瓦修理で雨漏り対策を万全に|修理が必要な事例と費用目安

瓦修理で雨漏り対策を万全に|修理が必要な事例と費用目安

瓦の損傷を放置しておくと雨漏りや建物の劣化などを引き起こしてしまうため、早めの対策が必要となります。今回は、雨漏りを対策するために必要な瓦の補修について事例を交えて解説しています。色々とまとめてみました。修理が必要となる瓦の状態や修理の費用目安など、役立つことをお伝えしていきますので、是非参考にしてみて下さい。この記事で詳細を説明していきますが、まずはこの記事で紹介している内容の結論を簡単に記載します。

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POINT この記事のポイント

・瓦に「割れ、ズレ、曲がり」がある場合は修理が必要である
・瓦の損傷は経年劣化だけでなく、地震や大雪、台風などの天災の影響によるものも大きい
・瓦修理の費用相場は、瓦1枚交換工事の場合1万円~3万円程度、全体の瓦修理工事の場合30万円~100万円程度

瓦とは

瓦瓦(※画像はイメージです)

昔から屋根の建築材として使われており、耐久性に優れている素材です。四角形の板を湾曲させた形で、多くの種類があります。本来、瓦と言えば粘土でできたものを指しましたが、最近では金属、セメント、スレート、ガラスなど様々な材料のものが存在します。耐久性、断熱性、遮音性に優れますが、一方で重量があるため耐震性に欠けるという面もあります。

瓦の割れ、ズレ、曲がりには注意

基本的には丈夫な瓦屋根ですが、修理が必要な局面も存在します。それは瓦の「割れ、ズレ、曲がり」です。これらがある場合は早めに修理しましょう。

瓦の割れ

瓦の割れ瓦の割れ(※画像はイメージです)

瓦が割れていると割れた隙間から水が浸透して、屋根に悪影響を与えてしまいます。また割れたかけらは放置しておくと、台風などの強風で吹き飛ぶ可能性もあるので危険です。早めに対処するのが良いでしょう。防水テープや金属板で裏打ちをしてパテなどで、自分で修理することもできます。

瓦のズレ

瓦のズレ瓦のズレ(※画像はイメージです)

瓦がずれてしまった場合もそこから水が浸透していってしまいます。このような瓦のズレは発見しにくいので10年に一度くらいは専門業者にチェックしてもらうことをお勧めします。ずれてしまった場合は下地の状態を確認し、劣化が激しければ防水処理などを施したのち、元の位置に戻します。

瓦の曲がり

瓦の曲がり瓦の曲がり(※画像はイメージです)

瓦が数枚ずれるだけではなく、全体的に大きく曲がってしまうこともあります。大きく曲がってしまうと、排水などの機能が正常に働かなくなってしまうので早めの対策が必要です。この場合は、瓦を一度外してから施工し直すことになります。

台風、地震などの後は要注意

瓦の損傷は、経年劣化が原因の場合もありますが、地震や大雪、台風などの天災の影響によるものも大きいです。地震や台風の後に、瓦の破片が落ちていたり、どうも屋根が雨漏りするというような事があれば、専門業者に屋根をチェックしてもらいましょう。早めに対処をしておくことで、屋根の劣化や後に大規模な修理になることを防ぐことができます。

瓦の損傷を放置すると…

雨漏りした家の状態雨漏りした家の状態(※画像はイメージです)

瓦の損傷を放置すると、通常の状態よりも排水機能が衰えます。すると屋根の下地に水が浸透していき、最終的には雨漏りの状態になってしまいます。雨の度に雨漏りの心配をするのは大変ですよね。

関連記事:雨漏り修理の費用はどのくらい?対処方法との業者のおすすめの選び方

さらに家にとっては水分は大敵です。放置しておくと、水分の浸透している箇所から段々と腐り始め、家の構造部分をダメにしてしまいます。最悪の場合は屋根の一部が倒壊する可能性もあります。

このように瓦の損傷を放置していて良いことはありませんので、早めに対策することが大切です。

☆屋根の下地が痛むと工事費用も高額に…
水が浸水して屋根の下地が傷んでしまうと、修理費用もそれだけ掛かってきてしまいます。ある施工会社では下地の修理には下記の費用が目安としてかかってきます。
・既存野地板下地撤去 1,500円/㎡
・野地板下地工事(増し張り下地工事) 2,200円/㎡

瓦の修理は業者に頼みましょう

瓦が数枚割れただけ、などの軽度な損傷なら良いですが、大きな損傷の修理は業者に頼んだ方が良いでしょう。屋根での長時間の作業は危険ですし、応急処置では水漏れが完全に防ぎきれていない場合もありえます。しばらくの間は応急処置で過ごすとしても、将来的には修理を視野に入れて業者に点検してもらうと良いでしょう。

修理を検討する際には一つの会社の見積もりだけではなく、複数の会社から見積もりを取っていくことをお勧めします。家仲間コムでは複数の業者から見積もりを簡単にとることができますので、是非試してみて下さい。

瓦修理の費用目安

瓦の修理にはどれくらいの費用がかかるのかは気になるところです。まずは部分的な補修なのか、全体的な補修なのかによって費用は大きく分かれます。

瓦1枚交換工事    約1万円~3万円
全体の瓦修理工事 約30万円~100万円

具体的な瓦の割れ、ズレ、曲がりの費用目安

瓦の割れ、ズレ、曲がりの費用分布

具体的に見ていくと瓦の割れ、ずれ、曲がりの場合の試算は以下のようになります。
※瓦の曲がりは瓦を全体的に置き直していくことを想定した費用です。

瓦の割れ(5枚程度) 5万円~15万円
瓦のずれ 30万円~100万円
瓦の曲がり 150万円~400万円

また下地補修が必要か、屋根の面積や使用している瓦によっても費用は異なってきます。費用を調べていて感じましたが、屋根瓦の修理費用はピンからキリまであります。費用も安いものではないので本当に必要な工事なのかを見極めてから取り掛かることをお勧めします。

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利用会員数260,000人、登録リフォーム会社数1,400社を超える日本最大級のリフォームマッチングサイト「家仲間コム」を運営するリフォーム専門家集団の編集部が、一般的なリフォームの情報を纏めた簡易的な記事ではなく、実際の見積情報や価格相場に基づいた読者に役立つ、価値ある情報をお届けしています。

執筆者プロフィール
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

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