雨漏り修理・補修・工事にかかる価格相場と応急処置を知ろう

雨漏り修理・補修・工事にかかる価格相場と応急処置を知ろう

慣れ親しんだ家は、愛着も沸いてきますが家自体はどんどん劣化が進みます。雨漏りなども家の劣化が大きな要因といわれていて、一年を通じて雨も多い日本では、雨漏りは多くみられる現象でもあります。雨が多い梅雨の時期の前に、雨漏りを修理しておきたいという方々も多くいらっしゃいますし、実際に業者の方に依頼した、という方も少なくはないかと思います。

そこで今回は、そんな雨漏り修理・補修・工事にかかる価格相場や、実際に雨漏りが見つかった際に自身でできる応急処置の方法などについて紹介していきたいと思います。まずはこの記事のポイントをまとめました。

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POINT この記事のポイント

・家の雨漏りの原因は大きく分けて2つある
・家の雨漏りを発見したときには応急処置を取った方が良い
・雨漏りの修理の相場は数万円から100万円以上と幅広い

1.家の経年劣化による雨漏りの発生

雨漏りが発生する理由で一番考えられるのが、お住まいの家が年月によって劣化してしまっていることです。内装や設備などと違って、屋根や外壁は日頃から外的要因にさらされています。特に雨や風、紫外線などの天気によって左右されるものは、常日頃屋根や外壁を襲っているものです。

それらに毎日さらされ続けていることによって、屋根や外壁はどんどんダメージを積み重ねていきます。特に日本家屋など、材質が木であるような建物は木質が水分をためこむことで腐敗の原因となります。そうしますと、隙間があいて雨漏りを引き起こすきっかけとなり得るのです。

一般的には屋根から雨漏りが発生するケースが多いものですが、他の箇所から雨漏りしてしまうこともあります。例えばサッシから水が浸入して雨漏りすることもありますし、バルコニーやベランダから漏水して雨漏りが発生することもあります。一方で、やはり屋根からの雨漏りは発生しやすいものであります。瓦屋根の場合に雨漏りを発生しやすい屋根の部位は以下の通りです。

例)雨漏りを起こしやすい瓦屋根の部分
瓦自体が割れてしまっている部分や瓦が浮いている、ずれてしまっている部分、漆喰が崩れてしまっている部分など

このように、屋根の経年劣化によって雨漏りを引き起こすケースは多くみられます。基本的に住宅を購入したり、新築を建てたりした場合などは、雨漏りの保証が10年間つきます。そういったものも確認しつつ実際に雨漏りしないように、しっかりと業者の方に定期メンテナンスを依頼することが必要になってくるのです。

2.天候のひどさによって起こる雨漏り

あまり年月が経っていないお宅でも、雨漏りが発生することはあります。具体的に言えば、暴風雨などを伴う天候の場合、それらによって屋根瓦がずれてしまったり、割れてしまったりすることが原因となってきます。

また、そういったひどい天候によって、落ち葉やゴミなどが雨どいなどにたまり、詰まってしまうことで、事態を悪化させてしまうことがあります。新築の場合などは、10年間の雨漏り保証がついていることがほとんどですが、心配な方はぜひ確認してみてください。

雨漏り修理・補修・工事の必要性は?

次に雨漏りが発生した場合、その修理・補修・工事などがなぜ大切なのか、その必要性を紹介していきましょう。例えば知らない間についてしまった天井のシミなどには雨漏りをしている危険性があり、メンテナンスが必要となります。しかし、家電の故障や設備の不具合などと違って、そういったシミはあまり危険性を感じることが少なく、修理や補修も先延ばしする家庭も多いものです。

そういった雨漏りを放っておくことで、住宅の天敵であるシロアリやカビ、ダニなどの発生を誘引してしまうことがあります。雨漏りを放っておくと天井などに水がたまった状態になり、自然と湿度が高くなってカビが発生しやすくなるものです。そうなるとカビを食料とするダニが発生しやすくなるほか、高い湿度を好むシロアリの繁殖を助けてしまうのです。そういったことがないように、「雨漏りかな?」と思ったときにはすぐ業者の方にメンテナンスを依頼するようにしましょう。

雨漏りを見つけたときにしておきたい応急処置

梅雨の時期などは業者も忙しくなり、修理・補修・工事に時間がかかることがあります。ここからはそういったときに自分でできる応急処置について紹介していきます。

1.ブルーシートなどで雨漏り部分を覆う

家の中に雨漏りを発見した場合、すぐに業者の方に依頼し工事してもらえればよいですが、そうもいかない時もあります。そういったときは、ホームセンターなどで販売している市販のブルーシートなどで雨漏りしている部位を覆うことで、それ以上の浸食を防ぐことができます。また、屋根裏部分に登れるのであれば、該当の屋根裏部分にもブルーシートを敷いておきましょう。

2.受け皿を置く

シートでは被えない、高い天井部分から雨漏りしているときには、垂れてくる水による床の浸食を防ぐために受け皿を置いておくと良いです。その際には水があふれないように随時受け皿を変えるなどの注意も必要となってきます。

雨漏り修理・補修・工事にかかる価格相場とは?

どんなに応急処置を自身でしたとしても、根本的な処置にはならないため、性急に業者に修理や補修をしてもらう必要があります。雨漏り修理・補修・工事にかかる費用は20万円前後が相場となっています。

しかし、これはあくまで屋根などの雨漏りしている部分を修理・補修工事する際にかかる価格相場であり、雨漏り対策としてコーティングなどを希望する場合には、さらに費用は高額となります。雨漏り対策の工事としては、屋根材や外壁の塗装、外壁サイディングの取り換えなどがありますが、それぞれの費用は100万円を超えることもあります。
 

関連記事:雨漏り修理の費用はどのくらい?対処方法との業者のおすすめの選び方

まとめ

雨漏り修理・補修・工事としては、該当の雨漏りしている部位のみを修理したり、補修することがほとんどであるため、対象が小さかったり、あまりひどい雨漏りでなかったりする場合は、数万円で工事が済む場合があります。しかし、放っておけば大きなダメージの原因ともなりえますので、雨漏りかもしれないと思ったときは、まずは業者の方に連絡してメンテナンスを依頼しましょう。ぜひ参考にしてみてください。

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執筆者プロフィール
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

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