さが和らぎます。

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3. インテリア性がある

パネルドア|TOSO画像提供:パネルドア|TOSO


出典:パネルドア|TOSO

間仕切りにはロールスクリーンやアコーディオンドアなどがありますが、パネルドアは一般的なドアに近いデザインなので造り付けのように見え、インテリア性が高まります。ロールスクリーンやアコーディオンドアもいろいろなデザインや色のバリエーションが豊富なので、お好きなテイストで選ぶと良いでしょう。

監修者コメント
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アコーディオンカーテンか、パネルドアか

開口部を簡易に仕切って二部屋として使いたい…。そんな時に活躍するのがパネルドアです。アコーディオンカーテンがパネルになったようなイメージですが、素材感が木質系だったりと、見た目にはアコーディオンカーテンよりも高級感があります。ウォールドアなどのように大がかりな工事になることも少なく、設置はカーテン並みの手軽さです。ちょっとした間仕切りが欲しい場所にぜひ、いかがでしょうか。

監修者:高橋 みちる(一級建築士)

パネルドアのデメリット

パネルドアのデメリット

パネルドアのデメリットには下記の点が考えられます。パネルドアが取り付けられない場所には、ロールスクリーンを代替としてご検討してみてください。

1. 開口部が狭いと取り付けられない

パネルドア フレクシーズ|TOSO画像提供:パネルドア フレクシーズ|TOSO


出典:パネルドア|TOSO

パネルドアは折りたたんで開閉するので、細くて狭い開口部に取り付けるのは難しいです。TOSOのパネルドア「フレクシーズ」は、幅700~900mmから対応しています。この幅より狭い開口部にはロールスクリーンが良いでしょう。ロールスクリーンなら、小窓などにも対応できるスリムタイプの商品があります。

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2. たたみ代で開口部が狭くなる

パネルドア|TOSO画像提供:パネルドア|TOSO


出典:パネルドア|TOSO

たたみ代とは、パネルドアを開けた時に左右にたまる折りたたまれた部分のことを言います。パネルドアの商品にはたたみ代のサイズが明記されていることが多いので、確認しておくと良いですね。

  片開き 両開き
たたみ代 103mm 左側103mm/右側103mm
たたみ幅 製品幅の1/4 製品幅の1/8


元々の開口部が狭い場合は、パネルドアではなくロールスクリーンを採用するとたたみ代もなく、本来の開口部の幅を利用できます。

パネルドアの取り付け費用目安

TOSOパネルドア「フレクシーズ」の場合の費用目安は、片開きで79,500円~、両開きで159,000円~です。1mm単位でサイズ指定をしてオーダーすることもできます。取り付け工事にかかる費用目安は、おおよそ2万円程度です。取り付け部分の下地補強が必要な場合は費用がアップします。

監修者コメント
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取り付けはプロに頼めば安心

パネルドアは上から吊り下げて使うため、取り付け部分の上部には補強が必要です。下がり壁などがある場合はそのまま取り付けられる場合が多いですが、開閉時にかかる荷重によって緩んできたり落下したりしないよう、取り付けは信頼できるプロに頼みたいところです。パネルドアの取り付けはカーテンや内装が得意な専門業者が行いますので、ついでにクロスの貼替えやカーテンの交換などもご検討されてみてはいかがでしょうか。

監修者:高橋 みちる(一級建築士)

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監修者プロフィール
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一級建築士

高橋 みちる (たかはし みちる)

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アールイーデザイン一級建築士事務所代表。

住宅業界で新築・リフォームの営業・設計・現場監理などを経験。
これまで3000件以上の現場を見ながら、「永く、快適に住み続けるためにはどうしたらいいのか?」を常に探求し続け、リフォーム提案を行っている。
また、現在は執筆活動や企業向けの社員研修、一般向けの講演会なども全国各地にて実施。

著書「やらなければいけない一戸建てリフォーム」(自由国民社、2020年7月発売)

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【所属】

noteにてリフォームに関するお役立ち情報を発信中!
高橋みちる|リフォームコンサルタント|note

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家仲間コム編集部

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利用会員数260,000人、登録リフォーム会社数1,400社を超える日本最大級のリフォームマッチングサイト「家仲間コム」を運営するリフォーム専門家集団の編集部が、一般的なリフォームの情報を纏めた簡易的な記事ではなく、実際の見積情報や価格相場に基づいた読者に役立つ、価値ある情報をお届けしています。

執筆者プロフィール
編集者画像

大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

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