古民家改修工事
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お客さまのご要望
古民家ですが、傷みが目立ってきたので修理したいとのことでした。
施工前
古民家の2階ですが、天井は木の板張りで断熱材がなく夏はとても暑いとのことです。
また床は畳でしたが、下地が少なく下地板がフワフワして抜けそうでしたので補修することとなりました。
施工中
天井を剥がして下地を組直し、クロスが貼れるようにボード仕上げとします。
他に、継ぎ手の確認や、雨漏れ、害虫の調査もしましたが特に不具合はありませんでした。
太い松材の梁が使ってあり、骨組みは重厚な造りです。
こういうお家は大切にしていきたいものです。
床も下地材が少なく、畳で持っているような感じでしたので下地を細かく入れ直してフローリング貼仕上げとするためベニヤ下地も貼ります。
天井に断熱材を入れて下地を組み、ボードを貼って下地は完成です。
施工後
床はフローリング貼としました。
天井は珪藻土クロスを貼って完成です。
壁はボロボロと剥がれる繊維壁でしたので、下地を塗って珪藻土を塗りました。
古民家などの場合、漆喰や土壁になっている場合が多く、ベニヤとクロスを貼ってしまうと家が呼吸できなくなってしまうので、出来るだけ自然素材を使うことが好ましいとされます。
コテの跡が残るので風合いが出ていいものです。
珪藻土には湿度が高いと吸湿して、湿度が低いと放湿する特性があるので、実は日本の家には持ってこいなのです。
施工データ
場所 | 愛知県 あま市 |
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施工箇所 | 2階居室 |
施工期間 | 10日 |
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