ハンガーパイプを設置するには|工事の種類と取り付け価格相場

ハンガーパイプを設置するには|工事の種類と取り付け価格相場

上手に収納するための便利なグッズの一つとしてハンガーパイプがあります。ハンガーパイプは、多くのクローゼットに付属していますが、洋服をつるしたりするのに便利な代物です。この記事で詳細を説明していきますが、まずはこの記事で紹介している内容の結論を簡単に記載します。

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POINT この記事のポイント

ハンガーパイプの取り付けは、道具さえ揃えれば自分でも施工できるが不安な場合は、業者に依頼するのがおすすめ
・ハンガーパイプの取り付け時の注意点は、「下地材」と「ハンガーパイプ本体・付属品」をしっかり確認すること
・ハンガーパイプの取り付け・設置費用は大体1万~4万円ほど

いろいろなハンガーパイプをご紹介!



出典:パイプハンガー 1連 耐荷重140kg CW3001-T5 全3色【プラザセレクト】|アイリスオーヤマ
商品価格:6,130円

まずは、数あるハンガーパイプの中で、いくつか実際の商品をご紹介していきたいと思います。ハンガーパイプはその素材や大きさ、長さによってそれぞれ異なるため、いろいろな商品が販売されているのです。具体的は商品の一例は以下のようになります。



出典:ハンガーパイプセット|NANKAI PLY WOOD



出典:ステンレスパイプ(ハンガーパイプ)|株式会社中尾製作所

このように、ハンガーパイプはクローゼットの中に設置するものだけでなく、ドアの上やコーナー部分へも設置することができます。この際、もともとある壁やドア自体の耐荷重によって、本体の強度も変わってきますので、注意するようにしてください。

監修者コメント
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パイプの高さを上手に設定しよう

洋服はハンガーパイプに吊るしておけばせばシワを防げますし、探す・しまう・使うのもサッとできて、効率の良い収納がつくれますね。ハンガーパイプを上手に使うコツは、高さの設定にあります。洋服の丈を分けてパイプを2段にしたり、高めの位置に設定すれば低い位置には引出しを置けたりと、収納空間を立体的に活用することができます。ぜひご自身のちょうどいい高さを測って、使いやすいパイプハンガーを設置してくださいね。

監修者:高橋 みちる(一級建築士)

ハンガーパイプ取り付け・設置は自分でもできる?その取り付け方法とは

ハンガーパイプ取り付けを取り付け・設置するときの注意点

ハンガーパイプの取り付け自体は、道具さえそろえればご自身でも施工可能な工事となります。商品によっても取り付け方は異なりますが、ほとんどは留め具を設置するものとなっています。まず取り付けたい場所のサイズを測り、市販のハンガーパイプの大きさを調整し、留め具を取り付けてパイプを通せば簡単に設置できるハンガーパイプが多いです。

しかし、ご自身でハンガーパイプを取り付け・設置する場合は十分な注意も必要となります。続けて注意点を見ていきましょう。

注意点1.下地材をしっかりと確認しよう!

ハンガーパイプは、先ほどもご紹介した通り設置する場所の耐荷重によって強度が変動していきます。壁に設置する場合も、天井に設置する場合もそれぞれ下地がしっかりしていないと重さに耐えきれずに落ちてしまったり壁が損傷してしまうこともあるので、注意が必要となるのです。

しかし素人目では下地の状態はうまく確認できないことがほとんどです。したがって、不安な方はぜひ業者の方に依頼して、しっかりと施工してもらってみてください。

注意点2.ハンガーパイプとその付属品の材質を確認しよう!

下地材の確認が済んだらいよいよハンガーパイプの取り付けにかかりますよね。しかしそのハンガーパイプ自体も、実は材質によって強度が異なるので注意が必要なのです。ハンガーパイプで一番お勧めな材質はステンレスパイプです。こちらは、強度も優れているほか、さびが出にくいことでも知られています。また、腐食にも強いので、長年使用できるハンガーパイプでもあるのです。

また、ハンガーパイプの大きさにも注意が必要です。ハンガーパイプがあまり細いものだと耐荷重が弱くなってしまうので、直径30mm以上のものがお勧めとなります。また、長さも大切で、1m~2mくらいの長めなハンガーパイプを設置する場合には、両端の留め具だけでは強度が弱く、重さに耐えきれずに落ちてしまうことも考えられます。したがって、ある程度長さのあるハンガーパイプを設置したい場合には、強度を保つために中間に固定用の金具を設置することをお勧めします。

ハンガーパイプ取り付け・設置を業者の方に依頼した場合の工事例

ハンガーパイプ取り付け・設置はご自身でも施工可能なリフォームでもありますが、もちろん業者の方に依頼することもできます。業者の方に施工してもらうことで、下地材の補強も併せてしてもらえますし、仕上がりもきれいになりますので、心配な方はぜひ業者の方に依頼してまずは見積もりを出してもらってみてください。

また、業者の方にハンガーパイプ取り付け・設置を依頼することで、応用の効いた工事もしてもらえます。例えば狭いスペースでも活用できる可動式のハンガーパイプの設置や、押入れからクローゼットへのリフォームの際の、中段の撤去なども併せて施工してもらえるので、要望にあった工事が可能なのです。

ハンガーパイプ取り付け・設置にかかる費用の価格相場とは?

それでは最後に、ハンガーパイプ取り付け・設置にかかる費用の価格相場についてご紹介していきましょう。ハンガーパイプ取り付け・設置は、その設置場所や下地の補強の有無などによっても費用は変動していきますが、大体1万~4万円が費用の価格相場となっています。

一方で、押入れの中段を外したうえでのハンガーパイプ取り付け・設置は、費用が高額になりやすく、5万円以上かかることもあります。その際は人件費や処分費なども発生しますので、ぜひまずは業者の方に問い合わせてみてください。

まとめ

ハンガーパイプを取り付け・設置することで、それまで以上に収納が上手になりますし、取り出しも楽になるかと思います。背丈が長いコートなどもうまく収納できるようになりますので、ぜひ検討してみてください。

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収納計画を見直してみては?

パイプハンガーを設置するだけなら、ハンガーラックを簡易に置いてもいいですし、軽いものなら突っ張り棒という手段もありますね。しかし長く使うなら、しっかりと壁に固定し、高さもジャストサイズに設置したいですね。またパイプだけでなく、棚板や引出しなども組み合わせれば、洋服だけでなく小物類なども使い勝手良く収納することができます。この機会にぜひ、収納全体を見直されてみてはいかがでしょうか。

監修者:高橋 みちる(一級建築士)

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監修者プロフィール
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一級建築士

高橋 みちる (たかはし みちる)

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アールイーデザイン一級建築士事務所代表。

住宅業界で新築・リフォームの営業・設計・現場監理などを経験。
これまで3000件以上の現場を見ながら、「永く、快適に住み続けるためにはどうしたらいいのか?」を常に探求し続け、リフォーム提案を行っている。
また、現在は執筆活動や企業向けの社員研修、一般向けの講演会なども全国各地にて実施。

著書「やらなければいけない一戸建てリフォーム」(自由国民社、2020年7月発売)

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noteにてリフォームに関するお役立ち情報を発信中!
高橋みちる|リフォームコンサルタント|note

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家仲間コム編集部

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利用会員数260,000人、登録リフォーム会社数1,400社を超える日本最大級のリフォームマッチングサイト「家仲間コム」を運営するリフォーム専門家集団の編集部が、一般的なリフォームの情報を纏めた簡易的な記事ではなく、実際の見積情報や価格相場に基づいた読者に役立つ、価値ある情報をお届けしています。

執筆者プロフィール
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

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