リビングの間取り変更リフォームをするには|価格相場を徹底解説
リビングが家族団らんの場所として機能していることが多いですが、子供たちが成長し、生活パターンが変わることでリビングのリフォームを検討する方もいますよね。今回は、リビングの間取り変更リフォームについて、工事の種類やポイント、費用の価格相場、実際の工事例を紹介していきたいと思います。この記事で詳細を説明していきますが、まずはこの記事で紹介している内容の結論を簡単に記載します。
POINT この記事のポイント
・リビング間取り変更リフォームは「壁を撤去して部屋を広くするリフォーム」や「間仕切り壁を設置しリビングを二分するリフォーム」などがある
・リビング間取り変更リフォームの注意点は「撤去しても良い壁と撤去できない壁がある」「リフォームできないマンションもある」「水回りを動かすと工事費が高額になることがある」など
・リビング間取り変更リフォームの費用相場は、間仕切り壁の設置の場合は数万~20万円程度、LDKへのリフォームの場合は100万円以上
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リビング間取りリフォームは大きく分けて2つ!
リビングの間取り変更をする場合、ざっくばらんに言えば元あるリビングを広くするか、または狭くするかの2パターンが存在します。まずはそれぞれのリフォームの特徴や実例を詳しく見ていきましょう。
壁を撤去して部屋を広くするリフォーム
リビングに接している部屋といえば、代表的なものだとダイニングやキッチンなどがあります。これらの部屋は隔たり無くつながっていることもあるでしょうし、なかには壁で分けられている家もあるかと思います。この中でも、壁がある場合にその壁を撤去し、元あるリビングを広々とさせるというリフォームは間取り変更リフォームのひとつと言えます。
最近はリビングとダイニング、キッチンの隔たりを無くし、LDKとするリフォームも需要があるそうです。こうすることで開放感ある部屋を演出できるので、ホームパーティーなど大人数の来客時にも使い勝手が良くなると言われています。
また、実際に壁を撤去して部屋を広くするリフォームでは以下のような工事例もあります。
1.完全に壁を撤去し二部屋をくっつける
2.壁を撤去した場所に引き戸を設置する
3.隣接している和室の障子を撤去し、リビングと一体化させる
間仕切り壁を設置しリビングを二分するリフォーム
広々としたリビングは開放感がありますが、そのスペースを有効活用するために間仕切り壁を設置し、1部屋を2部屋に分けるというリフォームも間取り変更に含まれます。
例えば小さいお子さんがいる場合、リビングの一角を子供部屋にするケースもありますし、そのほかにも書斎にしたり小さな子上りとして和室を設けたりすることもあるようです。
また、LDKの間取りを、LD+K、つまりはリビングとダイニングは一緒でも、キッチンは別のスペースとして確立させたいという要望も人気だそうです。たしかにキッチンはどうしても雑多になりやすいですし、そういうところを見られたくないという人も多いのかもしれません。
リビング間取り変更リフォームのポイント
リビングの間取りを変更する際、場合によっては費用がかなり高額になってしまうこともあるようです。費用をなるべく抑えたい、という人のためにも、工事が高額になってしまう理由に触れながら、リフォームのポイントもいくつか紹介していきましょう。
「撤去しても良い壁」と「撤去できない壁」がある
一軒家かマンションかに関わらず、家の中には「撤去しても良い壁」と「撤去できない壁」の2種類の壁が存在しています。このうち後者を撤去してしまうと家の構造を危うくしてしまうので、間取り変更リフォームの際に壁を撤去したい場合は前者の壁に限るようです。ちなみに撤去しても支障はないか確かめるには、壁の面の広い部分をたたいてみてみると良いでしょう。その際に軽い音がしたら、撤去しても良い壁と言えます。
マンションのリフォームは注意が必要
お住まいがマンションの場合は、むやみやたらにリビングの間取り変更リフォームを行うことは難しいこともあります。といいますのも、マンションによっては何かしらのリフォームを禁止しているところもあるのです。もしお住いのマンションがリフォーム可能かどうか定かではない、という人は、まず管理規約を確認し、管理会社の方へ問い合わせてみることをおすすめします。
また、マンションによっては間取り変更リフォームができないところもあります。例えば間仕切り壁がコンクリート製であったり、壁と床で構造を支えている壁式構造の部屋であったりすると、間仕切り壁の撤去ができないことが多いようです。これは特に低層マンションに多いケースなので、もし心当たりがある人は事前に問い合わせてみておきましょう。
水回りを動かすと工事費が高額になることも
先ほど紹介した通りリビングの間取り変更リフォームの中では、リビングとダイニング、キッチンを一体化させるLDKへの工事が人気のようです。
しかしこの際、キッチンの場所を移動してしまうと、工事費が高くなってしまう傾向にあると言われています。といいますのも、水回りの位置を変えてしまうと給排水管も変更する必要がありますし、それに合わせて電気配線工事もしなければいけなくなり、工事が大掛かりになってしまうのです。したがって、LDKに間取りを変更したい場合は、キッチンの位置を変えないことに重点を置きながらリフォームを進めると工事費を最低限抑えることができると言えます。
リビング間取り変更リフォームの価格相場
リビング間取り変更リフォームは決して安価な工事ではないようです。間仕切り壁の設置だけだと数万~20万円が価格相場と考えられますが、LDKへのリフォームの場合は100万円以上費用がかかると言われています。
また、リビング間取り変更リフォームを行う際は、業者選びも大切です。例を挙げればリビングの間取り変更リフォームが得意かどうか、十分な実績があるかどうかを目安に業者を検討してみても良いかもしれません。また、できるだけ自分のイメージを明確に伝えることで、業者の方も希望をくみ取りやすくなるので、しっかりと意思疎通を図るようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?リビングの間取り変更リフォームを行う場合、工事中はリビングを使用することができないので、どこかで仮住まいする必要があることも珍しくはないようです。そのくらい大掛かりな工事になることが多いというわけですね。しかしリフォーム完成後は今まで以上に快適な暮らしができることが期待できます。ぜひリビング間取り変更リフォームの方検討してみてください。
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)
大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。
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